高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    割と好きな人事が読んでたので借りた。

    ディベートでいう所の、二駁の価値比較を思い出した。
    結局の所アップルトゥーアップルでしか明確には比べられなくて、異なる価値観を比較する際には、そこに選択者の思想が入るんだろうなと思う。
    というかそもそも、選択肢から1つを選ぶ際に考えるフレームによってどういう方向性の決定をするのかってある程度決まっているのかもしれないなと感じた。

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    2019年04月11日
  • 反オカルト論

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    第1章、第2章のスピリチュアリズム、オカルトの話は勉強になった。全体としてところどころ気になるところはあるけど、読み物としておもしろかった。

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    2019年01月22日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    ●個人的には、リトル・アルバート実験やアンカリング効果、ミルグラムの実験など、社会心理学的な話が面白かった。

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    2019年06月08日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    ●同じ著者の『感性の限界』が面白かったので、読んでみた。こうして哲学各論の本を読んでみて思うのは、哲学と科学というのは不可分である、ということだ。

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    2018年10月23日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    ゲーデル概論。完全性定理、不完全性定理と神の存在論的証明の概説からノイマン、アインシュタイン、ウィトゲンシュタイン、チューリングらとの人生の総括まで。
    初心者向けであり、読んでいる間はなんとなく理解した気になれるのだが、振り返ってみると自分で説明が可能だとは言い難い。
    これは勿論、新書として入門に最適な分量に収めている本書のせいではなく、自分の知識不足。
    理解したいという意欲は十分に得られるので、これを機に一から学びたい。

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    2018年10月20日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    知性や理性に関する限界性を、いろいろな立場の人間がディベートを行うという設定で追求していく。科学や哲学に詳しくない人でもある程度読みやすい内容になっていると思う。

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    2018年10月09日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    「限界」シリーズの第3弾です。今回は、会社員氏の結婚式の場でまたしてもくり広げられた登場人物たちの会話を通して、行動主義心理学や人間の認知システム、進化論による心の解明、そして人間の存在がもつ意味についての問題が扱われています。

    心理学や認知科学がテーマになっていることは当然に予想できたのですが、最後のほうではカミュの「形而上学的反抗」など、これまでとりあげられてきたテーマからは少し異色とも思えるような内容が扱われています。ただそのせいで、ほかの二冊に比べると少しまとまりが悪いようにも感じました。

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    2017年11月30日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    『理性の限界』(講談社現代新書)につづく「限界」シリーズ第2弾です。今回は、論理実証主義やウィトゲンシュタインの言語哲学、ポパーやクーン、ファイヤアーベントらの科学哲学、人間原理などのテーマが扱われています。

    本書のテーマは、前巻に比べてある程度前提知識があったためかもしれませんが、前巻ほどの知的刺激は感じられませんでした。それでも、登場人物たちの会話を通じてそれぞれのテーマにおける核心的な内容が巧みに説明されており、前巻同様おもしろく読み進めることができました。

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    2017年11月30日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    『理性の限界』なんて言われると、私なんかはブチ切れてしまう手前の精神状態なんかを想像してしまいます。
    実際は、哲学の世界で「最高の理論だ!」と思われていたものがそうではない、といったことを、いろんな工夫を凝らして面白おかしく素人向けに説明してくれています。
    いろんな工夫の一つが、それぞれの世界を代表して「出演」してくれている人たちです。しかし、きっと高橋昌一郎は出演者の中では「カント主義者」が一番好きなんじゃないでしょうか。落語のくまさんみたいな感じ?

    説明内容としては、やっぱりよくわからないというか、感覚としてはそう思ってたけど証明されてもねーという感じです。しかし、パスカルの『パンセ』から「理性の最後の一歩は、理性を超える事物が無限にあるということを認めること」はなんというか腹に落ちました。

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    2017年08月10日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    「理性の限界」に続いて、同著者による「知性の限界」を読んでみる。

    「理性の限界」が、社会科学、自然科学、論理学を中心とした議論であったのに対して、こちらは、基本的には哲学の議論、でときどき複雑系、宇宙論、進化論がでてくる感じ。

    中心となる哲学者は、ウィトゲンシュタイン、ファイヤアーベントかな?

