【感想・ネタバレ】天路 TENROのレビュー

あらすじ

人を殺した少年は、どうすれば、罪を償えるのか? 担任の中学女教師を刺殺してしまった幸雄は、児童自立支援施設を出た後、自らの罪を告白しながら、日本じゅうを歩いて周る「償いの旅」に出た。犯した「罪」の重さに値する「罰」とは何か? 暴力の連鎖を止め、残された者たちに、魂の再生が訪れる時は来るのか? 人を殺した少年の果てなきデスロード!

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Posted by ブクログ

自分の犯した罪と向き合った上で、世の中のために強く生きていくことが犯罪者の唯一の道ではないか、と私も思います。最後がそれなりに良い終わり方。

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2014年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私が十三歳の黙示録を読んだ当時、幸雄と同じ13歳でした。なんだかすげえ話だな、程度にしか思わなかったものですが、そんな私も一児の親となり、ふと思い立ってこの話を読みました。
物語の組み立てがどうこうというよりも、考えるきっかけとして価値とある一冊です。少年犯罪がスポットに当たってますが、殺人という罪を犯した者、被害にあった者、その関係者の心の在りようについて思いを巡らせる事ができます。

私は、どんな大義名分があろうと、人を殺す事には反対です(理想論である自覚もありますが)。
そんな私から見ると、寿江は菩薩の如き存在でした。夫の気持ちが分かる。私はたぶん、子を殺されたら一生許せない。幸雄が大活躍してる様をみて、良かったんだと思える日など到底来ると思えないな。
かと言って、では罪を犯した者が立ち直ることは許されざることなのか?というとそんなわけはないはず…と、我ながら矛盾を抱えながら悶々と読み進めました。(あと部外者が叩くのはどう考えてもおかしい)

一つだけはっきりと幸雄に同意できることは、自殺は卑怯であるということ。内山はすべてを放棄し、幸雄に被せて逃げてる。命を粗末にしちゃいかん。

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2026年10月01日

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