高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 反オカルト論

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    読みものとして面白かった。
    スピリチュアリズムブームについて、その起源から虚構であったことがよく理解できた。
    科学的な言説に基づかない、オカルト的言説が跋扈する世の中において、科学的視点を重視する習慣をつけたい。

    少し気になったのは、聴き役の助手のキャラクターについて、主題と関係ない部分のやりとり、受け答えなどが、ステレオタイプすぎるように感じた。(ジェンダーバイアスの話などもある分、余計に)
    ただ、主題と関係ない部分であるし、私の気にしすぎなような気もする。そうだったらすみません。
    でも、感想くらいは、主観的な視点で書くのをお許しいただきたいとも思う。

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    2025年09月25日
  • 反オカルト論

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    オカルトに対して警鐘を鳴らす一冊。

    STAP細胞騒動の頃で、それについての話が多いものの、オカルトの歴史について知ることができた。

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    2025年08月02日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    ノーベル賞受賞者の人となりや逸話集。それも、碌でも無いよりのエピソード多めの。
    一面的な能力が高くあっても、それは当人の「正しさ」を示すものではない。それを忘れ権威に目をくらまされるととんでもないことになるぞという警鐘の本だろうか。
    序盤はそのノーベル賞受賞者の危うさがナチスとの関わりという部分が多く、やや飽きたが、中盤からバラエティが増えてよかった。
    ライナス・ポーリングの 「立派な年長者の話を聞く際には、注意深く敬意を抱いて、その内容を理解することが大切です。ただし、その人の言うことを『信じて』はいけません! 相手が白髪頭であろうと禿頭であろうと、あるいはノーベル賞受賞者であろうと、間違え

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    2025年07月30日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 認知バイアス

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    【目次】

     1.個人の意識と認知バイアス

    認知バイアス・アンカリング/認知バイアス/意思決定プロセス/ヒューリスティック/各章バイアス/ギャンブラーの誤謬/心理的リアクタンス/現状維持バイアス

     2.人間関係と認知バイアス

    循環論法/対人論法/お前だって論法/藁人形論法/吊り橋効果/単純接触効果/感情移入キャップ/ハロー効果・初頭効果/パーソン・ポジティビティ・バイアス/ネガティビティ・バイアス/内集団バイアス/対応バイアス/セルフ・サービング・バイアス/感情ヒューリスティック

     3.社会生活と認知バイアス

    バーナム効果/ステレオタイプ/バンドワゴン効果/グラスの誤用/システム正当

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    2025年07月27日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    もう、理性の限界…。
    こう告げられると、今にも襲われそうである。または、怒り出すのか、スーパーサイヤ人になるのか、そのいずれかだ。とにかく、茫然自失。感情的、性的、あるいは穏やかな心を持ちながらの変身において、衝動的な精神状態に変化する境目を表す言葉である。

    高橋昌一郎のこのシリーズが面白くて三部作を完読した。他に『知性の限界』『感性の限界』がある。哲学的対話形式で面白おかしく、しかし学際的に進められ知的刺激溢れる内容。

    ここで漸く、知性と理性と感性を区別して理解する重要性に気付く。これらには〝限界“つまり、統制を失ったり、能力を超越するまでのラインがあって、そこには順序がありそうだ。

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    2025年07月20日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    目的のためには手段を選ばない非人道主義、科学の発展を優先する科学優先主義、虚無主義(過度な相対主義)なところが悪魔と言われるゆえんなんやけど、死ぬ前にはカトリックの司祭と話したがり、ハンドルを握っては事故を起こし、スカートをのぞく悪癖があった。原爆は皇居への落下に反対、京都に落として日本人の戦意を徹底して削ぐべしと主張、戦後も一刻も早くソ連を破壊すべきと考えた。

    ぼくとしてはいくら頭がよくてもやっぱり先は読めないんやなぁと思うことも結構あって、それが新鮮に感じた。

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    2025年06月02日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    ネタバレ

    よく創作でフォン・ノイマンを模したキャラクターが狂人的扱いなので気になって読んでみた。全く理解できない感じの天才なのかなーと勝手に思って読んでみたけどどこが悪魔的なのか全くわからなかった。むしろ常識人寄りだと私は思ったのだが…。良識ある大人では???このタイトルと正反対なのがアピールポイントなのか???

    ・天才数学者エルデシュ~「同じベッドに1週間以上寝ることはない」と言われるエルデシュの放浪癖が始まった。~世界各国の数学者がエルデシュを迎えて自宅の部屋や宿を提供し、食事を与え、彼と共同研究する栄誉に浴した。到着すると彼は「私の頭は営業中だ!(My brain is open!)」と奇妙な英

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    2025年05月13日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    第Ⅰ部が今一つで読むのを止めるところだったが、
    Ⅱ部、Ⅲ部はよかった。
    フォルス・メモリ、注意の瞬き、注意資源などの言葉があることがわかってよかった。
    アホな正論をかざす人たちへの対抗策として使えたらいいなと思う。

    貼った付箋の数:10個以上
    払ってもいい金額:2,000円

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    2025年03月27日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    同氏による別本『感性の限界』も読んだが、同じように哲学ディベート形式の論理哲学入門書の仕立て。ウィトゲンシュタインをはじめとする哲学者たちの論を紹介しながら、人間の知的営為の基本である「言語」「予測」「思考」の限界と可能性について探求する。