    とくると、分かる人には、なんとなく想像がつく内容かな?

    個人的には、「理性の限界」以上に、どこかで読んだ話しが多かった気がする。(ウィトゲンシュタインとか、複雑系とか、宇宙論とかをここ数年かなり読んだので。。。)

    けど、様々な立場の人による架空のディベートという形式をとっているので、多角的に理解出来る感じがして、良かったかな?

    欲を言えば。複雑系や宇宙論に関するところは、もう一ひねり欲しい気もする。

    というのは、無い物ねだりだろうな。

    扱っているテーマの幅広さ、難しさから考えれば、すでに相当のレベルのエンタテイメントを実現していると考えるべきであろう。

    哲学に興味なくても、最近の自然科学がとんでもないところにいっているか文系的に知りたい人には推薦できる。

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    2017年05月02日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    課題図書。二冊目。
    人間は全ての問題を理性的に解決し得るか。

    ハードな一冊だった。
    序章でどのような議論をしたいかをさっと見てゆき、選択の限界・科学の限界・知識の限界と、それぞれのパートに分かれていく。

    正直、読解出来たとは言えない。
    が、万能である存在などない、ということか。
    例えば合理的選択にしても、誰が不利益を被るか、どのような見方をするかによって、不合理な結果が出てくる。

    科学も、シュレーディンガーの猫のように、観察されなければ可能性の振れ幅があること。
    また、観察すると言っても、人の目には限界があって、そうした世界の推論を確定することは難しいということ。

    論理的には如何なるものも真か偽かに分けることは出来ず、クリティカルに詰めていっても破綻する矛盾、ランダムがあるということ。
    これらが副題である「不可能性・不確定性・不完全性」と結びついているのだと思う。

    ここからスマートなレビューが出来ない所が、私の浅さなのだけど(笑)
    各専門家の語る内容には、専門家故の自負と視点の固定がある。
    そこには知識への自信があって、反面、その方面に特化した知識しかないという苦しさもある。
    そういった人達の語りを読んでいると、絶対的な価値観?というのはないんだなぁ、という非常に手前の部分に気付かされる。

    専門であることは、その道を裏返されたくない思いというのがある。
    けれど、その思いが事実を隠してしまうことがある。これが、天動説と地動説のパラダイムシフトに関係してくるように、いつも思う。

    理性の限界とは具体的に何を指していたのかは分からないけれど、限界があることを弁えることで、壁を見通すことが出来るのかもしれない。

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    2017年04月21日
  • 改訂版 小林秀雄の哲学

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    小林秀雄の作品からの抜粋を通して、思索の本質に迫っていく。傾倒していた哲学者ベルグソンのスタイルとともに、論理よりも直観を重視する考え方を説明する。人生の軌跡を辿ることで人物像が浮き彫りにされるが、人間味に溢れた一面には危うさが同居している。妹の高見澤潤子が語っている'兄 小林秀雄'からの引用は、人物像に彩りを添えている。一読したい本である。

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    2017年04月08日
  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

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    サブタイトルに「「理性」をめぐる教室」とあるので、野矢茂樹の名著『無限論の教室』(講談社現代新書)のような、分かりやすい論理学の入門書を想像して手に取ったのですが、論理学の中身についてはほとんど触れられていません。東京大学で理系の学生に向けて記号論理学の授業をおこなった著者が、授業を通じて触れることになった東大生の生態について語ったエッセイというべき内容です。

    入学して1・2年目の学生たちが、与えられた題材から自分で考えを進め学んでいくことに感心させられました。

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    2017年02月24日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    一つの問題に対して,いろいろな分野から,いろいろなアプローチがあるのはわかるが,どれも確かな問題解決に結びつかないのがもどかしい.それはここで扱われた問題が本質的に孕んでいるものなのかもしれない.
    このシンポジウム形式に飽きてきたのもある.
    やはり1冊目が一番刺激的だった.

