宗田理のレビュー一覧

  • ぼくらの最終戦争

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    卒業をまじかに控えた、いつものメンバー、相原、菊池を中心に中学校生活最後の節行式を
    どう盛り上げていくかに考えをめぐらす。

    やられっぱなしの教師も警戒の色を濃くする中・・・・

    一方刑務所から出所したルミの父親が、殺人について不可解な話を残し、消えてしまう。。
    真相に迫るメンバー

    卒業式の最後を大々的に締めくくろうとするメンバー

    中学校時代の最後を盛大に締めくくる!!

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    2018年10月28日
  • 2030年の旅

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    8人の作家が2030年の日本を舞台に“未来”を描いた短編集。AIやドローンなど今より少しだけ進んだ技術描写が面白い。個人的には支倉凍砂の『AI情表現』がコミカルな中に切なさとある種の爽快感があって好きだった。クライマックスでの自身の限界を認識しているようなAIの言葉の数々が刺さる…

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    2017年12月23日
  • 2030年の旅

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    2030年を想定して書かれた近未来SF。ここまでは進まないんじゃないか、いやもっと進むんじゃないかという様々な考えがあって面白い。2030年には私は60歳ですが、どんな世界になっているんでしょう?

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    2017年11月29日
  • 2030年の旅

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    未来の日本のお話を描いた恩田陸を含む8人の作家による短編集。私が気に入った作品。

    恩田陸「逍遥」。意識上で集まった3人がなくなった時計の謎に挑む。それは空間を越えて、情報を他人と認知できる能力。いつの世界も技術が発達しても、ひとがやることは変わらないのですね(笑)

    小路幸也「里帰りはUFOで」日本のどこかの、どいなかの街。そこは日本でインフラが整備された街。友達と里帰りすることになった大学生の野宮淳一は、UFOの目撃話を聞いて。。
    自動運転が当たり前になった社会。世の中の暮らしがどう変わるのか。

    支倉凍砂「AI愛情表現」。AIに恋愛相談をもちかける浩太。AIはひとのパートナーになりうるの

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    2017年11月05日
  • ぼくが見た太平洋戦争

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    ・どの部分が宗田理さん自身の体験で、どの部分がそうじゃないのか、もう少しわかりやすく編集して欲しかった。
    ・「瀬川」のモデルになった人って具体的にいたんだな。

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    2017年08月25日
  • 2年A組探偵局 奥の細道失踪事件

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    ラッキーマウス事件時に関わった美也の父親の会社員の息子含む5人が失踪。夏休み中の松尾芭蕉の研究に向かったまま帰ってこず、2年A組探偵局に捜査依頼が。
    社会から捨てられた老人たちと共に山にいた彼らは・・・。

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    2017年07月13日
  • 春休み少年探偵団

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    タイトル-表紙絵-そして主人公(主観)が小学校5年生(11歳)ということもあり、とてもポップな感じな印象を受けます。
    が、結構しっかりとしたミステリーです。

    「母親が突然の失踪。父親が犯人?と疑問を持ちながらも、そうでないことを証明するためにも真犯人を見つけるために行動をはじめる。」

    小学生には少々無茶な行動ですが、無知な状態である彼が読者とリンクし、作中での説明や解説によって、自分が謎を解いていくような感覚にも感じられます。

    ストーリー展開としては定番なものに近いですが、だからこそ読みやすく、中弛みもありません。
    サクッと読める一冊です。

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    2017年02月13日
  • 13歳の黙示録

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    面白くない訳ではなかったが、前半はどうも各登場人物のイメージが湧かず、登場人物の言動など、全体的に何とも言えない不自然な感じがあって微妙だったが、Ⅱ部からは一気に読んでしまった。

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    2017年01月27日
  • ぼくらの魔女戦記II 黒衣の女王

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    ルチアのつんとした可愛さに惹かれる。
    たくさんの僕らメンバーの中から日比野をメインに据えるところが面白い。

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    2015年03月31日
  • ぼくらの魔女戦記III 黒ミサ城脱出

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    僕らシリーズで唯一の三冊に渡る長編。
    一二巻でそれぞれ別々に行動して、三巻で遂に直接対決という流れが素晴らしい。

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    2015年03月31日
  • 宝島

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    前に小さい子向けにやさしいのを読んだけど、
    こっちの方が怖かった。
    でもね、昔よりも入り込みやすくなっちゃったみたいで、
    とっても怖かった。

    でもね、最後の方のセリフ通りだと思った。

    欲ってすんごい怖い!

