高橋源一郎のレビュー一覧

  • 還暦からの電脳事始

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    団塊世代の電脳生活奮戦記。
    還暦になってiPadを始めとするデジタルの世界に引き込まれていく様を、同世代の人にはまるで自分のことのように、赤裸々に綴っていく。
    知らないものは知らないと開き直りつつ、チャレンジしていく姿がほほえましい。
    作家としても、買った本の1割しか読んでいないといったエピソード等、ユーモラスな文体も好感が持てる。

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    2014年08月24日
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    やはり彼の国との違いは歴然。失望感が強い。セレンビリティや、オカルティックな偶然などは単に人口の差から推される確率論のためともいえるが、表現の多様と情熱にけっして届かない差がある。個人主義云々が原因とあとがきにはあるが、文化水準の瞭然とした優劣という単純な結論なのではないか。

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    2014年07月22日
  • さようなら、ギャングたち

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    自分のイメージしていた文学の表現に自由を与えられた気がする。
    中身に関しては何回か読んで吟味しないと理解できないんだろうな~と。

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    2014年06月02日
  • ジェイムス・ジョイスを読んだ猫

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    面白い人の書く与太話は間違いなく面白い、といういい例。多少冗長かつ自己満足気味なところはあるけれど。

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    2014年03月24日
  • さよならクリストファー・ロビン

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    夢を小説にしたような短編集~さよならクリストファー・ロビン。峠の我が家。星降る夜に。ダウンタウンに繰り出そう。アトム~意味があるようでない夢の世界だ。今朝も高橋源一郎さんを新聞で見たけど、どこかの大学の先生もやってるんだね。クリストファー・ロビンとは,くまのプーさんの男の子

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    2014年02月27日
  • ぼくらの文章教室

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    私は文章を書くのが苦手だから。それを少しでも克服したいと手に取った一冊だった。ただ、その想いは読み始め10分で裏切られた。
    この本は文章の実践的な書き方(構成の仕方、などなど)について説いていない。その本質について語っている。
    普通のハウツー本では飽き足らない方にオススメ。

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    2014年02月11日
  • 国民のコトバ

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    ネタバレ

    源ちゃん、若いなぁホントに(^-^;
    考えるのが仕事なのはわかるけど、って、もともとそおいうタイプの人種なんやろなぁ、この人は(笑)
    どこまで本気で書いてるのか?いや、結構本気っぽいな…書かれた方はどお思うかなんて関係ない。
    やっぱ、凄いんじゃないですか?って仕事でした。

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    2014年01月02日
  • 「悪」と戦う

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    3歳の男の子、ランちゃんの目の前に、マホちゃんが現れた。「世界を『悪』から救えるのは、あなたしかいないの」。ランちゃんは弟のキイちゃんと、世界を救えるのか?「悪」とは何かを問う問題作。

    高橋源一郎、初めて読んだ。タイトルや前評判と、まったくちがう話でびっくり。こういう、SFっぽい話を書く人なんだろうか? もっとリアルな物語を書くのかと思っていた、勝手に。

    こういう抽象的な話は苦手だ。悪って、結局なんだったのか。ミアちゃんの正体は? ハッピーエンドなの?などなど。うーん、この人の違う本を読んでみたくなった。

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    2013年11月19日
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    1つ1つのお話は短くさらっと読めます、後書きが心に残りました。現実は小説より奇なり…ほしよりこ氏のイラストがいい味です。

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    2013年11月09日
  • ぼくらの文章教室

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    著者が好きな文章たちを読者に紹介、どこがどういいかを解説してくれる。朝吹真理子さんの文章を、「わけがわからないもので一杯」な世界を文章自体に充満させた、という説は、ちょっと目から鱗だった。

    「伝わる」事に重きをおくのか、まったく違う視点で書くのか。
    作者いわく、必要なのは、(真剣に相手の)目を見ること、(落ち着いて、世界でなにが起こっているのかを)耳を澄まして聴くこと。だそう。個人的には、短い文章を書く難しさに思いを馳せる。なんとなく手に取ったけれど、面白かった。

    それにしても、著者が親切すぎるくらい親切でやさしい。

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    2013年09月26日
  • 国民のコトバ

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    おもしろかった。けど、なんとなく深い、感じはなんか嫌。げらげら笑って読むのが正解かなって思ったが、それにしては、時折はいる皮肉が気持ち悪い。

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    2013年09月25日
  • 非常時のことば 震災の後で

