高橋源一郎のレビュー一覧

  • さようなら、ギャングたち

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    当時の文壇という観点から見れば、新しい精鋭の一人がまた登場したといった具合か。大学紛争を境に、ジャズが学生の間では流行り、アメリカ文化なんかの影響を受け、旧来には無かった前衛的な作風の作家が多く輩出された(村上春樹や笙野頼子や島田雅彦あたりがそうだろうか)。
    高橋源一郎もその一人で、突飛した内容が酷評され、吉本隆明の鶴の一声もあり、刊行され、ポストモダンの第一人者と呼ばれるまでになった――。という前評判を聞き、未だに読んだことが無かったため、手に取った運び。強烈な一冊。

    発想がどこから来ているのか、滅茶苦茶な世界、理解出来ない構造、詩として綴られる文体。絶版になったのも仕方ないと思えてしまう

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    2016年05月17日
  • 民主主義ってなんだ?

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    ネタバレ

    安倍政権の暴走に対して若者が立ち上がった! SEALDsという学生たちの組織、運動、彼らが取り組んでいる問題の根っこにあること、民主主義というものについて、高橋源一郎とメンバーの対談形式で紹介する。

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    2016年02月21日
  • さよならクリストファー・ロビン

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    くまのプーさんにクリストファー・ロビン、アトムに天馬博士とお茶の水博士…。
    作者によって一度嚥下され、新たな物語の形を得て綴られる。
    ファンタジックで、綿菓子のような読み心地です。
    誰かとなりにいてほしいときに読む本。

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    2016年02月24日
  • ぼくたち日本の味方です

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     おじさん二人の対談集。東日本大震災が起きる前と、起きたあと。日本は何が変わって何が変わらないのか。

     この中で、原発に30年反対し続ける瀬戸内海の小島、祝島の話がよかった。

     毎日デモやっているといっても、ほとんど世間話しながら島の決まった場所を歩きつつ、たまに思い出したかのように「原発反対」と声を上げる。

     それに、飯を作ってたからとか、飯作りにとかで途中参加したり離脱したりして、それを30年間続けている。

     高齢化率が高止まりして限界集落になり、やがて人がいなくなるのが確実になっているのに、老人たちはやめない。

     そういう地域の繋がりというもの、今は日本のどこにあるだろう。

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    2015年12月23日
  • ぼくらの民主主義なんだぜ

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    2011.4.28から2015.3.26までに朝日新聞に掲載された論壇時評をまとめたもの。

    とても頭のよい方が、豊富な知識と資料をベースに、時事問題についてとりあげる論評という性格上、本書を通してという主張はないが、高橋源一郎氏の落ち着いた切り口が非常に面白い。
    また、情報量が多いので、いくつか新しく読まねばならないもの、みたいものなどもピックアップできた。
    新聞連載という文字数の制限もあるので、本書でひろったヒントを、自分で深めていく、そして自分で考えていくことが大事だと思える書籍でした。

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    2015年12月22日
  • ぼくたち日本の味方です

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    出版されて、もう一ヶ月くらいになるのに、レビューが書かれていないことが意外。

    内田樹も高橋源一郎も、それぞれ著作を読ませてもらっているので手を伸ばしてみた。
    なんというか、ちょっと世の中を振り返ってみたいなあと思うとき、何に手を出せばいいだろう?誰の言葉から始めればいいだろう?って悩みませんか。

    そういう時に、ああ、この人の言葉ならまず読んでみようかな、という安心感はあると思う。
    まあ、良くも悪くも、はあるけれど。

    そうして、結局アレは何だったんだろう?って考えるのは必要なことのように思う。
    例えば、今作では尖閣諸島の話や、3.11の話が語られているけれど、今のテレビではそのこと自身にゆ

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    2015年12月20日
  • ぼくらの民主主義なんだぜ

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    朝日新聞で連載している論壇時評の書籍化。

    ものごとを見たり考えたり読んだりするときに、いろいろな「視点」を忘れずにいたいなと思う。

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    2018年08月25日
  • 民主主義ってなんだ?

