田辺聖子のレビュー一覧

  • ジョゼと虎と魚たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以前、映画を観たことがあった作品(日本映画、韓国映画、アニメ)。原作小説があることは知っていて、いつか読みたいと思っていたものをやっと。
    これは短編集の一つだったんだね。
    妹の恋人に浮ついてしまうとか、
    不倫とか、
    別れとか、
    障害者の恋愛とか、
    様々な女の感情のお話たち。
    理解できない感情もあったり。でも、どの話も面白かった!
    『ジョゼと虎と魚たち』は、小説や映画によってエンディングが違う。個人的には、「これが現実だよな」と思わされる日本映画のエンディングが好き。アニメと韓国映画は忘れちゃった。

    0
    2026年05月24日
  • おちくぼ姫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本版のシンデレラ。おちくぼ姫の性格があまりに善良というか他人を責めないのでちょっとイライラが(笑)もっと怒ってって(笑)ちょっと会話が軽い感じがしてしまう部分もありましたが読みやすかったですね(笑)ハッピーエンドは意外な形でこれはこれで良かったですね(笑)

    0
    2026年05月22日
  • 田辺聖子の今昔物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「人に知られね女盗賊」
    「茸刈」「平中の恋」「雨宿りで逢った少女」
    「受領と平茸」「くぐつ目代」「生霊の女」
    「猿の気ばたらき」「思慮ある武士」「初午の女」
    「女とハレモノ」「唐櫃の僧」「さらわれた姫君」
    「鉾の女」「百万長者になる法」「大力の女」
    「猫怖じの男」「美女の引き出物」「鬼とお后」
    「海からの土産物」「ほととぎすの女」
    「船をかつぐ女」「瓜と爺さん」「玉とり狐」
    「赤子を食う鬼」「捨てられた妻」「すももの宴」
    「美女ありき」「蛇髪の妻」

    読みやすくて良かった(笑)『平中の恋』など読んだことがあるのも多かったな。 本当はもっとたくさん物語があるんだよね。全部読んでみたい(笑)古語

    0
    2026年05月22日
  • 朝ごはんぬき?

    Posted by ブクログ

    作家の先生のところに住み込みで働くことになった主人公の日常生活が描かれていて、最初は少し退屈でしたが、後半段々と面白い事件が起こるようになり、楽しめました。50年近く昔の本なので、言い回しが超昭和ですが、それがまたいいです。なぜかサザエさんが思い出されました。当時はみんなそんな感じの話し方だったのか!?

    0
    2026年04月03日
  • 孤独な夜のココア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女性達はずっと変わらない、彼女達を取り巻く環境が変わっていくと解説で綿谷りささんが言っていた。
    変わる渦中のもの、変わった後を思い出すもの、変わる前のもの、はたまた彼女達自身が何か変わるものに気づくところ、どれかは自分に当てはまるし、当てはまらなそうな気もして自分の今を見つめることができた

    0
    2026年04月01日
  • 甘い関係

    Posted by ブクログ

    まだシェアハウスなんて言葉もなくて
    OLもBGと呼ばれてた時代の話

    時代は違うけど
    女と男って変わらんなってなるお話でした

    でもまあどんなことがあっても前向きに生きていけたらいいなと思えました

    0
    2026年03月30日
  • おちくぼ姫

    Posted by ブクログ

    古典を気軽に簡単に退屈せずに読めるのが嬉しい。
    大河ドラマの「光る君へ」と同じでどこか現代的な言葉だと読めてしまう。
    古典は原典を読むことも良いことだろうけど、今後も原典の愛読書を増やす入口となっている点も良い。

    0
    2026年03月23日
  • 苺をつぶしながら

    Posted by ブクログ

    離婚を経て、1人で暮らすことの幸せを感じる。のりこの人生が深みを増したように感じました。ただ、人との繋がりは求めており、そこものりこらしい人間臭さがあって良かったです。きっとこの先も彼女はたくさんのお友達(男も女も)に囲まれて幸せに暮らしていくのだと思います。

    0
    2026年01月26日
  • 私的生活

    Posted by ブクログ

    前作の終わりで、まさか剛と結婚するとは思わなかったので、よく3年間も結婚生活を続けることが出来たなと思いました。剛の独占欲強めの性格も難アリですが、のりこの恋愛体質も問題であります。が、夫婦や男女の心の機微が上手く描かれていて、考えさせられる点も多くありました。

    0
    2026年01月24日
  • 薔薇の雨

    Posted by ブクログ

    その時代の風潮、というのがあるけれど、いつの時代もその空気に馴染まない人はいたのだろう。過去の時代に想いを馳せつつ、交わすおしゃべりの粋なこと。それもこの男女の絶妙な距離感だから、おしゃべりが楽しいのもよく分かる。歳を重ねたからこそ、味わい深い短編集。

    「良妻の害について」は本当に清々しくて爽快な気分になる。田辺さんの書く女性たちはいつも、前を向いていてかっこいい。生きる時代が違っても、見習いたいメンタリティなのだ。

