地名崩壊

地名崩壊

946円 (税込)

4pt

「ブランド地名」の拡大、「忌避される地名」の消滅、市町村合併での「ひらがな・カタカナ地名」の急増。安易な地名変更で土地の歴史的重層性が失われている。地名の成立と変貌を追い、あるべき姿を考える。

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地名崩壊 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地名にもキラキラネームの波は押し寄せて
    います。

    市町村の合併などで新しい名前の地名が生
    まれます。その名称はまさしくキラキラネ
    ームのオンパレードです。

    ひらがなだけで表現する⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎市、地名と
    は全く関係なくイメージだけで選ばれた
    ⚪︎⚪︎ヶ丘など、もはやその地名がどこの県
    にあるの

    0
    2021年04月07日

    Posted by ブクログ

    由緒ある地名が簡単に消滅する時勢に警鐘を鳴らす一冊。

    キラキラネームと同様に地名にもひらがなとカタカナが流行。特に平成の大合併で激変している。難読地名をひらがなにした「こあら(小荒)」はよいとして、あるかぽーと(下関市)、メルヘンランド(小矢部市)、豊幌はみんぐ町(江別市)など。

    合成地名も今で

    0
    2021年02月17日

    Posted by ブクログ

    高輪ゲートウェイ駅のことを書いたネット記事で紹介されているのを見て手にした新書。
    地名の由来から、駅名との関係、合併だとか住居表示法とかでどんどん崩壊させられてきた地名について。
    実家は平成の大合併を免れて、生まれた時から変更なし。川の上流下流で上下の地名が残ったまま。田舎っぽい名前ではあるものの、

    0
    2020年02月18日

    Posted by ブクログ

     偶然筆者のトピックと自分が通り過ぎた場所が、似ていたなと思う。

     地名の由来はなるほどと思ったが、この本はさらに予想外の効果をある一定の読者にもたらす。

     本の趣旨とは異なるが、地名は現在に至るまでの思い出と連動している。この本を読むことで、すっぱい記憶など悲喜交々を思い出すことができる。

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    えー、面白くなかった。。
    途中で読むの止めようかと思ったゎ。
    途中まで、☆2つにする気満々。最後の方だけ「本」っぽくなったから、辛うじて総合3に上げた感じ。

    なんてか、ただ脈絡もない事実を前半は羅列してるし、あまり大した事実でもないし、(もちろん、史実を調べること自体が大変だったりプロの技なんだろ

    0
    2022年11月08日

    Posted by ブクログ

    知人が持っていたものをたまたま借りることになり読んだ一冊。
    わかりやすさ、管理のしやすさを追及することによって、大事な歴史や文化、伝承が失われていくことを憂えている。

    0
    2021年05月13日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの新書。タイトルに興味をもち本屋で衝動買い。自分の知ってる地域の地名の由来などは読んでて面白かった。歴史的価値のある地名が消えてただの整理番号のような住居表示になってしまった事が残念って言う本だった。

    0
    2020年05月19日

    Posted by ブクログ

    なるほど、と思ったのは地名はどの範囲に限定するかによって命名の視点が異なる、という話。例えば、鬱蒼たる松林の中では「松の木」のような地名は特徴にならないため、「一本松」といった地名は見渡す限りの原っぱに命名されることが多いとか、平らな台地にはクボの地名が多いとか。

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

    地名には古来からの遺産的な要素があり、現代の価値観で軽々に帰るべきではないという論旨。

    この地名にはこういう由来がある、という実例が豊富に紹介されており、知識が深められて楽しかった。

    0
    2020年03月22日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて購入。

    普段、電車で通り過ぎる駅名やニュースで聞く地名など改めて由来について着目すると、「地名にも歴史あり」というのを実感しました。
    本書では、様々な地名・駅名を挙げて、分析をしています。比較的、関東の地名や駅名が多く載せられているので、関東の人には親しみがあるかと思います。

    0
    2019年11月28日

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