明治カナ子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
完結
もっと続いて欲しかったな…。2巻で終わりです。
さて、2巻では前回の謎が明かされます。
の子の生い立ち、父母の正体、の子がつきまとわれる理由。たんこちゃんや大家さんの正体もわかります。
そのたんこちゃんと大家さんのエピソードが良かった。ちょっと泣きそうになりました。
の子ちゃんの佇まいに違和感がある理由も判明します。
不気味な世界観が、ネタバレすることにより一気に色を変えました。
ペット?ですが家族も増えちゃって…良かったね(泣)
の子ちゃんに幸あれ。
明治さんらしい優しいラストでした。
そしてたんこちゃんはもとはアレですが、の子のために大活躍する頼れるイケメンでした -
購入済み
面白い!
坂の上の魔法使いシリーズをを最近読んで面白かったので 外伝の方を購入しました。魔法使いと人間が住んでいるファンタジーの世界のお話ですが、ストーリーが完璧に練られていて 独特な世界観に直ぐ引き込まれました。評価が高いのも納得します!
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ネタバレ 購入済み
気のおけない友達から
単行本になるのをずっと待っていました。
もう、ミステリアスなムロが気になって気になって。
侮れない男ムロ。蘭ちゃんより常に一歩先をいくムロ。
上巻は二人の友人関係が描かれています。
いつもグルグルアホなこと考えてる蘭ちゃん視点、
下巻では後半にこの時のムロの心情が語られています。
蘭ちゃんはムロに憧れて尊敬していますが、まだラブは始まりません。お互い別の人とのアレコレはありますが。まだ友人です。
明治カナ子さん大好きなんですが、読むたびに諸星大次郎を思い出します。タッチや話の運び方が似てるんだよな…。 -
ネタバレ 購入済み
最高
なるほど、こう来たかと…。
他の作家さんがやったらドン引きですが、明治さんならさもありなん、むしろめっちゃ面白い。
要は恋心や悲しみを無理やり押さえ付けて、他の人で紛らわせていたからああなったのかなと。上巻では少々鼻持ちならない感が出ていたムロでしたが、実は誰にも言えない悲しみを抱えていたという…。
常に冷静で不遜なムロが狼狽えまくって赤面して可愛い事になっちゃって、全部白状させられてるという蘭ちゃんにしかできない展開、荒技でしたね。立場が逆転してアホの子が輝いてました。だからムロも好きになったのかな。蘭ちゃんかっこいい。満たされたムロは可愛かった。
ずーっと、この二人どうなるのかなどうなる -
購入済み
プレゼントとは
シンプルだけど、ピッタリなタイトルですね。
読み始めてすぐにカンちゃんと修がラブラブなカップルだと分かります。相手を思って考えるプレゼント。それが「モノ」でなくても良いんです。それは素敵なギフトです。 -
購入済み
幸せな気持ちになれる一冊
同棲3年目のカンちゃんと修は、小さなケンカをしたり少しすれ違ったりしながらもラブラブ。
その様子は、読んでいて幸せな気持ちにさせてくれる。他短編2本も、幸せな気持ちになる作品。 -
ネタバレ 購入済み
作者さん買いです。
「地獄行きバス」の続編。
相変わらずの2人が見れてよかった。大きな問題も無く、バカップルの日常的な感じです。
カバー裏の漫画が面白かった(笑)
絵は正直、好き嫌いがあるかもですが、私は絵も含めこの作者さんの世界観が大好きです。
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ネタバレ 購入済み
いよいよ動き出す
物語りが動き出す第二話
ラベルの成長や、ゲルを取り囲む状況
いろいろなことにドキドキしつつ
魔法や尊き方々の不思議な世界に
感心しっぱなし 笑
リーに話しかけて、返事がくるの
なんだかLINEで話しかけてボソッと
用件にだけ返事してくれる彼みたいでキュンとしまして 笑 -
ネタバレ 購入済み
せつない
使役にせつなさあふれる
最終話を読んでからだとまたさらにあふれる
リーとラベルみたいな関係がとっても羨ましい私
長くずっと一緒に暮らせる
大好きな人と距離を保ちながら
素敵だー! -
ネタバレ 購入済み
紙で買ってあるんですが
