高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    各章がコンパクトで興味深い逸話集。それぞれが強烈な個性の持ち主であり、優れた頭脳を持つが、あまりにも桁外れなのがフツーに感じられてしまう。印象的な人達はディラックの家庭環境、ファインマンの晩年、シュレーディンガーの一夫多妻の考え方。

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    2025年02月20日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    行動経済学やメタ認知に関する書籍を読んでいるとよく分かっていない認知バイアスの用語が頻出します。なので、同分野の理解を深めるためにも一度認知バイアスを辞典的なもので総ざらいする必要があると感じたので、本書を手に取りました。

    一部間違って認識していた定義もあったため、非常に助かりました。具体例が多く面白かったです。

    また、引用した文献が明記されている点と語句検索が巻末についている点が非常に良心的だと感じました。これがない類書も多いので!

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    2025年01月28日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    著者が一人多役。哲学者になったり行動経済学者、認知科学者、進化論者、実存主義者、カント主義者や急進的フェミニスト、会社員、運動選手、大学生など多彩に顔を使い分けながら、対話式で感性の限界を探る。

    頻繁に脱線し、それを司会者に軌道修正されながら進むが、脱線した話も面白くて中断しないで欲しいくらいのクオリティ。自由意思とは何か、感情は如何に生成されるか、不合理性の話、ミルグラムの実験、分析的システムと自律的システム、環境決定論など、興味深い話が続く。

    とりわけ印象的だったのは、自らの子孫を残す意義についての議論。子供は「自分の遺伝子」を引き継いでくれるものという考えがあるが、引き継がれるのは「

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    2025年01月05日
  • 天才の光と影 ノーベル賞受賞者23人の狂気

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    ノーベル賞という、なんともいえず魅力的な賞。天才の代名詞であり、世界の科学の発展に貢献した科学者を称える最高のステータス。小さい頃から非凡な才能を発揮する人が多い。一方、受賞者の中には、人種差別主義者やオカルトにハマる人、女たらしなど、いわゆる「ナントカと紙一重」の方も一定数いるという。受賞したという万能感がそれを加速させることもあるという指摘も。名前を聞いただけで、ああ、あの人かという天才科学者の奇行や醜聞。世の中には完璧な人はいないということがよくわかる。

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    2024年12月22日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    情報が溢れすぎている現代。
    ネットやSNSでも、過去に閲覧したものと似通ったものがプッシュされてくる。
    そんな中、思考が偏らないようにするために必要な知識だ。

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    2024年12月05日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    小さい時から天才で…というのはよくあるけれど本当にこういう人はいたのだろうかと思うくらいに飛び抜けている。(少なくとも日本人にはいないだろうなぁ)
    科学優先主義、非人道主義、虚無主義それらがノイマンを人間のフリをした悪魔と呼ぶ理由かも知れないが、今の世界を見ていると人間の方が悪魔より悪魔らしいので怖さはない。
    もう少しノイマンが長生きしていたらコンピュータがもっと早く発展したと思うけれど、今より早く地獄になっていただけとなるとどれだけ天才でも、どれだけ頭が悪くても人間は等しくただ愚かだと思った。

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    2024年11月09日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    今まで自分が知らず知らずのうちに囚われていた認知バイアスに気づかせてくれた。
    ミスを咎められたり、自分に都合の悪い部分を取り上げられたりすると、認めたくないという反発心が働く。
    (「お前だって」と相手の過去を無理矢理でっち上げ、論点をずらしつり、極端に解釈して決めつけや被害妄想が独走する。)
    それでは本質から大きく脱線した状態が続き、ただのお互いのプライドの押し付け合いになってしまう。
    今自分たちはなにについて議論しているのか、主題を見落とさないことが重要。
    認知バイアスの存在を知っておくのは、冷静で俯瞰的な視点を取り戻す近道になる。

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    2024年11月09日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    日本人が生活する上で欠かせないコンピュータですが…
    その基本構造(ノイマン型アーキテクチャ)は1945年日本を震撼させた原爆を作る際、弾道計算用に開発された。なんとも皮肉な話だが、結果として、あらゆる分野の学問が飛躍した。

