今尾恵介のレビュー一覧

  • 地図帳の深読み 鉄道編

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    <目次>
    第1章  地形に従い地形を制す「鉄道」
    第2章  「鉄道」栄枯盛衰
    第3章  「鉄道」から見えてくる外国の姿
    第4章  その「鉄道」はなぜそこにあるのか
    第5章  地図帳を見て気づく「鉄道」あれこれ

    <内容>
    帝国書院の今尾恵介「地図帳」シリーズの第3弾。地図オタの代表格の今尾さん。今回もやってくれてます。地図の中に話題の部分は赤矢印がしっかりと!ちょっと小さいけどね。帝国書院も、教科書が停滞していますから、なんとか売れ線狙いなんだね。”我田引鉄”の話が参考になりました。

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    2023年12月01日
  • 地図バカ 地図好きの地図好きによる地図好きのための本

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    興味深い本でした。
    特に電車好きとしては、路線図系の話は何度も読み返して知識としてインプットしました!

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    2023年11月16日
  • 地図バカ 地図好きの地図好きによる地図好きのための本

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    著者が集めた地図の紹介。半分くらい鉄道の路線図。
    昔と今の地図を見比べて、その土地でどういうことが起こってきたのか読み解くのが興味深い。
    地図は情報の宝庫というのがよく分かる。

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    2023年11月04日
  • 地図帳の深読み 100年の変遷

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     100年前の古い地図からいろいろなことを読み解く本。全編カラーで古い地図もたくさん載っている。4ページごとくらいに話題が次々と変わり、地図を楽しむことができる。ただ挿入されている地図はどうしても部分的な小さなものであり、せっかくの地図の本なのにそこが不満。解説を半分にしてでも、あるいは話題を半分にしてでも、見開きで大きく古い地図をのせてくれたほうが、地図好きの私としては楽しめた気がする。

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    2023年10月06日
  • ゆかいな珍名踏切

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    踏切名は注目されることこそ少ないですが実は面白いんです!そんなところに視点を当てたたぶん唯一の作品です!不思議な踏切名にもほとんどの場合由来があるのはかなり意外です!ぜひ鉄道ファンでない方にも読んでいただきたいです!

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    2023年05月14日
  • 地図記号のひみつ

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     別に「ひみつ」でも何でもない。しかし知られていないことも多い。学校を表す”文”とか、ナチスのマークと混同される寺院を表す”卍”などの地図記号の成り立ちや変遷、謂れについて書かれてる。

     現在の国土地理院の前身の一つは、陸軍の陸地測量部である。地図と軍事は密接に結びついていた。江戸時代に鎖国をしていた我が国から地図を持ち出すことは国禁とされていたことからもわかる(シーボルト事件とか)。

     地図は軍事情報として作成された一面がある。陣地の構築、部隊の移動展開に必要な地形かどうか、あるいは道路の幅員は野砲は通れるか、橋の状況はといったことが重要な情報だった。

     歴史とともに、記号の統廃合や新

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    2023年02月08日
  • 地図帳の深読み 鉄道編

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    国内外の地図に描かれている鉄道路線から、それぞれの地域の地形や歴史を読み解いていく本。

    この本で紹介されている鉄道は、不自然な線形をしていることが多い。ループ橋やスイッチバック、迂回路などなど、まるでジェットコースターのような線形が多く登場し、どの事例も少年心をくすぐられるものである。

    個人的に印象に残ったのは、台湾の山岳鉄道に登場する3重ループ橋である。地図ではトグロを巻くように描かれており、標高差を稼ぐためにグルグルと登っていくのだが、大半はトンネルであり、ループであることに気付かない乗客もいるのだろう。

    新幹線はじめ、直線的で、トンネルや遮音壁に囲われた線形では、なかなか外の景色は

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    2023年02月05日
  • 地図記号のひみつ

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    <目次>
    序章   地図記号とは何か
    第1章  定番記号の学校で教わらない話
    第2章  あれも記号、これも記号
    第3章  消えた記号、生まれた記号
    第4章  記号が映し出す歴史

    <内容>
    地図マニアの今尾さんの本。今回は地図記号である。Googleマップが当たり前となり、ストリートビューとかを見てしまえば、地図からリアリティまで引き出せる今、地図を読み込む人はほぼいないだろう。そうなると当然地図記号もわからない!地図記号にスポットをあてて、歴史的に読み取っていく(古い地図からちゃんと凡例を持ってきている)ことは、さすがである。学校の地理の授業よりも役立つだろう。また日本近代の歴史も裏から理解

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    2023年01月14日
  • 地名崩壊

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    えー、面白くなかった。。
    途中で読むの止めようかと思ったゎ。
    途中まで、☆2つにする気満々。最後の方だけ「本」っぽくなったから、辛うじて総合3に上げた感じ。

    なんてか、ただ脈絡もない事実を前半は羅列してるし、あまり大した事実でもないし、(もちろん、史実を調べること自体が大変だったりプロの技なんだろうということを置いといて。一般向けに出しといて、だから何だ、て感じ。)
    しかもそもそも、「事実」がわからないことが多すぎる地名の論争のなかで、特段環境証拠や客観的理論にのっとることなく、僕はこう思うんだよね、ていう一言が載っているだけ。
    これは...ブログ感すごくて。
    本、なのか?!ていう。