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    2015年10月27日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    相変わらずの縦横無尽な知的デフォルメ劇場。
    前作よりもやや散漫な印象もあるが、要再読。

    ◯言語の限界
    科学は言語の問題に集約されるのか。

    ・ウィトゲンシュタインのパラドックス
    「規則は、それに従う行動を決定するもの」だが、有限個の観測事例から読み取れる規則は一意に定まるとは限らないので、「規則は、それに従う行動を決定できない」
    ・指示の不可測性
    「語が何を指しているのか」という問題を追究するとき、言語を用いて答え続けるしかなく、どこまで適用範囲を狭めて問題に答え続けたとしても、その言語が言語外世界の特定の対象に対応していると確定することができない。
    ・翻訳の不完全性
    「指示の不可測性」と同じく、ある現地語に関するすべてのデータが与えられたとしても、その現地語から母語への翻訳は一意には定まらない。
    ・理論の決定不全性
    観測可能なすべてのデータが与えられたとしても、そのデータと合致する理論は一意には定まらない。
    ・観察の理論負荷性
    「観察」は常に一定の「理論」を背負っている。誰もが自分の持つ「理論」を背負って「見て」いる。

    ◯予測の限界
    ・帰納法の限界
    ・反証主義
    ・複雑系とべき乗法則、大数の法則

    ◯思考の限界
    ・トリプルアルファ反応、原子結合エネルギーの微調整から想起される人間原理
    ・不可知論

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    2015年08月22日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    理性の限界の続編.各章のタイトルは言語の限界,予測の限界,思考の限界.
    前回と違って各章に核となるものがいくつもあって,議論が若干散漫.宇宙原理のことをはじめ他の本で既に知っていたことも多く,前著よりも私的なインパクトは弱かった.

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    2015年08月14日
  • 哲学ディベート―<倫理>を<論理>する

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    『理性の限界』、『知性の限界』、『感性の限界』という限界三部作を書いた高橋先生の著作。『知性の限界』の書評で好意的な中にも「もしかしたら(『理性の限界』の)出がらしかもしれない。」と書いたら「出がらしではないです」とTwitterでコメントされてしまったといういわくもあるのを思い出しながら読んだ。

    本書でも、限界三部作でも使われたディベート形式が用いられている。自身の授業でもディベート形式で進めているというが、きっとこのフォーマットがフィットするのだろう。このフォーマットには、自身の主張やスタンスを明確にせずに進められるというメリットがある。一方、それはデメリットでもある。何となれば、内容としてサンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』の劣化版のように感じることもあった。

    語られたテーマは、「鶏屠殺の授業」「韓国の犬食文化」「代理出産」「死刑」「性犯罪者の権利」「売春」「安楽死」など。こう見ると、哲学とは生命を巡る倫理の話だとわかる。生命も人権も自明のものではない、まずはそこから始めるのかどうかが倫理的には大きな分岐点のように思われる。そして、そこが自明であるとすると、ディベートはちっとも面白くない。「倫理を論理する」とのことだが、果たしてその目的は果たせられたのか。倫理を論理するというためには、ディベート形式ではそこに届かないのではないだろうか。

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    2015年03月07日
  • ノイマン・ゲーデル・チューリング

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    ノイマン、ゲーゲル、チューリングという3人の天才それぞれにつき、代表論文または講演、その解説、生涯という構成。論文の部分が難しい…。

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    2019年02月04日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    最初が面白かったので、
    不完全性定理をわかりやすく説明してくれているいい本だと
    のめり込んでいったが、

    途中から完全ストップ。
    何度読んでも分からない箇所が続出。
    あとは鈍行運転で、なんとか終了。

    不完全性定理は不完全にしかわからなかった。

    数学と哲学はつながっているようだ。

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    2014年06月08日
  • 東大生の論理 ――「理性」をめぐる教室

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    ネタバレ

    感想は難しいが。

    ・論理学というものの存在を知れた。
    ・学生時代にもっと、レベルの高いヒトと触れ合う機会を作ればよかった
    ・理性的な結論はないということ。集団での最適解と、個人の最適解は違う。

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    2013年06月02日