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Posted by ブクログ 2022年05月17日
柴田元幸さんの翻訳のお仕事に触れたのは、オースターのニューヨーク三部作とミルハウザーをひとつ、といったくらいです。印象としては、「透明な触媒」としての翻訳、です。翻訳者の癖というか、翻訳者自体の声や匂い色、もっというと人となりって、どうしても翻訳された作品からかすかにではあっても感じられがちだと僕は...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
柴田元幸と高橋源一郎が小説について対談している一冊。
柴田元幸の名に惹かれてこの本を買ったワタシのような人間からすると、喋りたくて仕方がない高橋が柴田という最高の聞き手を迎えて思う存分喋っているという印象。もう少し柴田に語らせて欲しいところだ。翻訳という行為を視覚化すると「ここに壁があってそこに一人...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月19日
生活にストイックな点で、鴎外と村上春樹は似ている?
アメリカ文学は自己意識の文学だったけれど、グローバル化の進行で、日本文学とも意識の上での差がなくなった?
ごくわずかしかアメリカ文学に馴染みがないので、柴田さん、高橋さんというアメリカ文学の偉大な読み手を通してみると、また違う日本文学像が見えてくる...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月18日
対談形式なので、とても読みやすい。
小説の書き方の指南書かと思ったが、そうではなく両者が思う小説のことについて書かれている。
著名な作家、翻訳家のお二人の対談で、やはり高度な内容なんだけれども、もっと読んでいたかった。
本書で紹介されている本は、ほとんど読んだことがないものばかりだったので、興味をそ...続きを読む
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