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    ファッション化やカジュアル化する政治活動・民主主義再考活動についてのは、頭では納得しながら心では受付がたいと感じてしまうのはなぜだろう。まだ自分の中の整理がつかない。

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    2015年09月23日
  • 還暦からの電脳事始

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    電脳アイテムから取り残され系のおじいさんの果敢な挑戦。iPadを購入しLINEをはじめる。音楽の視聴もCDからiPadへのダウンロードへ。せっかくの60インチのテレビもほとんど見ることなく情報はYouTubeから。小説家として致命的な原稿消失も経験されたという。トラブル&トライを重ねながら一端の電脳人間へと変わっていく様子が手に取るように伝わってくる。ほんわか微笑ましい気持ちに浸れた。

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    2015年04月13日
  • 一億三千万人のための小説教室

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    書き方そのものというより、書き始めるまでに、みたいな内容でした。
    筆者が例に出したいくつかの小説の一節だけでも、本当様々な種類があるのだなあと改めて思いました。
    さくさく読みやすかったです。

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    2015年02月22日
  • 国民のコトバ

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    考えてみると、日本人って世界一多彩な応用表現を使いこなしてるような気がする。JK言葉しかり、萌え語しかり。それに方言や古文ときたら、頭パンクしないほうがおかしい。

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    2015年01月03日
  • 還暦からの電脳事始

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    親指シフト以外は受け付けなかった還暦越えの著者が6才の息子が直ぐに使えたのを見て、果敢にもiPadを導入しそれを使って綴ったエッセイ、iPadが誰にでも使い易いことが良く分かります。ところで、海外でFAXが受信できなくてどうしようもなかったので、PDFにしたとのエピソードがあるのですが、出版業界も金融業界(ちなみに日本の銀行だけじゃなくアメックスもダメだった)と同じように未だにネット化されていないのでしょうか?

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    2014年10月26日
  • 還暦からの電脳事始

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    高橋源一郎さんのiPadコトハジメ

    1951年生まれ、還暦からの電脳事始、 のタイトル

    三才年下なのか、、、

    自分の歳のことを改めて考えてしまう、

    電脳の中心はiPadに向かうのだろうか❓

    自分が一番使っているのだが❓

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    2014年09月25日
  • 還暦からの電脳事始

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    団塊世代の電脳生活奮戦記。
    還暦になってiPadを始めとするデジタルの世界に引き込まれていく様を、同世代の人にはまるで自分のことのように、赤裸々に綴っていく。
    知らないものは知らないと開き直りつつ、チャレンジしていく姿がほほえましい。
    作家としても、買った本の1割しか読んでいないといったエピソード等、ユーモラスな文体も好感が持てる。

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    2014年08月24日
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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    やはり彼の国との違いは歴然。失望感が強い。セレンビリティや、オカルティックな偶然などは単に人口の差から推される確率論のためともいえるが、表現の多様と情熱にけっして届かない差がある。個人主義云々が原因とあとがきにはあるが、文化水準の瞭然とした優劣という単純な結論なのではないか。

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    2014年07月22日
  • さようなら、ギャングたち

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    自分のイメージしていた文学の表現に自由を与えられた気がする。
    中身に関しては何回か読んで吟味しないと理解できないんだろうな~と。

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    2014年06月02日
  • ジェイムス・ジョイスを読んだ猫

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    面白い人の書く与太話は間違いなく面白い、といういい例。多少冗長かつ自己満足気味なところはあるけれど。

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    2014年03月24日
  • さよならクリストファー・ロビン

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    夢を小説にしたような短編集~さよならクリストファー・ロビン。峠の我が家。星降る夜に。ダウンタウンに繰り出そう。アトム~意味があるようでない夢の世界だ。今朝も高橋源一郎さんを新聞で見たけど、どこかの大学の先生もやってるんだね。クリストファー・ロビンとは,くまのプーさんの男の子

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    2014年02月27日
  • ぼくらの文章教室

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    私は文章を書くのが苦手だから。それを少しでも克服したいと手に取った一冊だった。ただ、その想いは読み始め10分で裏切られた。
    この本は文章の実践的な書き方(構成の仕方、などなど)について説いていない。その本質について語っている。
    普通のハウツー本では飽き足らない方にオススメ。

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    2014年02月11日
  • 国民のコトバ

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    ネタバレ

    源ちゃん、若いなぁホントに(^-^;
    考えるのが仕事なのはわかるけど、って、もともとそおいうタイプの人種なんやろなぁ、この人は(笑)
    どこまで本気で書いてるのか?いや、結構本気っぽいな…書かれた方はどお思うかなんて関係ない。
    やっぱ、凄いんじゃないですか?って仕事でした。

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    2014年01月02日