    言語の限界とは。言語が示す内容が誰にとっても同じではないことや、言語理解の矛盾や限界について論じる。特に、ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」や「指示の不可測性」などの概念を取り上げ、有名な「語りうることは明らかに語りうるのであって、語りえないことについては沈黙しなければならない」という言葉を引く。私は、言語の限界についてはよくわかるが、沈黙が推奨される

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    2025年02月28日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    前半はエピソードトークに近い。後半は哲学というか信念/思想の話。経験に基づく因果な話で普通な印象だが、それがとてつもなく幅広い分野のとてつもない天才によるものなので影響力が大きい。終始、天才ぶりが凄いのだが、天才でも奇人・変人要素が少ないのも稀有な方。
    ノイマンの話はともかく、戦時/戦後の周辺の状況は興味深かった。

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    2025年02月23日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    各章がコンパクトで興味深い逸話集。それぞれが強烈な個性の持ち主であり、優れた頭脳を持つが、あまりにも桁外れなのがフツーに感じられてしまう。印象的な人達はディラックの家庭環境、ファインマンの晩年、シュレーディンガーの一夫多妻の考え方。

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    2025年02月20日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    行動経済学やメタ認知に関する書籍を読んでいるとよく分かっていない認知バイアスの用語が頻出します。なので、同分野の理解を深めるためにも一度認知バイアスを辞典的なもので総ざらいする必要があると感じたので、本書を手に取りました。

    一部間違って認識していた定義もあったため、非常に助かりました。具体例が多く面白かったです。

    また、引用した文献が明記されている点と語句検索が巻末についている点が非常に良心的だと感じました。これがない類書も多いので!

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    2025年01月28日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    著者が一人多役。哲学者になったり行動経済学者、認知科学者、進化論者、実存主義者、カント主義者や急進的フェミニスト、会社員、運動選手、大学生など多彩に顔を使い分けながら、対話式で感性の限界を探る。

    頻繁に脱線し、それを司会者に軌道修正されながら進むが、脱線した話も面白くて中断しないで欲しいくらいのクオリティ。自由意思とは何か、感情は如何に生成されるか、不合理性の話、ミルグラムの実験、分析的システムと自律的システム、環境決定論など、興味深い話が続く。

    とりわけ印象的だったのは、自らの子孫を残す意義についての議論。子供は「自分の遺伝子」を引き継いでくれるものという考えがあるが、引き継がれるのは「

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    2025年01月05日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    ノーベル賞という、なんともいえず魅力的な賞。天才の代名詞であり、世界の科学の発展に貢献した科学者を称える最高のステータス。小さい頃から非凡な才能を発揮する人が多い。一方、受賞者の中には、人種差別主義者やオカルトにハマる人、女たらしなど、いわゆる「ナントカと紙一重」の方も一定数いるという。受賞したという万能感がそれを加速させることもあるという指摘も。名前を聞いただけで、ああ、あの人かという天才科学者の奇行や醜聞。世の中には完璧な人はいないということがよくわかる。

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    2024年12月22日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    情報が溢れすぎている現代。
    ネットやSNSでも、過去に閲覧したものと似通ったものがプッシュされてくる。
    そんな中、思考が偏らないようにするために必要な知識だ。

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    2024年12月05日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    小さい時から天才で…というのはよくあるけれど本当にこういう人はいたのだろうかと思うくらいに飛び抜けている。(少なくとも日本人にはいないだろうなぁ)
    科学優先主義、非人道主義、虚無主義それらがノイマンを人間のフリをした悪魔と呼ぶ理由かも知れないが、今の世界を見ていると人間の方が悪魔より悪魔らしいので怖さはない。
    もう少しノイマンが長生きしていたらコンピュータがもっと早く発展したと思うけれど、今より早く地獄になっていただけとなるとどれだけ天才でも、どれだけ頭が悪くても人間は等しくただ愚かだと思った。

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    2024年11月09日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    今まで自分が知らず知らずのうちに囚われていた認知バイアスに気づかせてくれた。
    ミスを咎められたり、自分に都合の悪い部分を取り上げられたりすると、認めたくないという反発心が働く。
    (「お前だって」と相手の過去を無理矢理でっち上げ、論点をずらしつり、極端に解釈して決めつけや被害妄想が独走する。)
    それでは本質から大きく脱線した状態が続き、ただのお互いのプライドの押し付け合いになってしまう。
    今自分たちはなにについて議論しているのか、主題を見落とさないことが重要。
    認知バイアスの存在を知っておくのは、冷静で俯瞰的な視点を取り戻す近道になる。

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    2024年11月09日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    日本人が生活する上で欠かせないコンピュータですが…
    その基本構造(ノイマン型アーキテクチャ)は1945年日本を震撼させた原爆を作る際、弾道計算用に開発された。なんとも皮肉な話だが、結果として、あらゆる分野の学問が飛躍した。

    コンピュータの父、ジョン・フォン・ノイマンの人間離れした才能と錚々たるキャリアに終始驚かされた。

    甚大な被害をもたらした原爆の開発においても重要なポストについていたノイマンは科学で可能なことは徹底的に突き止めるべきだという「科学優先主義」の信念を貫いた。

    その残忍さを『人間のフリをした悪魔』と称しているが、ノイマンは原子力爆弾の爆縮設計が完成すると、自分がやってしまっ

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    2024年11月02日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    人間は自分では客観視していると思っていても、どうしても主観でしか物事を判断することができていないということがよくわかった。

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    2024年09月23日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    色々な人のバイアスが出てきて、自分も知らないうちにそのようなバイアスを抱いているということを考えると、少し怖いと感じた。

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    2024年09月20日