田辺聖子のレビュー一覧
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内容紹介:大君亡きあと中の君への情念にもだえる薫の前に現れたのが、中の君の異腹の妹・浮舟であった。彼女は薫に惹かれる一方で、色好みの匂宮とも通じ、恋の板挟みに思い悩んだ末に霧ふかい宇治川に身を投げるが…。極限の愛を余すところなく描いて、圧倒的な感動をよぶ田辺版・新源氏物語、堂々の完結編「宇治十帖」下...続きを読むPosted by ブクログ
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高校入学前の宿題で読んだ。
あの頃はまったくよさがわからなかったけど
今改めて読み返すと、丁寧に人を描いているところとか、
エピソードを含蓄あるユーモアで描いているところとか
驚きがたくさんあった。
田辺聖子と、向田邦子は、生き方が似ているような気がする。
好きです。Posted by ブクログ -
百人一首を覚えねばならぬ! だけど百人一首なんて……私国文学専攻だけどごめん……全然知らないの! というわけでちょうど積読してた中にこれがあったので嬉々として崩しました。百の歌に百のエピソードあれば、百人の歌人に百のエピソード、いやそれ以上あり!とにかく面白かったです。いい教養になったなあ、と。歌を...続きを読むPosted by ブクログ
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中学の国語の問題文としてこの一部が使われており、面白かったので原本である本書を手に取る運びとなりました。
懐かしい。
田辺さんの古典案内。
情熱的で、でも柔らかな口調で語られています。女性らしい視点から語られていて、とても共感できる部分がありますね。
古典がぐっと身近に感じられたな。
当時の自分は...続きを読むPosted by ブクログ -
大好き百人一首!
というわけでこの本、何回読んだかわかりません。手持ちの本がなくなったので再読。その百人一首が描かれた背景がわかるのでとても面白い。
あー私もこの時代の貴族みたいな生活がしたい! 文化的な教養で、地位・名声が決まるなんてなんて楽しいの!
2008,januaryPosted by ブクログ -
というわけで↓の下巻。
小さいころから百人一首は大好きだけど、その頃は女性のばかり好んでいたのを覚えています。
今読むと、長からむ・・とかちょっと怖いとこがまたいい!
2008,januaryPosted by ブクログ