    最後

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    2022年11月08日
  • 日本地図のたのしみ

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    <目次>
    第1章  地図で見る今・昔
    第2章  地図で地名を発見する楽しみ
    第3章  地図で見えてくる「領土と境界線」
    第4章  机上旅行のすすめ
    第5章  「地図歩き」のすすめ
    第6章  地図には謎がいっぱい
    第7章  地図記号は語る
    第8章  古地図の魅力

    <内容>
    2005年角川学芸出版から出た単行本の文庫化(加筆・訂正あり)。もともとさまざまな雑誌に書いたエッセイの集成。地図界の第一人者だけあって、どの文章も魅力的。旅に誘われるし、地図を眺めたくなる。地図記号の話とかは、もう無くなってしまったものなど、気がつかなかった(最近地図をも見ないから)。そういえば、行きつけの書店のエレベータ

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    2022年10月01日
  • 地図帳の深読み

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    地理の授業でおなじみの帝国書院が、こんな番外編の面白い本を出していたとは。
    記号の読み方、統計データの見方など、地図帳を楽しむコツが沢山紹介されている。この本を読み終わった後は、しばらく地図帳から手が離せなくなった。
    飛び地、回廊のような狭歪な区角、イメージに反する緯度経度、分水嶺、地図記号のあれこれなど・・・

    特に、河川の線形に関する解説が気に入った。山脈を貫いて流れる吉野川、太平洋にあと少しのところまで近づいてから遠ざかって大迂回する四万十川、海までたどり着かず内陸で終わる秋吉台の川など、日本にもこれだけ奇妙な地形が存在することを知った。

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    2022年04月13日
  • 地図帳の深読み 100年の変遷

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    大好きな帝国書院の地図帳。ながめているだけでも嬉しい。しかしながら、話の展開が飛び過ぎてしまい読み辛かった。

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    2022年02月19日
  • 地図帳の深読み

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    話題はそそる。

    だが、文章がやや堅苦しく拙いこと。
    また、決定的にマズイのが、文章と地図の繋がりが読みづらい。

    編集者に一層の努力を期待。

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    2022年02月06日
  • ゆかいな珍名踏切

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    =全国津々浦々探索旅行記=
    水平方向(地方)にも縦方向(過去)にも広がる薀蓄。なかなか傑作。
    徐々に立体交差が増えて、生きた記録が消滅して昔を偲ぶことができなくなるのは寂しく思う。

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    2022年01月06日
  • 地図帳の深読み

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    とにかく内容が濃すぎます。雑学というよりは地理の勉強をやり直させられている気になりました。でも面白かったです。

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    2021年11月18日
  • 地図帳の深読み

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    元々地図帳を眺めるのが好きなので、楽しく読めた。
    地名のこととか、新旧地図帳比較などは一つの地図帳を見てるだけでは分かりにくいことも書かれており、写真もあってわかりやすい。

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    2021年11月13日
  • 地図帳の深読み

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    帝国書院の地図帳をもとにして、深読みできるポイントが解説されている。カラーの地図が多数挿入されていて見ていて楽しい。

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    2021年10月25日
  • 地図帳の深読み 100年の変遷

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    地図の専門出版が世に問う「深読みシリーズ」で、地図の歴史的な読み比べが出た。今年8月に発行された時から紐解くのを愉しみにしていたが、感想は「少し残念」というものだった。

    100年前の地図というと、全て旧字体でしかも印刷技術は発達していないから文字が潰れているものも多い。それなのに、前作と同じレイアウトを使い、1ページの1/6ぐらいしか使わない地図が多用されていた。これだと、目の悪い私なんかそれだけで見る気が半減した。地図にある豊富な情報が読み取れないのだ。昔の地図は今回の倍ぐらいは総て拡大するべきだったと思う。

    それでも、面白かったところ。
    ・関東大震災直前とその後区画整理された後の東京・

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    2021年10月19日
  • 地名崩壊

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    知人が持っていたものをたまたま借りることになり読んだ一冊。
    わかりやすさ、管理のしやすさを追及することによって、大事な歴史や文化、伝承が失われていくことを憂えている。

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    2021年05月13日
  • 地図帳の深読み

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  地形に目をこらす
    第2章  境界は語る
    第3章  地名や国名の謎
    第4章  新旧地図を比較する~地図は時代を映す鏡
    第5章  経緯度・主題図・統計を楽しむ

    <内容>
    教科書の地理・地図分野の最大手、帝国書院から出たところが大きい。地理や地図の普及を意識した企画。それなりに面白かったが、興味のない人を引き込むにはまだ足りない。掲げたテーマがマニア向きだからか?地図が小さいのも問題。一応、赤矢印で強調しているのだが、それも小さい。探すのが大変。鉄道線の「ハタザオ線」とか、地図からみとるのは無理(老眼では…)。今尾さんと欅坂あたりの対談形式が面白かったのではないか?

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    2020年08月22日