    たかがお金のために、
    どんくらいの船が死んで、どんだけの人が死んだだろうか

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    2015年03月30日
  • 2年A組探偵局 殺しの交換日記

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    ネタバレ

    全体的にテンポがいい小説であると思う。
    すらすら読めて展開も良く、思っていたより面白かった。
    読んでいくにつれて面白くなってくる。
    後半はハラハラすることが多く、目が離せないと思う。
    犯人が以外な人だった。

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    2015年04月07日
  • 奇跡売ります

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    不幸になったら彼に連絡しましょう
    きっとなんとかしてくれます。

    ありえないことが起こる、ではなくて、本人ではどうしようもないことを解決してくれる奇跡屋さん

    多少、納得いかないとこもあったけれど心がほっこりしました


    また読みたい

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    2015年03月01日
  • ぼくらの天使ゲーム

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    約30年前の小説なのに殆ど古臭さを感じない。
    これだけ時が経っても社会が抱えてる問題って
    大差ないんだなぁ。
    ネットの普及と連絡手段が劇的に変わったけど、
    本質的な問題って変わらないんだね。

    だから古臭く感じないのかな。
    今時の中高生が読んでも、自分たちの学校内の
    問題と大差ないんじゃない?
    ここまで純粋な中学生も少ないかな(男子のみ)
    女子はいつでも同年代より少し大人びてる感じ。
    連絡手段がポケベルや、家の電話がコードレスじゃ無い所に少しだけ時代を感じたw

    大人社会も、ここで出てくるベテランの花井刑事が
    新人の遠山刑事のような関係があふれてるでしょ。
    遠山刑事が年を取ってから花井刑事のよ

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    2015年02月24日
  • ぼくが見た太平洋戦争

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    「ぼくらの」シリーズでおなじみの宗田理の著書。
    豊橋工廠での太平洋戦争時の学徒動員の様子が描かれている。(著者の実体験とは異なる)
    中学生向けに書かれているので読みやすい。想像力はたくましくない方がいい。

    あのころは生きるのに懸命で、誰も自ら死のうなんて思わなかった。そんな旨の一文が印象的だった。

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    2015年02月12日
  • ぼくらのデスマッチ 殺人狂がやって来た

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    面白かった。
    表紙にあるように、キーワードは二宮金次郎。
    七日間戦争で解放区をつくった英治や相原達は2年生に進級した。
    すると、1年夏休みに問題を起こして2学期にはクラス替えをさせられた元2組のメンバーがみんな同じクラスに!
    新しい校長「大キン」と一緒に「サナダ虫」が担任になった。

    脅迫状は二宮金次郎にトラウマがある連続児童誘拐犯が犯人なんだけど、
    最終的に「サナダ虫」を殺したのは、少し意外な人物。
    純子の弟、光太と老稚園のさよを誘拐犯から取り戻す様子がクライマックス!
    どんどん話が進むから、もっと読みたかったな。という少し物足りない感じはある。
    でも、「ぼくら」の活躍は目を見張るものがあり

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    2014年02月22日
  • ぼくらの悪魔教師

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    中学生の頃に読んだ「ぼくらシリーズ」
    久しぶりに見かけたので、懐かしくなって手にとってみた。

    生徒による痛快なイタズラ(というには激し過ぎる)が魅力だったが、今回はその生徒が教師になって学校に帰って来た。
    担任がノイローゼになるほど、いじめ倒すようなクラスにやってきた菊地栄治が「悪魔教師」として、生徒にひどい仕打ちをする。
    しかし、そうやって生徒の共通の敵を演じることによって、生徒は団結していった。
    いじめや不登校もなくなり、生徒の家庭問題までも解決させた。
    人間関係が希薄になっている今の中学生が、一致団結して共通の目標に向かっていくのはなかなかできることではない。
    危険にも果敢に立ち向かう

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    2014年01月17日
  • 天路 TENRO

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    自分の犯した罪と向き合った上で、世の中のために強く生きていくことが犯罪者の唯一の道ではないか、と私も思います。最後がそれなりに良い終わり方。

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    2014年01月12日
  • 13歳の黙示録

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    ちょっと話題になった本だったなと思って読んでみて、その重さに愕然としながら読み続けました。人を殺める罪の計り知れない暗闇をひしひしと感じ、これを中学生に読ませるのは?と、思って読んでいましたが、読み終わって中学生が読んで良い、と思いました。

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    2013年04月30日
  • 東京キャッツタウン 白いプリンスとタイガー

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    たとえ不思議ツールや能力があっても、問題解決をする肝心要は人間の心意気や努力が際立っているお話で、ステキだなと思いました。

    一巻目は怖い!と思ったのですが、二巻目からみんな頑張れ!と、いつの間にか応援しながら読んでいました。

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    2013年02月13日