高橋昌一郎のレビュー一覧

  • 反オカルト論

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    「科学者(というか、科学研究開発や科学教育を生業とするヒト)」だって、普通の人間だし、騙されることも騙すこともある、とよく言われる。では、「宗教家(昔ながらの葬儀坊主は除く)」の場合はどうか?彼らは人間性の無謬がプレステージの源泉なので、そういうふうには思われないようだ。ということは、一般には「科学的なものの見方、考え方」は、しょせん付け焼き刃で、人の精神性には影響を与えにくいと思われているということだろう。
    また、STAP細胞の事件は、現代のオカルトであるが、昔日のオカルトよりも、大規模組織の自己保全や特許保護という概念の進歩や技術開発に必要となる巨額資金とそのコントロール権という要素が増え

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    2018年10月19日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    タイトルにある「不可能性」「不確定性」「不完全性」について書かれた本。特徴として、様々な立場の人物を登場させ、それぞれの立場・思想から説明や突っ込みをしていく形式で書かれている。

    中でも民主主義の限界を示す不可能性が、今後の人生で一番役立ちそうに思える。どのような投票方式を選択するかは、自分の主張に応じて変えるべきなのだ。

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    2016年08月21日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    新書らしくわかりやすい文体で書かれているが、興味深い内容もミスリードが起きないように書かれている。
    良い本じゃないでしょうか。

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    2016年04月19日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    新書らしくわかりやすい文体で書かれているが、興味深い内容もミスリードが起きないように書かれている。
    良い本じゃないでしょうか。

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    2016年04月19日
  • 理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

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    様々な制度、理論の限界を紹介する本。「アロウの不可能性定理」ですべての人の希望を反映した決定ができないことを、「ハイゼンベルクの不確定性原理」で量子世界の予測不可能性を、「ゲーデルの不完全性定理」ですべての論理が証明できないことを、それぞれ紹介している。
    それぞれのあんちょこ本なので、もっと掘り下げる場合はちゃんと調べる必要があるとは思う。とはいえ、専門としているわけではないためこれで十分か。
    一番の収穫は名前しか知らなかった「シュレーディンガーの猫」の内容がわかったこと。「ゲーデルの不完全性定理」は非常に理解が難しかった。
    ゲーム理論の話の中で、協調を基本とし裏切られたらしっかり仕返しする「

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    2016年03月05日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    人間の本質、傾向を知る。

    ・アンカリング
    ・自律的システムと分析的システム
    ・小集団への帰属
    ・ミーム

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    2015年08月23日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    ネタバレ

    シリーズ三部作の最後をいきなり手に取ってしまいました。
    順番に行くべきなのでしょうが、興味を持ったのがこちらからだったので。

    できるだけわかりやすく、そしてトライしやすいようにシンポジウム形式で書かれているのでしょうね。
    話の種的な、知的な考察についてのいろんな引き出しを増やすための本のように感じました。
    これを読んで何かを深く理解したり納得したりというよりは、こちらを取っ掛かりにして深めていくためのきっかけ本なのでしょう。
    内容は難しいですが、すごく工夫をしてできるだけ噛み砕いてという意図で書かれたことが伝わってきます。

    「実存は本質に優先する」という言葉。初めて自分は知りましたが、ここ

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    2015年03月31日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    初ゲーデル。集合論におけるラッセルのパラドックスやチューリングマシン、神の存在証明など論理学の興味深さを思う存分味わった。前半のアナロジーは若干難しいが、メタ視点や集合論における自己言及の破綻を思い起こせば深くはなくとも理解はできる。論理学は強烈なツールであることを改めて感じた。カントとヒュームが示した演繹法と帰納法の限界についてさらに知りたくなった。

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    2014年10月26日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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    ゲーデルの複雑な議論をアナロジーとパズルを交互に用いる印象的な手法で説明している。ゲーデル以降の完全性定理のもたらしたことについての説明もあり、非常に興味深い。

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    2014年05月12日
  • 哲学ディベート―<倫理>を<論理>する

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    勝ち負けを争うソフィスト的なディベートから、知を愛するソクラテス的な哲学ディベートへ!

    そんな言葉が頭をよぎった。代理出産、死刑制度、安楽死などの「現代の〈倫理〉的問題を〈論理〉的に考える」(p.300)ことを目的とした架空のディベートから成る本書は、ともすれば感情的に語ってしまいがちな問題を理性的に考えるための一助になる。

    対話を通じて整理された論点を虚心坦懐に眺めてみると、賛成派・反対派のどちらの側にも一理あることが分かる。いわば真理が分有されているのであるから、いくら議論を尽くしたとしても、「正しい答え」が出てくることはないのだろう。

    倫理的な問題の解決は遅々として進まないのに、科

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    2014年02月28日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    限界シリーズの一環で読む.全体に言えるけど,最初は簡単な例から,後半はそれなりの例を,という構成で物語への入り込み方は秀逸.僕はちょっと登場人物がウザく感じる(笑)

