高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    今まで自分が知らず知らずのうちに囚われていた認知バイアスに気づかせてくれた。
    ミスを咎められたり、自分に都合の悪い部分を取り上げられたりすると、認めたくないという反発心が働く。
    (「お前だって」と相手の過去を無理矢理でっち上げ、論点をずらしつり、極端に解釈して決めつけや被害妄想が独走する。)
    それでは本質から大きく脱線した状態が続き、ただのお互いのプライドの押し付け合いになってしまう。
    今自分たちはなにについて議論しているのか、主題を見落とさないことが重要。
    認知バイアスの存在を知っておくのは、冷静で俯瞰的な視点を取り戻す近道になる。

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    2024年11月09日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    日本人が生活する上で欠かせないコンピュータですが…
    その基本構造(ノイマン型アーキテクチャ)は1945年日本を震撼させた原爆を作る際、弾道計算用に開発された。なんとも皮肉な話だが、結果として、あらゆる分野の学問が飛躍した。

    コンピュータの父、ジョン・フォン・ノイマンの人間離れした才能と錚々たるキャリアに終始驚かされた。

    甚大な被害をもたらした原爆の開発においても重要なポストについていたノイマンは科学で可能なことは徹底的に突き止めるべきだという「科学優先主義」の信念を貫いた。

    その残忍さを『人間のフリをした悪魔』と称しているが、ノイマンは原子力爆弾の爆縮設計が完成すると、自分がやってしまったことの恐ろしさに恐れ慄く様子も読み取れる。

    そんなノイマンのお茶目な一面が垣間見れる小話も面白かった。

     プロポーズの言葉「君も僕もワインが好きだ。さて、結婚しようか」

     無謀な運転を繰り返し、彼が何度も事故を繰り返した交差点は「フォン・ノイマン・コーナー」と言われた。

    などなど…

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    2024年11月02日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    人間は自分では客観視していると思っていても、どうしても主観でしか物事を判断することができていないということがよくわかった。

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    2024年09月23日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    色々な人のバイアスが出てきて、自分も知らないうちにそのようなバイアスを抱いているということを考えると、少し怖いと感じた。

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    2024年09月20日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    以前読んだバイアスについての本よりも、読みやすいと思った。それは、図やイラストで視覚的アプローチがあったこと、重要箇所にはラインが引いてあったこと、文字の大きさが小さすぎず大きすぎず。

    バイアスを知りたい、という人におすすめです。

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    2024年09月01日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    私の知らないことがたくさん書いてあったので、理解しながら読み進めるのが大変で読み終えるのに時間がかかった。多くのことを学ばせてもらった。考え方の視野が広がったと思う。

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    2024年06月06日
  • フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

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    人間の脳は、フォン・ノイマンの脳になる力があるし、それ以上のものになる力もある。

    脳を操作して力を引き出すことは難しいが、脳の外側に脳のようなものを作り出してきた。AI然り。量子コンピュータになると脳を上回るものになる。

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    2024年04月27日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    新書が100冊紹介されており、1冊あたり4pほどの短文で紹介されている。興味がある本はより詳しく読もうとなるし、興味がない分野も4pとまとまった内容でざっくりと知ることが出来るので面白い。

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    2024年02月29日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    自画自賛の傾向もあるが選考基準は妥当(作者の本も面白そう)で科学、歴史、政治、哲学と幅広い。作者の感想のみならず過去の体験も綴られており読みやすい。
    個人的には巻末の新書大賞に対する批判が痛快だった。

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    2024年02月10日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    論理学、認知科学、社会心理学の三つの観点から認知バイアスについて紹介する本。すぐにバイアスについて自覚するのは難しいけど、まずは知識を身につけて、世の中にはバイアスに陥っている人も多いことを知ることが重要だ。

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    2024年02月07日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    興味深い内容でしたが、内容がもりだくさんだったので再読して定着させたい。自分が正しく判断しているつもりでもバイアスに影響されていることを理解して動くようにしたい。

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    2024年01月07日
  • 実践・哲学ディベート 〈人生の選択〉を見極める

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    高橋新書ガイドから。自薦だけあって高品質。先だって読んだ論争史との関連性もあり、なおさら興味深く味わえた。今回は、テーマの紹介にとどまらず、各視点からの見解が提示され、さらにそれに対してのディベートが盛り込まれる、という凝りよう。架空の人物設定に架空の論旨展開だけど、リアリティ溢れていて、つい自分も一緒に考えたくなる結構。ここでいうディベートは、何も生み出さない”論破”を目指すものではなく、視界を広げるためのものっていうことも、読めば十分に理解される。ホント、論破ってつまらん概念だよな、と改めて。

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    2023年12月04日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    「圧巻」と言われた本書は想像以上に「厚巻」で読むのに時間がかかってしまった.
    必要以上にネタバレしないようにして本の魅力を伝えるというのは至難の業である.100冊も紹介されているので,ずいぶん幅広い分野をカバーしていることになる.これを読んで読みたくなった新書は複数冊あり,それらを全部読み終わるまでにはもっと時間がかかることであろう.

