今尾恵介のレビュー一覧

  • 地図で読む戦争の時代:描かれた日本、描かれなかった日本

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    自分も地図を眺めるのはキライじゃないが、これだけの情報を地図から読み取れるとは。やはりその道の達人は違うと感心する。

    戦争を経て変わる土地の様子を年代ごとの地図で追うのと、軍事施設を地図上から隠してしまったりする戦時改描が2つのテーマ。

    ・観光用の路線などは廃止して線路を供出。鉄道の上り坂を迂回して補助機関車を不要にして輸送力アップ。駅を間引きして燃料節約。
     知恵はあるが、余裕がない。。。

    ・ベルリン市街には瓦礫でできた小山がある。木造建築だった東京との違い。

    ・しかし、ちょっと前まで等高線を描いてあった地図を慌てて改描しても遅いのでは。やれることをやるということだろうが、やっている

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    2018年11月05日
  • カラー版 東京凸凹地形散歩

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    地図のサイズが小さく、またノドにかかってしまっており見にくさがあるのが残念。内容はといえばまさに書籍版ブラタモリともいえるもので、地形好きにはたまらない一冊に仕上がっていると思う。我が町の地形的特徴がどのようなものかという点に興味をひかれ読んでみたが、もっとページを割いて、と思ってしまうのは読者のわがままといえるでしょう。より詳細に書こうとすれば今度は専門的な内容になりすぎてしまい、それはそれで読みづらさ・解読しにくさも出てきてしまうので、落としどころが難しいですね。そう考えるとこの手の話しは本で読むよりテレビを通して人の話しを聞く方がよいのかもと思ったりします。

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    2018年10月06日
  • 鉄道ひとり旅入門

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    ネタバレ

    現代人の当たり前の陰に、いかに多くの先人たちの苦闘が染み込んでいることか。トンネルの闇は、そこに思いを致すための場所であるかもしれない

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    2018年04月29日
  • 日本の鉄道 車窓絶景100選

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    鉄道を入れ込んだ絶景とは違い、車窓からの絶景は限られるのだろうと思う。写真にもし難く、やはり実際に列車に乗って自分の目で見ることに意義がある。本書が写真を多用せず、4人の鉄があーだこーだと話す内容を読者に楽しませることに重点を置いたとするのは穿ちすぎか? 銚子電鉄がノミネートされたが選ばれず、自分の住む千葉県が100選にどこも選ばれなかったのは残念であるが仕方なしだろう。本書は'08年の発行で、それ以降の台風や東日本大震災などで廃線や変わってしまった車窓も多いのではないだろうか。

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    2015年02月24日
  • 鉄道でゆく凸凹地形の旅

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    山手線や丸ノ内線、大江戸線の地下の状況をわかりやすく図説されており、東京が改めて坂の町だということを再認識しました。

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    2014年06月29日
  • 鉄道でゆく凸凹地形の旅

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    ≪目次≫
    第1章  ひと味違う「山の地形」が望める車窓
    第2章  実は山あり谷ありの山手線
    第3章  峠越えする鉄道ー急勾配をどうするか
    第4章  神出鬼没、東京メトロ丸の内線凸凹の旅
    第5章  知られざるジェットコースター・メトロ都営地    下鉄大江戸線
    第6章  鉄道カーブ名場面50選
    第7章  東京23区内私鉄沿線地形散歩
    第8章  海岸の豊かな地形をゆく

    ≪内容≫
    地図の大家、今尾さんの鉄道モノ。もう少し地図を入れてくれないとわからない。章によっては面白い部分もあるので惜しい感じだ。

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    2014年06月28日
  • 地図で読む昭和の日本:定点観測でたどる街の風景

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    知っている土地の項目を中心に読んだ。
    面白いと感じていた地名について、その理由について理解できた。

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    2013年02月02日
  • 線路を楽しむ鉄道学