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    2014年01月10日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    ネタバレ

    「認知的不協和」
    Cf. 「酸っぱいブドウ sour grape」p95

    ブランダイス大学の社会心理学者アブラハム・マズロー「自己実現理論」p115

    ファイヤアーベントは科学を「最も新しく、最も攻撃的で、最も教条的な宗教的制度」と呼んだ。p205

    カミュとサルトルの論争 p206
    Cf. 「形而上学的反抗」

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    2014年01月04日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    ネタバレ

    ゲーデルは、不完全性定理によって、論理学から全数学を導出することができないことを明らかにしましたが、さらにタルスキーは、「真理性」を対象言語内で定義できないという事実を厳密に証明しました。すなわち、「ゲーデル・タルスキーの不完全性定理」によって、ウィーン学団が理想とする普遍的言語やそれに基づく統一科学も、厳密には実現不可能であることが立証されたわけです。皮肉なことに、ウィーン学団の「論理学という武器」によって、論理実証主義の理想が破壊されたのです。p54

    【クワイン「指示の不完全性」】p81
    たとえば、英語をまったく知らない人に"table"を教えるため、その語を発音しな

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    2013年12月16日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    限界シリーズ3冊目ということで購入。

    理性の限界や知性の限界に比べて、抽象的な内容が多かったように思う。
    愛とはなにか、自由とはなにか、人間の存在とはなにか、などについて科学的な引用を交えて書いてある。

    我々人間の認知における矛盾などに関しては科学的事実として楽しめた。
    しかし、今までよりも曖昧で、本書で扱われた内容には明確な答えがないものが多かったように思う。
    それこそ人々の思想であって、事実ではない。
    そういう意味で、今までと同じ流れを期待すると少し当てがはずれるかもしれない。

    内容は充分面白いし、単一の作品としてはありだと思う。
    だが、シリーズで見ると少し異色。そんな感じ。

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    2013年11月26日
  • 知性の限界 不可測性・不確実性・不可知性

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    ☆4
    色とりどりの知的刺激が魂を揺さぶる、とても面白い本だよ!

    ウィトゲンシュタインが言う「言語的問題」にとても共感したよ。
    私たちは、考える時に道具として「言葉」を使う。すると、ある言葉の定義が人間にとって普遍的なものでない限り、言葉によって考え出された理論は人間にとって普遍的な真理となるはずはないのではないか、というのが私のかねてからの疑問だった。
    そこに明快な見解が示されており、更には自己矛盾まで含んでいるなんて!ここがこの本で一番興奮した部分かな。

    他にも、帰納法の落とし穴やバタフライ効果など興味津々な話題あり、ビッグバンから原子が創られ人間に至るまでの途方もない数の偶然に愕然とす

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    2014年11月03日
  • 哲学ディベート―<倫理>を<論理>する

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    命や善悪や真理について友達と話したことないな。
    自分と向き合うことが哲学だと思ってたけど、こんな風に誰かとディベートすることでもっと広い視野で自分が見えるようになるんじゃないかと思えた。

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    2013年06月17日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    読み始めには、なんだこの変な本??と、騒々しい会議室に放り込まれたみたいで、正直ついていけなかったが、1章目を読み終わるあたりから、だんだんと「答えても答えても反証される仮説の出し合い」に楽しみを感じるようになり、最後には夢中で読み進めていた。前作2冊も読んでみたい。

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    2013年04月29日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    時々難しいけど、討論形式なので面白い。

    話が横にそれたり、次の機会に‥
    となるところが、この手の本では珍しく思う。

    それが個性を引き立てている。

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    2013年04月07日
  • ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論

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     アナロジーを通して不完全定理を紹介してくれている。個人的には、ゲーテルの人間・反機械論のところが感動的でよかった(ギブス講演)。いや、けっして反機械論に帰結するわけではないけれど、それでもよかった。その可能性があるだけで。

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    2012年09月28日
  • 感性の限界 不合理性・不自由性・不条理性

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    ネタバレ

    意思と意志。必ずしも合理的でない、理屈でない選択をする、ヒトの思考・行動の背景を深く考えさせるガイドブックだった。
    「限界」シリーズ残りの二冊も読んでみよう。

    メモ〉
    ヒトの認知活動→ 二重課程モデル(共存する)
    ・ヒューリスティック処理システム(直感的)
    ・分析系・系統系システム(分析的)

    認知的不協和→負け惜しみ

    フレーミング効果→得をするフレームではリスクを避け、損をするフレームではリスクを冒そうとする。

    意志と意思
    ・理性的、知性的に思考する意思
    ・感性的な自発性を主体とする意志(哲学的)

    不条理から逃れる方法
    自殺、盲信、反抗

    小集団の論理
    共感や排他など感情的な結合か

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    2013年05月01日