吉本隆明がぼくたちに遺したもの

吉本隆明がぼくたちに遺したもの

1,870円 (税込)

9pt

4.2

吉本隆明――戦後思想史に屹立する彼の遺したことばと思想的営為は,ぼくたちになにを語りかけるのか.吉本隆明を敬愛してやまないふたりが,自身の受けた深甚なる影響について率直に語りあう.その思想的核心に迫る対論から,自分に発して世界の問題を考える思想的態度,その原型としての吉本思想が未来にもつ,驚くべき射程の広がりが明らかになる.

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吉本隆明がぼくたちに遺したもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よかった。今まで恥ずかしながら吉本隆明氏の著作を
    読んだことがなかったのですが。
    彼の言葉、詩、思想のかっこよさを初めて感じた
    気がします。深くまでは理解できていないのでしょうが
    かっこいいと思える言葉や思想だと思いました。
    彼の著作を今後読む機会があれば、読んでいきたいと
    思います。
    ”世界と自分

    0
    2015年02月04日

    Posted by ブクログ

    新しく刊行されたものばっかり読むんじゃなく、ここで言及されているような「古典」も読まねばと心新たにしました。

    0
    2014年04月13日

    Posted by ブクログ

     吉本隆明が亡くなった後、新聞雑誌に数多くの追悼の言葉が溢れたが、その中で最も心に響く追悼文は、朝日新聞に掲載された高橋源一郎氏のものだった(この追悼文は、冒頭に再掲されている)。また、加藤典洋氏は、吉本の思想を世界の思想の中でどう位置付けるかを考え続けているのも見ていた。この二人は、吉本の思想から

    0
    2013年06月05日

    Posted by ブクログ

    「自分はずっと、この本を待っていたのかもしれない」と思うような読書というのがある。それが錯覚や、あるいは後になって、そこまでのことじゃなかったなあ、と考え直すようなことになったとしても、その最初の感想を忘れないでおこうと思う。いましているのは、そういう読書です。

    0
    2013年05月14日

    Posted by ブクログ

    吉本隆明は『言語にとって美とは何か』と『共同幻想論』を読んで、それで終わってしまった。あまり熱心な読者であったわけではない。『言語にとって~』の方はさっぱり分からなかった印象がある。
    この本は、高橋源一郎が語っているということで購入。タカハシさんが吉本隆明にそれほど心酔していたとは知らなかった。どち

    0
    2013年05月20日

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