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    ことばについて書かれた本。
    『非常時のことば』というタイトルだけど、もうこの状況から完全に抜け出すことは叶わない気がする。
    だからこの本に書かれた話は限定されたシチュエーションの話に思えないところもある。

    「あの、頭の中が「真っ白」になって、なにもことばが考えられない時のことを、大切にするべきではないだろうか。」
    という言葉が印象的。
    でもずっと真っ白でいいと言っているわけではない。
    私は思考を止めていたな…と思う。
    何も言いたくない。
    ただ話を聞くだけ。神妙に頷きながら。
    でもそれは拒絶だったかもしれない。そう思った。

    何も言えない。
    許されない。
    そう思っていた。
    今もまだその考えがこ

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    2013年09月22日
  • 嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    前作より、今作の方が面白いと思いました。
    前作のその後の話、「戻ってくるはずがないのに戻ってきたものの話」に出てきたかたが「今年一番嘘みたいだった話」に出てきてたり。。
    人生って続いているなーwと思いました。。
    今後もぜひ続いていってほしい。

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    2013年09月18日
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    ネタバレ

    短い話が多いのですらすら読み進められました。
    でもあんまり心に響くものはなかったかな・・・。
    友人が亡くなって彼のお葬式に彼が出席してる・・・ってのが
    怖くて覚えてる。。

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    2013年09月13日
  • 「悪」と戦う

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     マイノリティは同情を得やすい。マイノリティを責めることは批判されやすい。「イジメられる方にも責任がある」と、声高に叫ぶことは憚られるが、それだってマイノリティを責める結果になってしまうからだろう。「イジメられっ子」は同情されているわけだ。

     「悪」とはなにか。本書の中には明確な答えは書かれていない。「解説」の中で中森さんも述べているが、本書で語られているのは「悪」であって、悪ではない。「そもそも」のところで、「悪」とは何なのか、答えは明確ではないのである。その答えは読者それぞれが出すことを求められている。

     考えてみると、「悪」とはマイノリティではないか。たとえば『アンパンマン』という作

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    2013年07月21日
  • ぼくらの文章教室

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    「等身大の」自分が書く文章を心がけても、「二倍になった(粉飾された)」自分を書いてしまうように、就職活動をはじめ、作文を書くとき、それが正しいことだと教わってきました。読書感想文とか。しかしながら、ありのまま、そのままの文章を書くこともまた難しいことだなと思うのでした。

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    2013年06月17日
  • さよならクリストファー・ロビン

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    ネタバレ

    私が本を開いたとき、物語の登場人物たちは息を吹き返したように動き始める。
    童話、冒険小説、漫画…無限に広がる想像の海を泳ぐ自我。
    彼らの世界は彼らのものだ。私は見守るだけ。
    でも、私が物語を読み終えパタリと本を閉じたとき、あるいは本棚の奥深くしまいこんだとき、本の中の住人たちはどうなるのだろうか。
    誰かに読まれるために生まれ落ちた彼らが必要とされなくなり、物語の楔から解き放たれたとき、そこにあるのは虚無にも似た途方もない「自由」なのかもしれない。
    戸惑いつつ歩き出す彼らの背中を私は見送る。
    「さよなら、ありがとう」

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    2013年06月03日
  • 小説の読み方、書き方、訳し方

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    予想していた以上に、高橋源一郎が「実のあること」を言っている。かなり勉強になる。
    また日本文学はかなり「進んでいる」。
    復習必。

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    2013年05月29日
  • 吉本隆明がぼくたちに遺したもの

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    吉本隆明は『言語にとって美とは何か』と『共同幻想論』を読んで、それで終わってしまった。あまり熱心な読者であったわけではない。『言語にとって~』の方はさっぱり分からなかった印象がある。
    この本は、高橋源一郎が語っているということで購入。タカハシさんが吉本隆明にそれほど心酔していたとは知らなかった。どちらかというと批判的かと思っていたのだが。

    この本は、共著で講演を文字に起こしたもの+対談をまとめた形になっているが、やはりこの点のテーマでは対談ものは避けた方がいい。自分が吉本のことをあまり知らないこともあるが、何かの意図が成功しているようにもやはり思えなかった。

    タカハシさんは吉本を語るにして

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    2013年05月20日
  • ゴーストバスターズ 冒険小説

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    こういうのこそ、高橋源一郎の真骨頂ですね!
    でももっと、登場人物の内面に迫った血肉に満ちた話が読みたいです。
    さらりとしたファンタジーな印象。

    13.04.05

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    2013年05月08日