高橋昌一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本人が生活する上で欠かせないコンピュータですが…
その基本構造(ノイマン型アーキテクチャ)は1945年日本を震撼させた原爆を作る際、弾道計算用に開発された。なんとも皮肉な話だが、結果として、あらゆる分野の学問が飛躍した。
コンピュータの父、ジョン・フォン・ノイマンの人間離れした才能と錚々たるキャリアに終始驚かされた。
甚大な被害をもたらした原爆の開発においても重要なポストについていたノイマンは科学で可能なことは徹底的に突き止めるべきだという「科学優先主義」の信念を貫いた。
その残忍さを『人間のフリをした悪魔』と称しているが、ノイマンは原子力爆弾の爆縮設計が完成すると、自分がやってしまったことの恐ろしさに恐れ慄く様子も読み取れる。
そんなノイマンのお茶目な一面が垣間見れる小話も面白かった。
プロポーズの言葉「君も僕もワインが好きだ。さて、結婚しようか」
無謀な運転を繰り返し、彼が何度も事故を繰り返した交差点は「フォン・ノイマン・コーナー」と言われた。
などなど…