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    鉄道好き、というのがよく伝わってくる一冊。
    この手の本にありがちな自己満足に向かのではなく、きちんと初心者にもわかるように話してくれているので興味を失うことはないんじゃないかな。もちろんこの本を読もうという気がある人に限っての話ですけどね。
    鉄道に乗りたくなる、というところで、この本を書いた人の思いは伝わってきたんじゃないかと。

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    2012年10月14日
  • 地図で読む戦争の時代:描かれた日本、描かれなかった日本

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    本の雑誌で、「名指揮者が楽譜を読むように、地図も読み手によって見えるものが全然違う」と名言をおっしゃっていた今尾さんの本。地図の読み方がすごいのはもちろんだが、そのベースに、権力の地勢にとらわれずに土地上の人々の暮らしにもとづくものの見方が信頼できて、安心できる。自分が地図好きだったらもっと楽しめただろうな。

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    2012年02月13日
  • 鉄道ひとり旅入門

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    ネタバレ

    検索すればほとんどの情報が手に入ってしまう今だからこそ、それで終わろうとせず、自分の目で見て確かめることって本当に大事だし必要。そして、何を目にしても何かを感じ取れる感受性、好奇心、探究心をもっていたい。まずは寝台列車からチャレンジだな。私はこの夏、東北を青春18きっぷで縦断しますが、実用してこそ面白みが増すだろう本。

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    2011年08月04日
  • 日本の鉄道 車窓絶景100選

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    [ 内容 ]
    本当に乗って楽しい区間はどこか?
    日本屈指の「乗りテツ」4人が集まって、100箇所の「車窓絶景区間」を選び出した。
    白波洗う海岸路線、視界が開けた山岳路線、山紫水明の川沿い路線、果ては工場を縫って走るローカル線まで。
    意外な路線が浮上して、有名どころが落選し、紆余曲折の議論の果てに選び抜かれたのは…。
    旅のお供に最適な、ガイドとしても読み物としても楽しめる一冊。

    [ 目次 ]
    第1章 北海道・東北
    第2章 関東
    第3章 北信越・東海
    第4章 関西
    第5章 中国・四国
    第6章 九州
    第7章 復活折衝

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆

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    2011年05月21日
  • 地図で読む戦争の時代:描かれた日本、描かれなかった日本

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    戦時中に改描された地図(軍事施設や工場等を住宅地や畑などに偽装して書かれた地図)や、空襲で更地になった市街地の地図上の描写など。必ずしも笑えない今日この頃ですが。

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    2012年03月22日
  • 線路を楽しむ鉄道学

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    図版が少ないのが物足りないが、もし内容のほとんどを既にしっているマニアであれば、そんなものも必要ないのだろう。引込み線と踏切への執着は、他の鉄道マニアと違ってちょっと新鮮だった。

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    2018年10月14日
  • 日本の鉄道 車窓絶景100選

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    「乗った事ない」という返事が意外と多かった。名指しで意見を求められた時以外、そういう時は黙っておいた方が良いのではなかろうか。

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    2009年10月04日
  • 日本の鉄道 車窓絶景100選

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    『日本鉄道旅行地図帳』の車窓100選、その選定風景。
    原先生の(おそらく意図的な)暴走っぷりが笑える。

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    2009年10月04日
  • 日本の鉄道 車窓絶景100選

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    2008/8
    鉄道の本とも言えるが、鉄道の車窓からの絶景を紹介している本なので、日本国内の美しい風景を紹介する本とも言える。
    選考過程としてを各人が意見をぶつけ合っている内容はなかなか面白い。いつかそれぞれ、一度は行って見たいと感じるところが多い。

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    2009年10月04日
  • 地名の社会学

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    2008/6
    日本の各地の地名について、いろいろと分析している本。あまり専門的な記述でなく、読みやすい文体となっている。ただ、ありがちともいえる旧地名の保存を訴えているくだりなどは、もう少し控えめでもいいのかなと。
    雑学としての知識は間違えなく増えるので、時間があるときはいいかも。

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    2009年10月04日