理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

1,045円 (税込)

5pt

我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない! 世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。

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理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年01月13日

    知性を刺激する見事な傑作。
    これは本棚の一番上手前に置かれ何度も開かれることになるマスターピースになる。
    つまり一読して理解していない。

    理解していないため、書評する資格があるかは疑問であるが、本書は見事な帰結を見せる。生きることの素晴らしさ、いや感情豊かに素晴らしく生きることの大切さを教えてくれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月09日

    論理、科学、数学それぞれに存在する「不」の定理。
    その共通点を、架空のシンポジウムを通して探るなんとも不思議な味わいの一冊。

    このシンポジウム形式が実に巧妙なギミックで、本筋とは関係ないが必要な補足を対話の「脱線」という形で実現している。

    読み物として面白いし、多角的に限界をつきつけられた理性へ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年04月09日

    素晴らしい名著。知的興奮が味わえる。

    囚人のジレンマ、ゲーム理論、嘘つき村のパラドックス、相対性理論とか、そういう話が好きな人には間違いない。

    専門知識がなくても、論理学、科学、哲学を楽しめる。広く浅くな内容だけど、各分野への入門としてちょうどよい。

    各界の専門家が一堂に会して議論する…という...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    この内容で740円とは、知の獲得手段としての書物は実に経済的なものである。アロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確定性原理、ゲーデルの不完全性定理、これを三つ並べて「選択」「科学」「知識」の限界の3題話とするとは、実に面白い。

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    Posted by ブクログ 2023年07月08日

    難解な部分もあり、なんとか呼んだが、内容は面白かった。論理学、量子力学の観点での限界をわかりやすく説明してくれた。論理学とか読んでいるときは、ライアーゲームとかは論理学が使われてるのかなと思った。

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    Posted by ブクログ 2022年07月17日

    「物事に絶対はない」ことを、議論形式で論理的に導いていく本。哲学に詳しくない一般人も巻き込んで議論が行われるため、難しい話題が出ても楽しんで読めた。

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    Posted by ブクログ 2022年03月23日

    途中で読むのをやめてしまい、ようやく読み終わった。
    少し難しいところもあったけれど、シンポジウム形式の内容なので難しいと思ってもシンポジウムに参加している会社員や運動選手、大学生が突っ込んで聞いてくれる。
    読み終わるまで時間がかかってしまったけれど、人に勧めたい新書の一つです。
    スマリヤン教授の抜き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月18日

    読みやすさ★★★
    学べる★★★★★
    紹介したい★★★★
    一気読み★★
    読み返したい★★★★★

    知性の塊。どのページを開いても面白い。が、難しい。
    各専門家や非専門家による対話形式で、分かりやすく構成されているのにも関わらず、1日数ページしか進まない。科学や数学のパラドックスが好きな人にはたまらない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月05日

    意思決定にまつわる様々な論理を網羅的に知ることができる一冊。具体例もわかりやすく難解ではない。

    以下読書メモ
    >>>

    ・パウロスの全員当選モデル
    ・独裁者の存在を認めるような投票方式でない限り戦略的操作が可能になるというものでギバード・サタースウェイトの定理と呼ばれています。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月18日

    いろんな登場人物が出てきてあーだこーだ言ってて楽しいです。ゲーデルの不完全性定理のところは、半分も理解できなかった。正しいと分かっていながら証明できないものがあるっていうのが不完全性定理だそうで、そういう捉えきれないものがあるのはもどかしいというか、なんか恐ろしいというか、そんな気持ちになったけど、...続きを読む

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