    コンピュータの父、ジョン・フォン・ノイマンの人間離れした才能と錚々たるキャリアに終始驚かされた。

    甚大な被害をもたらした原爆の開発においても重要なポストについていたノイマンは科学で可能なことは徹底的に突き止めるべきだという「科学優先主義」の信念を貫いた。

    その残忍さを『人間のフリをした悪魔』と称しているが、ノイマンは原子力爆弾の爆縮設計が完成すると、自分がやってしまっ

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    2024年11月02日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    人間は自分では客観視していると思っていても、どうしても主観でしか物事を判断することができていないということがよくわかった。

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    2024年09月23日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    色々な人のバイアスが出てきて、自分も知らないうちにそのようなバイアスを抱いているということを考えると、少し怖いと感じた。

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    2024年09月20日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    以前読んだバイアスについての本よりも、読みやすいと思った。それは、図やイラストで視覚的アプローチがあったこと、重要箇所にはラインが引いてあったこと、文字の大きさが小さすぎず大きすぎず。

    バイアスを知りたい、という人におすすめです。

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    2024年09月01日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    私の知らないことがたくさん書いてあったので、理解しながら読み進めるのが大変で読み終えるのに時間がかかった。多くのことを学ばせてもらった。考え方の視野が広がったと思う。

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    2024年06月06日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    人間の脳は、フォン・ノイマンの脳になる力があるし、それ以上のものになる力もある。

    脳を操作して力を引き出すことは難しいが、脳の外側に脳のようなものを作り出してきた。AI然り。量子コンピュータになると脳を上回るものになる。

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    2024年04月27日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    新書が100冊紹介されており、1冊あたり4pほどの短文で紹介されている。興味がある本はより詳しく読もうとなるし、興味がない分野も4pとまとまった内容でざっくりと知ることが出来るので面白い。

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    2024年02月29日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    自画自賛の傾向もあるが選考基準は妥当(作者の本も面白そう)で科学、歴史、政治、哲学と幅広い。作者の感想のみならず過去の体験も綴られており読みやすい。
    個人的には巻末の新書大賞に対する批判が痛快だった。

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    2024年02月10日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    論理学、認知科学、社会心理学の三つの観点から認知バイアスについて紹介する本。すぐにバイアスについて自覚するのは難しいけど、まずは知識を身につけて、世の中にはバイアスに陥っている人も多いことを知ることが重要だ。

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    2024年02月07日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    興味深い内容でしたが、内容がもりだくさんだったので再読して定着させたい。自分が正しく判断しているつもりでもバイアスに影響されていることを理解して動くようにしたい。

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    2024年01月07日
  • 実践・哲学ディベート 〈人生の選択〉を見極める

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    高橋新書ガイドから。自薦だけあって高品質。先だって読んだ論争史との関連性もあり、なおさら興味深く味わえた。今回は、テーマの紹介にとどまらず、各視点からの見解が提示され、さらにそれに対してのディベートが盛り込まれる、という凝りよう。架空の人物設定に架空の論旨展開だけど、リアリティ溢れていて、つい自分も一緒に考えたくなる結構。ここでいうディベートは、何も生み出さない”論破”を目指すものではなく、視界を広げるためのものっていうことも、読めば十分に理解される。ホント、論破ってつまらん概念だよな、と改めて。

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    2023年12月04日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    「圧巻」と言われた本書は想像以上に「厚巻」で読むのに時間がかかってしまった.
    必要以上にネタバレしないようにして本の魅力を伝えるというのは至難の業である.100冊も紹介されているので,ずいぶん幅広い分野をカバーしていることになる.これを読んで読みたくなった新書は複数冊あり,それらを全部読み終わるまでにはもっと時間がかかることであろう.

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    2023年11月23日
  • 20世紀論争史~現代思想の源泉~

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    高橋・新書ガイドから。自著のススメになる訳だけど、なるほどこれはお勧めしたくもなるわな、という出来。多方面の思想・論争が俎上に載せられていて、本書一冊を読み通しただけで、一端の思想史を語れそうに思えてくる。前に紐解いた哲学図鑑なんかと一緒に座右に置き、ふとしたときに読み返す、みたいな使い方をしたい一冊。

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    2023年11月06日