高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

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    .@ShoichiroT氏著。東大での講義を通してわかりやすくゲーム理論について知ることが出来、同時に東大生の振る舞いを垣間見ることが出来る。

    さすがの東大生は、頭がいいなあと思う。
    それだけに、個人の能力と全体の結果は負の相関があるんじゃないかとと思えてならない(合成の誤謬?)。

    東大生のように個人の能力でモノを言わせてきた人種においては、
    自分の能力を高く評価し、全体よりも個人を大切にするのか、
    結束・統率力が問われる問題に対して正解がわかっていても、
    出すことが困難なのかと。

    もしこれが弱点になるのなら、東大に対するコンプレックスは和らぐかな。

    ところで、大学にこういう素晴らしい

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    2010年12月30日
  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

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    良著すぎる!『理性の限界』の高橋氏が東大で講師を務めた際の記録。
    講義内容も面白いし、それに対する東大生の意見や、その意見に対する著者の感想も面白い。
    最大多数の最大幸福に対して「最大多数の最小不幸」を主張した東大生にはシビれた。
    高橋氏vs東大生!

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    2016年02月15日
  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

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    論理学者、高橋昌一郎氏が東京大学で講義を持った際に見た東大の学生の行動、性格、思考法などについて思ったことを、自身の論理学の講義で扱った内容のさわりとともに紹介する知的エッセイ。論理学というとっつきにくい臭プンプンの学問をユーモアを交え分かりやすく教える筆者と、頭脳明晰な東大生たちとの非常に知的なやりとりや、必ずしも知的でなく親しみの持てるやりとり(笑)が満載。論理学への知的好奇心を刺激される一冊。

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    2010年12月12日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    様々な点で刺激的だった。そもそもトピックとして扱われている「限界」という点が興味深い事はもちろん、いろんな学問領域のアプローチの取り方、特徴が垣間見えた。また脱線した話題もどれも刺激的。またなにより、様々な立場の人が言い合う中、司会者がなんとか話をコントロールし、最終的にひとつの着地点を見いだして行く様が、サンデル教授の授業のようで、ファシリテートの実践としても参考になった。

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    2026年06月25日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    この内容で740円とは、知の獲得手段としての書物は実に経済的なものである。アロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、ゲーデルの不完全性定理、これを三つ並べて「選択」「科学」「知識」の限界の3題話とするとは、実に面白い。

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    2018年10月14日
  • 哲学ディベート―<倫理>を<論理>する

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    【目的】:自分に役立つ情報を得る。
    ・<哲学>から出発した<倫理>を<論理>する。
    ・論理的思考法。すべてのケースを想定してみる。2つの要素の組み合わせが二者択一になるのは妥当でない。
    ・普遍的道徳主義と功利的快楽主義。
    ・文化普遍主義と文化相対主義、そして自文化中心主義。
    ・応報主義(目には目を)と人道主義(赦し)。
    ・自己決定権とパターナリズム。
    ・アリストテレスの中庸の道徳。

    #ディベートといっても勝敗を決めたり、他者の意見を攻撃したりするものではなく、また、特定の見解を押し付けるような内容ではないところが、個人的に好きだ。
    #命の授業、犬食、代理出産、死刑、売春、安楽死など、実際の事

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    2009年10月07日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    哲学の解説書というより、サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」のような科学ノンフィクションのような感覚で読める。人間の理性の限界や、神が存在するか否かといった話にまで及ぶスケールの大きい本。

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    2009年10月04日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    いかなる命題も己の無矛盾を証明できない<不完全性定理>
    例:「私は嘘つきだ」
    これが真であれば正直者であり、論理は矛盾する。偽であっても「嘘つきではない」と、やはり正直者となってしまうので論理的に矛盾する。
    という論理の限界を突き付けた数学者、ゲーデルの生涯。
    例題がスッとわかる人には面白い世界。

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    2009年10月04日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    限界シリーズ2冊目。
    ウィトゲンシュタイン、ポパー、ファイヤーベント、カントにパスカル。様々な哲学者の考えを座談会風シンポジウムで、登場人物たちが意見をぶつけ合う。
    とにかくわかりやすくて、楽しい。しかも難解な哲学内容もなるほどと思わせてくれる。
    1冊目の「理性の限界」は、アロウ、ハイゼンベルク、ゲーデルがしっかりと中心にすえて議論されていたけれど、今回は不可測性、不確実性、不可知性をテーマにいろいろな話題が絡んで、その分面白く、あっという間に読み終えることができる。ただちょっと雑然とした感じで終わった気もする。
    まぁテーマが限界に挑んでるわけだから話を収束させること自体できないのだけど。

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    2026年08月12日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    アロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、ゲーデルの不完全性定理を題材に対話形式で、理性の限界を表出させていく。
    とにかく読みやすく、難解なはずのこれらの定理をわかりやすく説明してくれている。
    選択における限界、科学における限界、知識における限界は、人間側にあるのではなく、そのものの中に内包されている。
    生成AIの急速な社会浸透と課題表出が感じられる昨今、限界を見極めることで、人の存在への希望を感じさせてくれる本であった。

