田辺聖子のレビュー一覧

  • 孤独な夜のココア

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    可愛らしい恋愛小説かなと思ったら、ほろ苦さのある個性豊かな12篇でした__ 人間味のある登場人物たちと恋を綺麗に描きすぎずないとこが良くて、共感できるとこがたくさんありました。

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    2024年07月31日
  • 春のめざめは紫の巻 新・私本源氏

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    源氏の君のイメージがボロボロです。
    けど、原作では源氏に泣かされっぱなしの女君たちが強い。
    小気味よいですね。
    特に女三の宮。

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    2024年07月28日
  • 言い寄る

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    今回のタイトル「言い寄る」なかなか艶めかしい印象ではないか。
    収録されている物語は田辺さんが昭和に執筆されたものだ、、
    そうバブル経済に繋がる日本の成長期、男女の恋愛はこんな風に繰り広げられていたんだな、、と懐かしいやら、新鮮だったり。
    そんなだから物語の中にはスマホなんて道具、登場する訳がない。
    気持ちを伝える、相手の本当の心を知りたい、自分はこうしたいのに、、、そんな揺れ動きや上手く行かないじれったさを描くと田辺さんの物語はピカイチだ。
    SNSを使って知りたい情報だけを都合良く入手できる時代じゃない。
    近寄りたい人(本書の場合、言い寄りたい人)との心のすれ違いや、「そうじゃないんだってば~

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    2024年07月13日
  • 言い寄る

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    ネタバレ

    昭和48年に書かれたことが嘘みたいに思える作品。周りの男の人からモテてる乃里子なのに、自分が大好きな五郎には言い寄れないもどかしさ…、想像できるし切ないなあ…。続編が2つあるみたいだから、また読んでみたい。

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    2024年07月06日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    女性のための人生の教科書
    と思えるほど、共感と学びに溢れた本だった。

    ただ私はまだまだ若造、、、
    年齢を重ねるにつれて、
    「そうだよね」って思えることが増えたらいいなと思うし、
    人生で困った時にはこの本が支えてくれるんじゃないかなと期待もしている。

    大切にしようと思う。

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    2024年07月03日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    心の凝りをほぐしてくれる一冊。
    人は何のために生きるか?
    「私は人生を楽しむために生きるのだ。」
    「お金より好きなものを持ってる人って、現代では最高のロマンチスト」

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    2024年06月04日
  • 言い寄る

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    ずーっとオンナとオトコの話ばっかりで
    あんまり好きちがうわ、と思うのに
    なぜか気持ちを持っていかれて
    ひさしぶりに本を一気読みしてしまった。

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    2024年06月01日
  • 新源氏物語(上)

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    ▼はじめちょっと入るのに苦労しましたが、だんだん面白くなりました。特に「都落ち~須磨篇」あたりから、そそりますね。中巻以降が楽しみです。

    ▼「源氏物語」体験でいうと、10代の頃だったか、二十歳前後だったかに、「潤一郎訳(多分中公文庫だった)」を読んで。途中からけっこう苦行だったけど意地で読み切った記憶が(笑)。まあでも「こういう話かなるほど」と。
     その後多分30代~40代くらいにコミック「あさきゆめみし」と丸谷才一&大岡信の「光る源氏の物語」を読んで、これは相当に楽しみました。
     で、今回、50代に田辺聖子で読んでみようか、ということです。

    ▼田辺聖子さん、多分「省略」「カット」がうまい

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    2024年05月18日
  • おちくぼ物語

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった!
    源氏より先に書かれて当時は大衆小説として見下されていたようですが。
    いっぱんの人々に愛される物語。

    おちくぼの姫の心根の美しいこと。
    継母の虐めの酷さ。
    はらはらどきどきしました。

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    2024年05月16日
  • 春情蛸の足

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    恋と食事の絡み合う短編集。
    読んでいると、出てくる食べ物が食べたくなります。どれも美味しそうで、実際にその店に足を運んでみたくなります。
    ちょっぴりほろ苦く、たまにほわっとあたたかな気持ちになれるような短編が多いです。
    きつねうどんとてっちり、たこ焼きが食べたくなりました。

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    2024年04月30日
  • 新源氏物語(中)

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    源氏は出世していくが、その世の中の無常と儚さに怯えてもいる。相変わらず女性たちを魅了し困らせているが、中年になった源氏は政治を担うだけの風格と力をつけている。
    女性に対する執着というか自分の欲求に弱いところは彼を破滅させるほどの欠点でありながら、それは同時に人がついてくる理由かもしれない。
    これまで読んできたどんな恋愛小説より面白いと思うし、栄枯盛衰の物語としても面白いと思う。

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    2024年04月30日
  • ジョゼと虎と魚たち(上)【電子特典付き】

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    私は先に実写映画の方を見ていたので、どうなるのかなー?と思っていたのですが、これはこれで好きかも。
    登場人物もなんやかんやでみんな優しい人だったりで、なかなか現実ではそうは行かんやろなと思ったけど、ハッピーエンドで終わってくれて良かった(^^)