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    2023年11月23日
  • 20世紀論争史~現代思想の源泉~

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    高橋・新書ガイドから。自著のススメになる訳だけど、なるほどこれはお勧めしたくもなるわな、という出来。多方面の思想・論争が俎上に載せられていて、本書一冊を読み通しただけで、一端の思想史を語れそうに思えてくる。前に紐解いた哲学図鑑なんかと一緒に座右に置き、ふとしたときに読み返す、みたいな使い方をしたい一冊。

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    2023年11月06日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    <目次>
    略
    <内容>
    なかなか充実した内容だった。100冊中読んでいた本は、13冊(1割ちょっとだ)。もともと光文社のwebの連載を書籍化したもの。読んでいて読みたくなったのは、著者の『自己分析論』。山口誠『客室乗務員の誕生』。著者の『ファン・ノイマンの哲学』。本村凌二『独裁の世界史』。大野裕之『ディズニーとチャップリン』。高水裕一『宇宙人と出会う前に読む本』。三島輝夫『和辻哲郎 建築と風土』。尾脇秀和『お白洲から見る江戸時代』。かな?

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    2023年10月30日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典

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    とにかく色んなバイアスが書かれていて、覚えるのには一苦労しそうです。また1個1個のコラムに分量が無いので、「これ自分じゃん!!」となったものを順番に覚えていく(意識するようにする)のがベストかな、と思います。

    総じて、自分の持つ認知バイアスに気づく良いチャンスを作ってくれる本だと思います。会話の種にもなります。(ただ、〇〇バイアスって言うのがあって〜、と色んな人に話していたら少し嫌われた気するので程々にするのが良いかと思います)

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    2023年10月29日
  • 新書100冊~視野を広げる読書~

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    個人的には何だか久しぶりに感じる新書の新書。しかも、最近気になっていた著者の手になるものときたら、読まない選択肢はない。直近4年くらいの新しい著作からのチョイス、ってのも素晴らしい。モノによっては、どうしても時間の経過による色褪せが避けられない作品が多いから、新鮮さが保たれているのは大きい。ただそうなると、必然的に読みたくなる作品もどんどん見つかる訳で…。結果的に、『是非読みたい!』と『気になるかも』を合わせると、半分以上になってしまった(苦笑)。さすがに列挙する訳にいかず、適宜本書を参照することに。新書大賞には批判的な考えが綴られているけど、そういうのをかなり参考にする自分としては、ちょっと耳が痛い感じ。それもあってか、本書の100冊のうち、既読のものはほんの数冊に過ぎなかった。ピックアップ作品が面白かったら、積極的に氏の推薦図書をチェックするようにしなきゃ。

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    2023年09月28日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    認知に影響を与え、判断を狂わせるバイアス。
    本書では、行動経済学、統計学、情報学の領域別に、知られているものが解説されていく。

    自信過剰バイアスや、選択肢過剰、モンティ・ホール問題(どうしてもモンティ・パイソンを思い出してしまう)など、以前どこかで読んだものは、おさらいができてよかった。
    グラフや図が充実しているので、統計や確率の込み入った説明も理解しやすい。

    一方、グーグル効果などは、認知バイアスなの?と不思議な感じがした。

    ええと。
    ピークエンドの法則にははまらないように気をつけていうと、全体としては満足だった。
    (私にとってこの分野のアンカーとなるのかも・・・)
    これは続編だそうで、正編は論理学・認知科学・社会心理学編なのだそうだ。
    機会があったら読んでみたい。

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    2023年07月27日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    難解な部分もあり、なんとか呼んだが、内容は面白かった。論理学、量子力学の観点での限界をわかりやすく説明してくれた。論理学とか読んでいるときは、ライアーゲームとかは論理学が使われてるのかなと思った。

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    2023年07月08日
  • 情報を正しく選択するための認知バイアス事典 行動経済学・統計学・情報学 編

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    面白かった!世の中に溢れるバイアスがまとめられた本書は、バイアスの解説の中に社会問題などの例も入っていた。面白かった〜!

    p.65 「終わりよければ全てよし」や「最後の一言で台無し」と言う言い回しがあるが、実は科学的根拠があったと言うことになる。実際、コールセンターいや、顧客へのクレーム対応では、このピークエンド効果が応用されている。クレーム対応の締めくくりは、「このたびは申し訳ありませんでした」と言う社会ではなく、「お客様から私どもの至らない点をご指摘いただき、誠にありがとうございました」とクレーム相手にお礼を伝える。これは、クレーマーをアドバイザーのように思わせることによって、怒りを沈めることに役立てているのだ。

    p.208 気分が落ち込んだときに、暗いニュースを見続けてしまう行動をドゥームスクローリングと言う。この言葉は2020年の新型コロナウィルスの流行や、2022年のロシアによるウクライナ、信仰を受けて注目され、しばしば意地悪世界症候群との比較がなされる。例えば、長時間テレビを見ている人ほど、世間は冷たいと感じる意地悪世界症候群に落ちるため、警察や法律がより弱者の保護をするべきと言う考え方になる傾向があると報告されている。

    一方、ドゥームスクローリングにおいては、特定の事件や組織、人種、信条を持つ人を偏った視点で批判する記事が多く存在し、差別意識を激しく助長する危険性が指摘されている。さらに、ルームスクローリングは不安や鬱症状を悪化させ、睡眠パターンを見出し、注意力を下げ、過食を引き起こすことが報告されている。人のトラウマ処理能力を弱めることが発見されている。

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    2023年03月17日