田辺聖子のレビュー一覧

  • 私的生活

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    2022.08.21
    予定終了。
    結婚してないけど、色々考えさせられる気がした。
    役者になって、今の人と結婚に持って行くこともできる。けどその気になれない。違うけどちょっと通ずる所を感じた。

    今役者になって耐えたら、死ぬ時にはよかったって思える人生になる可能性もあるもんね。

    叶姉妹の真珠のネックレスのパールを一粒ずつ捨てている時と同じ状況かも。

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    2022年08月21日
  • 田辺聖子 十八歳の日の記録

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    戦中日記読み比べ5作目、最終回。高見順、大佛次郎、吉沢久子、ケストナーの日記を順番に読んだ後に、こちらを読んでください。敗戦濃厚で「死」を意識する7月、原爆投下情報と実際の報道との落差に落胆する8月初め、そしてポツダム宣言受諾の知らせをいち早く知ってしまう彼らと全く知らない18歳の田辺聖子との落差、戦後のそれぞれの想いなどを、是非汲み取って頂けたら、と思います。


    田辺聖子。昭和20年4月。田辺聖子の日記は4月1日に始まっている。作家になろうとする才気煥発女史を文字通りに表現したら彼女になるような、18歳の女子学生だった。大阪駅近くの写真館が実家であり、そこから東、河内小阪駅前の樟蔭女専の寮

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    2022年08月16日
  • ジョゼと虎と魚たち(下)【電子特典付き】

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    ジョゼさんはなかなかトゲのある女だなぁ。
    車椅子っていう設定はよくあるけど、恒夫の身にまさかあんな事が起こるとは。。
    上下完結だからギュッと話が駆け足な感じは否めないが、後半は感動的なシーンも。思いがけずホロリときてしまった。
    大阪舞台なんだけど、大阪って近くに綺麗な海あったかな。和歌山らへんまで足伸ばして潜ってるのかなーとか関西を少し知ってる身としては色々現実寄りに考えてしまった。

    絵も綺麗だしサクサク読めるし、ハッピーエンドだし登場人物の心理的描写も繊細に描かれており読んで良かった。ということで星4です。

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    2022年08月12日
  • 孤独な夜のココア

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    読んだものは旧版。昭和48年発行の新潮文庫だが、表紙も解説も違う。解説は神津カンナ(!)解説は昭和っぽい(当たり前だ)が、田辺さんとの交流も書いてあり、おもしろい。
    最初の版の発行は昭和53年。
    さすがに古いし、昔の女性の甲斐甲斐しさが痛々しくもあるが、それを補って余りある、小説の面白さ。
    女性が不遇な時代にあって、ちゃんと背筋を伸ばした主人公たち。田辺さんの若い女性たちへの温かい視線がある。

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    2022年07月21日
  • 姥ざかり(新潮文庫)

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    ネタバレ

    田辺聖子先生の書く関西人の喋りはとても柔らかい。『大阪豆ごはん』のサライネスさんが小説書いたらこんな感じかしら、という文体。この小説の主人公歌子さんみたいな老後は素敵だけど、ここまで優雅にできないなあ。

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    2022年07月20日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    毎日言葉は書かれている。
    自分には想像もつかないような言葉が多くて、定期的に読みたい。読む年齢、日にち、心の状態によって響く言葉が変わるのかな。

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    2022年07月13日
  • 孤独な夜のココア

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    昭和50年代前半生まれの私には「わー懐かし~い」な感じの恋愛観だらけで、とても面白く読めたけど、文化も文明の利器も違いすぎて、きっと今の若い子にはハマらないんだろうなぁ。私はちょうど今のものも昔のものも楽しめる年代で良かった。

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    2022年04月24日
  • 鏡をみてはいけません

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    田辺聖子さん初体験

    何で今まで読んで無かったんかなぁっと後悔。でもきっと今やから色々共感できるんやろうな、と自分でうんうんと納得したりもする。

    ご飯をちゃんと作って食べる、と言う事は丁寧に暮らすという事に繋がる気がする。
    朝ご飯に和食を好む律とそれを苦にせず作る野百合さんがとても微笑ましかった。
    早く起きて、朝ゆっくりするというのは生活を豊かにしてくれる気がする。

    難しい話が面倒くさい男。
    自分が蔑ろにされている気がして、細かなこと(実際細かいことではなく、大事なことも多い)が気になる女。
    其々の特性が上手く描かれていて、自然と野百合さんを応援してしまう。

    女は男のちょっとした一言で決

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    2022年04月03日
  • 楽老抄 3 ふわふわ玉人生

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    積読すること十年。
    いつか読みたい…と思っていたものの、
    読後の感想としては、
    なんてもったいないことをしていたか!
    という想い。

    文章について、書くことについて
    流麗にして、時にやさしい言葉遣いで
    切り口の良い視点から
    教えられる。

    情熱を、自分の感懐を大切にして
    ホントに書きたいことだけを書く。

    たくさんページを折って、
    赤線をいっぱい引いた。

    何度も読み、
    書くことのバイブルにしたい一冊。

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    2022年02月13日
  • 田辺聖子 十八歳の日の記録