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    2026年08月05日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    表紙の方々

    似たような顔したのがいっぱい居るので、区別がやりにくい。
    左から
    ・ハーバー、化学学者、アンモニアの合成法
     同じような体格でメガネかけたのがいっぱい居る。
     相方のボッシュと区別できない。
    ・シュレディンガー、物理学者
    ・パウリ、物理学者
    ・アインシュタイン、物理学者
     日本にも船で来た、東京でうまいと舌鼓を打ったかき揚げ屋は、今はもうない。
    ・ボーア?、物理学者
     日本に来てるけど、数分の映像が残っているだけ。時代的に仙台で牛タンは食ってないはず。
    ・エガス・モニス、政治屋、ヤブ医者、土手医者と呼ぶべきか、薮も生えない。
    ・フェルミ、物理学者

    物理屋さんが多い様子、受賞内容以外にも多々仕

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    2026年07月11日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    ノーベル賞科学者の業績だけでなく、どのような人物だったかがよくわかる。奇才を発揮する人たちは、その人物像も奇才に富んでいることがよくわかってとても興味深い。

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    2026年03月30日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    20世紀を代表する天才ジョン・フォン・ノイマン、53年の生涯で150編もの論文を発表、その中には数学・物理・情報工学・生物学・気象学・経済学・社会学などゲーム理論も含まれる。世の天才が「マンハッタン計画」に携わり広島、長崎に投下した原爆の開発者である。生まれはブタペストで裕福な家庭に生まれ、ギムナジムという高等教育学校を卒業、4時間の睡眠以外は「考える事」に費やすと言う生活でワインと美食を好んだが、運転など運動能力に欠け頻繁に事故を起こした。23歳でベルリン大学の講師、最年少29歳でプリンストン高等研究所教授になる。結婚、移住、離婚と私生活は混乱したが論文は書き続けた、とある。1932年に量子

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    2026年03月26日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    事典として家に置いておいて、普段の生活でバイアスを感じた時に振り返りたいなと思った。実体験と結びつけられると、より無駄遣いやウソの統計、情報の妄信に気をつけられると思う。
    以下、備忘録。

    ✿--------------------------------------------------✿

    ・フレーミング効果
    同じ情報、結果、内容であっても、伝え方や質問表現を変えることで受け手の判断に影響すること。
    ・利用可能ヒューリスティック
    自分がよく見てきたもの、印象に残っているもの、アクセスしやすい情報を基準にして、意思決定や判断を行うこと。
    ・グーグル効果
    インターネットの検索エンジンの利用で

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    2026年01月12日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    こちらも積読本。もっと早く読めばよかった。
    生活していて起きること、知らずにやってしまうことがなぜ起こるのかを非常にわかりやすく書かれている。
    嫌だな、と思っていたことが、こういう人間の性質から来ているのか、などが分かり面白い。また読むと思う。

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    2026年01月08日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    選挙は真に民主主義的にはなり得ないし、科学は全ての真実を導き出せず、人間理性も不完全性定理から逃れられない。「人間は常に進歩し続ける生き物で、科学の発展によりいつかはこの世の全てが解明される」という幻想が気持ちよく打ち砕かれる面白さがあった。難解な理論の話をしているのだけど、対話形式なので私でもなんとかついていけた(でも第三章「知識の限界」は頭が混乱して2回読んだ)。近年はAIがほとんど人間と同じことができるようになり「人間=機械」論も現実味を帯びてきたけど、やはり人間は機械を超える何かであって欲しいな。

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    2025年12月22日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    ・2回通読。ハッとさせられる60個ものバイアスの話を、短い時間でサクッと読める
    ・対人論法、お前だって論法、藁人形論法は日常生活でもSNSでも頻繁に出会うので、意識しておきたい。何かを考えたり作ったりする時には、心的制約と機能的固着に気をつける
    ・読書を趣味にすると、話者や著者による確証バイアスやチェリーピッキングを疑う習慣がついちゃうけど、行き過ぎると状況対人論法になりかねないから気をつける

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    2025年12月01日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    ど文系だが、大学の講義で興味を持って読んでみた。
    わかった気にはなるが、結局分かってない…そんな状態で終わる。
    論理パズルもわかるものと分からないものが混在。
    けど、内容自体は面白く、ゲーデルのひととなりがよく分かった。

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    2025年10月15日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    前作に続いて良い本だった。
    より事例が具体的で、お金や時事ニュースに関わるものが多かった。
    情報に惑わされないようになりたい人は一度読んでおくと良いと思う。

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    2025年10月10日
  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

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    東大での非常勤講師の経験から、東大生の思考例をまとめたもの。スラスラと読めて、講義の面白さが伝わってくるとともに、東大の学生思考の一部を知ることができた。

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    2025年10月09日