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    2024年04月25日
  • 乙女のための  源氏物語  下

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    『乙女のための源氏物語(上)』より続く

    吉屋信子による源氏物語後半。老女、楓刀自が孫娘3人や実業家の中年女性を生徒役として、源氏物語を要約して語り聞かせる形式である。

    一時は政敵に虐げられていた源氏は政治の中枢に返り咲いた。
    須磨・明石下向の際に出会った明石の上との間には一女が生まれていた。逡巡する明石の上を京に呼び寄せ、その娘を最愛の紫の上の養女として迎え、立派な貴婦人に育て上げる。そしてゆくゆくは入内させようという心づもり。
    その傍ら、いままで関係した女性たち、特に寄る辺のない人たちを邸に住まわせ、暮らし向きの面倒を見る。この辺りは懐の深いところである。

    後半の1つの大きなストーリー

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    2024年04月22日
  • 光源氏ものがたり 下

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    #光源氏ものがたり #田辺聖子 #源氏がたり#源氏物語 #光る君へ #紫式部

    後篇になるとコチラも疲れてきてチョット飛ばしながら読みました 宇治十帖は特に人間関係が混乱していつも息切れします

    今度は後半から読もうかなー

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    2024年04月20日
  • おちくぼ姫

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    本のうらすじにも表現されている通り、王朝版(日本版とも言えそうです)シンデレラのような物語です。
    原作となっている落窪物語を分かりやすく要約されています。昔の物語だと表現などが現代と違い、分かりにくいものが多いです。しかしこの本ではロマンティック・コネ・ルートといった現在使われている言葉で表現されています。また、登場人物の会話も今と大きな差異はなく、古典は苦手だけど物語を読んでみたいと思う方には読みやすいと思います。

    内容としては、「おちくぼの君」と呼ばれ両親や姉妹に虐められていた姫と高い身分である右近の少将の恋物語です。
    読んでいると阿漕と呼ばれる侍女の活躍が目立ちます。姫の事を思って行動

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    2024年03月30日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    とにかく、お聖さんの言葉には、
    深い愛情と、説得力がある。

    長く厳しい道もあたたかな笑顔で乗り越えて
    きたような。

    八月十二日の
    「タダやさしいばかりだと、怒ることを知らない無能凡庸の
    お人好しにすぎないが、夕美子のやさしさは、いろんなことを知って
    その上で結論が出たやさしさである気がする。
    舟子は、夕美子の気持ちの思いやりに豊かな想像力と、強かな批判力を
    感じるのである。
    そういうものをいっぱい、かくし持って、それをいっぺん漉して、
    ナマぐさみを抜いてから出てきたやさしみである気がする」

    これが、お聖さんのアフォリズムの素晴らしさだ!
    と、膝をたたく思い。

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    2024年02月27日
  • 孤独な夜のココア

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    「帰りみち、私は自分のために、赤に白い斑入りのチューリップを十本ばかり買った。やっぱり気持ちがふつうでなくて、浮き立っていたからかもしれない。華やぎ、というふうなのかもしれない。」
    12編の短編を集めたこの本の中で、「エイプリルフール」という短編のこの部分が一番好き。
    会社で、陽気で皆から愛されるがおっとりしていて抜けたところのある四歳年下のキヨちゃんと付き合っている和田さん。
    男と女の付き合いで、男が払うのが当たり前なんて思っていない。お金を大切にするしっかりもので、結婚するかどうか分からなかったら、当たり前のように男に甘えるということの出来ない28歳の和田さん(女性)。だけどそんな和田さん

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    2024年02月25日
  • 田辺聖子のエッセイ 女のイイ顔

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    朗らかに、楽しく、機嫌よく
    生きていくコツ。

    ちょっとええなぁ、と思うことを
    上手に見つける方法。

    自分のことを大事にしつつ、
    周りも幸せにすること。

    そんな、人生の大切なことが
    ほんわかとした言葉で語られる。

    お聖さんの優しい声の聞こえてくるような一冊。

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    2024年02月23日
  • 言い寄る

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    昭和に書かれた作品、それでいて現代においても多くの共感を集めそうな恋愛小説。
    恋や愛というものは、今も昔も変わらない……。

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    2024年02月23日
  • 新源氏物語(上)

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    とても読みやすく、無駄のない美しい文章。
    貴族の生活が面白くて、平安時代が身近に感じられる。
    光源氏の桐壺に対する執着は、多感な青年の人格形成に大きく影響し、矛盾だらけなのに魅力的な人物を作り上げてしまう。それに翻弄される数多くの女性たちは切ないけれど幸せそうでもある。

    歌にこめる恋心がとても綺麗で、心を伝える手段として知性や感性を映す文はロマンがあるなぁと思った。
    スマホやテレビなどがない中で、季節の移り変わりや人の心の変化を鋭く捉えて言葉で思いを伝えていく、平安時代の豊かさが少し羨ましい。

    微妙な心の動きを絶妙に表現していく紫式部は天才だったのだろう。平安の貴族たちが、源氏物語に夢中に

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    2024年02月20日