童門冬二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
平易な文章ですんなり入ってくるので大変読みやすい。
童門先生の情緒とユーモアたっぷりの文体がお茶目でかわいいです。
そして、本書の主人公・伊藤博文は、万年発情スケベ猿(笑)史実の『女好き』に輪をかけた、発情っぷりw
なにも、ここまでブサイクに書かなくてもいいじゃん・・と思ったけど、果敢にも英国に密留学したりアーネスト・サトウと対等に駆け引きをしたりする様なんかは、ちゃんとカッコよく書かれていたので安心しました。
それにしても本書における桂小五郎さん(木戸孝允さん)は、なんとなく打算的で卑怯な要素が盛り込まれていて(童門先生。、そりゃあんまりだよ・・)、あまり好きになれないねwでも、後年の(明