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    田辺聖子の戦中日記が見つかったと発表されたのは、2021年6月のこと。遺族が田辺の家の片づけをしているときに発見された。日記は田辺が17歳になったばかりの1945年4月1日から始まり、樟蔭女子専門学校を卒業する47年3月10日までの日々を綴る。日記の一部は、その年、文藝春秋の7月号で公開された。日記中に記載された未発表短編・中編小説とともに、日記全文を書籍化したのが本書である。

    樟蔭は美しい学校だったという。だが、田辺が意気揚々と入学したその校舎で勉強できたのは1年足らず。1年生の正月明けには学徒動員が始まり、郡是(現グンゼ)の工場で飛行機の部品を作る作業に従事することになる。やがて大阪は大

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    2022年01月31日
  • 田辺聖子の古典まんだら(下)

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    蕪村の句は綺麗な情景を起こさせて好き
    人間らしい兼好も結構好き
    江戸文学は全然馴染みないからもう少し触れてみたい

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    2022年01月03日
  • アニメ映画 ジョゼと虎と魚たち

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた一冊。
    ジョゼが恒雄とやりたいことを実現していくことで成長していくのもそうだが、恒雄もジョゼがいたことで知れたことも沢山あり、互いに成長しあっている様子に感動した。
    本の中の「恒雄は見たくない現実も見せてくれた」という言葉がとても印象に残っていて、考えさせられた。個人的にはジョゼが恒雄からもらった勇気をで紙芝居を描き、それによって恒雄が背中を押されるというシーンが好きだ。ジョゼの描いた物語もとても好きだった。

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    2021年12月04日
  • 私的生活

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    読み終わるのにえらく時間がかかりましたが、田辺聖子さんの3部作の2冊目です。

    毎月1冊だけ購入するマイルールの今月の本です。

    乃里子の結婚生活が書かれています。
    いちゃついている結婚生活が特に大きな事件が起こって壊れるのでもなく、少しずつ何かがかわってきてしまう。
    その辺がとてもリアルに感じられました。

    3冊目も乃里子のその後を知りたいので、追いかけます。

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    2021年10月26日
  • 作家と犬

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    昭和の文豪や現代の人気作家による、犬をめぐる、エッセイ、詩、漫画など48編。さすがに稀代の作家たち。どれも読ませる名文ばかり。

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    2021年10月26日
  • 東海道中膝栗毛を旅しよう

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    膝栗毛の大雑把な内容を肩肘張らず、掴めればと読み始めました。文中に出てくる史跡等を都度グーグルの検索画像を確認しながら、あたかも実物を目で確認する様に読んで行くことで、東海道を自分も旅することが出来ました。次は、浮世絵で東海道を確認する旅を楽しみ、江戸の世をあたかも生きている様な風情を感じたいと思います。

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    2021年10月12日
  • 王朝懶夢譚

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    田辺聖子さんの1992年(64歳)~1994年の連載作品。
    とっても可愛らしいおはなし。

    サラサラと軽いタッチなのに、鮮やかな色彩や雅やかな香りまでリアルに感じられるのは、正に田辺マジック!!

    中学生や高校生の女の子にお勧めしたいなぁ。

    文春文庫の王朝ものシリーズ。
    『おちくぼ物語』(美内すずえさん)や『とりかえばや物語』(里中満智子さん)同様、今回の解説も漫画家の木原敏江さん(インタビュー)。
    この作品には作者あとがきがなくて残念ではあるけれど、古典愛に溢れた解説も面白かった。

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    2021年09月20日
  • おちくぼ物語

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    ネタバレ

    想像以上に面白かった。
    解説は『ガラスの仮面』の美内すずえさん。

    正にシンデレラストーリー。

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    2021年09月14日
  • 上機嫌な言葉 366日

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    こんなふうに人生と向き合えたら、幸せだろうなと思った。自分の中の女性性を大事にしたいと思った。日々、仕事や育児、家事に追われていると、何かと失われがち。時には、甘やかし甘やかされながら、潤いある人生を送りたい。

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    2021年08月09日
  • 苺をつぶしながら

    購入済み

    色褪せないですね

    久しぶりに作者の小説をシリーズで読み、時代背景などの移り変わりはあるものの、全く違和感なく楽しめました。ノリコさんの生き方、とても素敵ですよね。

    #カッコいい #切ない

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    2021年06月10日
  • 私の大阪八景

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    すぐ舞い上がったり憧れたり貶したり落ち込んだりする思春期は時代によらずって感じなんやな。敗戦の気持ちは汲みがたいものがあるけど、トコちゃんの昂奮するなアて気持ちが日本人の心になかったら、日本はこんなに起き上がらんかったかもなって思うとちょっとじいんときた。
    にしてもトコちゃんアツい子やな、いや素敵やと思います。

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    2021年04月10日