実はずっと積読になっててろくに読めてなかったんですよね
たんこちゃん好みの造作だなあと思ったらそうなのか
ここからネタバレ
家族が欲しいと望んでいっしょに過ごす、でエ◯アン◯ン◯ーを連想(こっちにもネタバレになるので伏せ)
一変世界で知った作家さんなので、どこか薄気味悪い空気が漂ってるのは自分的に好ましいんですが、ネムキレーベルなので皆さまもご理解あるものと思います -
ネタバレ 購入済み
作者さん買いです。
3巻まとめて購入したかったのですが、今回はセールになっていた1巻のみ購入しました。
表題作+短編3作品。
「三村家の息子」表題作。
「彼は独りで」病んでる子とその彼の話。うーん…これはハッピーエンドではない^^;でもバットエンドかと言われるとどうなんやろ(笑)
「雨に酔う」これは最後ジーンとなった作品。
「もしたられば」この作品も短編ながら、いいお話でした。
2、3巻も購入します! -
購入済み
世界に浸れる
3巻まで一気読みしました。色々な人の思いが交錯してとても読み応えある作品でした。ラベルとリー、王とリーの曖昧な関係性も良かったです。ラベルの使役可愛いな。これからラベルも使役もこれからどう生きていくのかまだまだ気になる。
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購入済み
切ない
殆どが王とリーの昔話。なんと言ったらいいか、このもどかしい関係性がとてつもなく切ないし美しい。壮大なファンタジーなので展開予想がつかなくていいですね。クスッと笑えるところがあるのもいい。3巻も楽しみです。
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購入済み
どんどん読んじゃう
独特の絵柄が癖になります。世界観も面白いし、ついつい読み込んでしまう。今後どうなっていくのか全然予想がつかないので、早く続き読みたい!
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Posted by ブクログ
山の神の声を聴く能力を持つ『覡』と身体を繋げることにより覡に力を与える『ためつもの』の物語です。
1話目の「土塊」が他の話とどうつながるのか最初はわからないまま読んだけど、ちゃんとつながっているのがだんだんわかって、そして切なくなりました。
トレンチの真敷さまは人ではないの??
「雨敷」は、雨敷兄弟とそのためつものである竜と豊のお話でした。わたるはとってもツンデレ!!ちっちゃい時の二人がとてもかわいくて萌えました。竜がほんとにブチャイクなんだけど、かわいい…カッコよく成長しててよかった…(笑)
定用はさらに最凶なツンデレ。豊も連れてこられた頃からずっと定用に反発心を抱いていて、こっちの二人は -
Posted by ブクログ
このシリーズの第一作を雑誌で読んでから、この世界観のことをもっと知りたい!と思って以来単行本を待ち続けてはや数年…やっと1冊にまとまって感無量。
覡として生きることが定められた少年と、その”食べモノ”役として外部から連れてこられる少年のお話(BLなので、食べるってそういう意味です)。特にいいなと思うところとしては、覡が幼いころから性交に慣れさせられていること、それを止められなかったことを悔やんでいるという描写。
幼いのにいきなり手練れ、みたいな設定ってよくありますけど、その背景を真面目に心配してくれるキャラクターってあまりいないと思うので、ぐっと株が上がりました。
この覡の一族、男に生まれると -
購入済み
安定の明治ワールド
前の連載『一変世界』が本当に素晴らしかったのに大人の事情で終わってしまったのが悔しくて仕方ありませんでした。なので新連載は嬉しかった。そっか〜、ネムキならぴったりなのかもしれないですね。
相変わらず面白いです!全篇に漂うシュールさ、諸星大二郎に通じる怪異の不気味さ、最高。
可愛らしい主人公の『のこ』ですが、ただの女子高生ではないという表現がチラホラ出てきます。小説が苦手なのは生い立ちのせい?こういう、一見普通に見える人物の違和感てゾクリとします。
一番最後の話もゾワゾワしました。一体何と入れ替わったのでしょうか…。
あとお兄ちゃんがかっこいい。明治さんの描く男性、色気があって好きです。
続刊が