    0
    2026年01月22日
  • おちくぼ姫

    Posted by ブクログ

    初めて古典を面白いと思ったのが「落窪物語」でした。
    きっかけはある大学入試の過去問に「落窪物語」の一部が使われていて、その解説を読んでいるとすっかりストーリーに惹かれ、結末まで知りたくなってしまいました。
    古典では男性が好きな女性を何人も妻にすることから女性の嫉妬や悲しみが書かれることが多いですが、おちくぼ姫はたった一人の大事な女性として少将から愛情を受けます。
    ずっと昔の日本版シンデレラ、古典が苦手な人にこそおすすめです。

    0
    2026年01月19日
  • 欲しがりません勝つまでは

    Posted by ブクログ

    昭和20年6月1日、田辺聖子の写真館の実家は空襲により全焼した。母親は手近にあった聖子の鞄だけを外に放り投げた。その中に13歳から16歳まで書き綴った小説の殆どが入っていた。

    3年前の夏、私は新発見の『田辺聖子18歳の日の記録』を読んだ。20年4月1日から年末までの日記である。そこには、文学少女として才気煥発ではありながら、軍国少女として激烈な、一億玉砕を信じて疑わない18歳がいた。

    本書は、そんな日記が公になる遥か前に、当時の少女がどの様に戦中を生きたのかを、当時の田辺聖子視点で書き綴った小説である。

    私は日記の彼女しか知らなかったから、小説で再現された彼女を読んで驚いた。本名で登場し

    0
    2025年12月23日
  • 孤独な夜のココア

    Posted by ブクログ

    田辺聖子さんの書く女性やっぱり好きだなぁ、地に足ついてるというか、自分の信念に基づいて男性を可愛がってる感じがする。変に甘えたりすがったりするんじゃなくて、楽しい関係の鮮度を保つために最善の言動をしていくんだよ、賢くて恋愛上手だなぁなんて思う。彼女たちが男性に興味を失う瞬間も、あっさりしてて共感できる。男性から口説かれても、照れ隠しなのか気性なのか絶妙に可愛らしくひょいひょいかわしてる姿とか、他人から評価じゃなく自分の目と心で恋愛してる感じとか、すごく魅力的なの、文体も好き、関西弁がかっこよく、可愛く思える

    「アイツと暮らしているあいだ、苦労したとは思えなかったのだ。私は幸福だったのだ。世俗

    0
    2025年12月13日
  • おちくぼ姫

    Posted by ブクログ

    再読。
    レポートで落窪物語を書かないといけないので、ざっとした流れを掴みたくて本棚から取り出しました

    道頼も阿漕も好きすぎて…… 姫、ずっとかわいいし 帯刀も阿漕の尻に敷かれててかわいい
    姫、自分のことにはネガティブだけど、人の悪口言わないし北の方のことも許してあげるし、優しい

    0
    2025年12月12日
  • 新源氏物語(下)

    Posted by ブクログ

    日本人なら一度は触れておきたいと思う源氏物語
    田辺訳は初心者向けだとは思うけれど、それでも一通りのお話がわかって満足
    徳川美術館の源氏物語絵巻展に行くための事前勉強のつもりで読みました。

    0
    2025年11月30日
  • 孤独な夜のココア

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んだけど、表題作はなかった!けど、どれも調度良い分量で書かれていて、余韻も良かった。綿矢りさが解説!
    「春つげ鳥」「エープリルフール」「ひげなしの家」「中京区・押山路上ル」が特に好き!

    0
    2025年11月12日
  • 新源氏物語(上)

    Posted by ブクログ

    源氏物語絵巻のご開帳を前に、10数年ぶりにあらためて読み直したが、大変読みやすい。
    源氏の君も壮年になり、政治手腕を発揮できるようになり、ますます面白くなってきた。

    0
    2025年11月03日
  • 苺をつぶしながら

    Posted by ブクログ

    剛と離婚後、一人暮らしを楽しむ乃里子に共感して読んでいただけに、孤独の恐怖がうらおもてであることを突かれて、わたしも一緒に落ち込んでしまった。けれど、乃里子は前を向く。恋愛関係でない剛との関係がとても好ましくて……すべては心のありようなんだ。

    0
    2025年10月14日
  • 私的生活

    Posted by ブクログ

    結婚して三年。独身のときのようにあちこちで恋はうまれないし、昔の男と再会しても心の動きはあの頃のようにはいかない。決定的な何かがあるわけではないが、ただ日常のなかで変化していくものがある。「だましだまし」の行く末を見届けて、ああ……と項垂れてしまった。

    0
    2025年10月05日
  • ジョゼと虎と魚たち

    Posted by ブクログ

    すきだわ〜
    中学生の時に読んで25歳の今再読。まじで味わいが違う。記憶も違う。
    なんかしみじみしたなー

    0
    2025年10月03日