明治カナ子のレビュー一覧
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大好きな作品
『坂の上の魔法使い』は独特の世界観が素晴らしいと思います。
外伝ではイメージがくずれる事もなく、
さらにキャラクターが掘り下げられて納得するところもあり、買ってよかった思えた内容です。
また追加の外伝、出るといいなぁ。
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購入済み
嬉しい!
またこの世界に浸れるなんて!
明治先生の作品で一番好きなシリーズ。というか、数あるファンタジー系の漫画の中でも余裕で上位に入ります。
これまでの作品は全て拝読してきましたが、初めて坂の上の魔法使いを読んだ時は先生の独創性がこれでもかと発揮されていて、この手のジャンルが一番しっくりくるなぁと思いました。
もっと彼らに会いたいです。この世界に浸りたいです。
細々と少しずつでもいいので、このシリーズをぜひとも続けて貰えたらなぁと思います。
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Posted by ブクログ
リー様って、大魔法使いレベルの凄い魔法使いなんだな…『黄金の川』で、ラベルを連れ戻す為に魔力回復の秘儀、死んで生まれ変わるをやろうとした時、初めて死に対して恐怖を抱いた下りは思い出すだけで涙出て来る。マキが魔力を増す為に殺され、生き返るのを怖がっている恐怖を初めて理解した辺りが…
ラベルは使役に名を与えなかったが、使役としての役目を担った存在としてずーっと認識しているのがな…名を与えられた使役がどうなったかを見ているから、そう言う方法を取ったんだと思う。『黄金の川』で微力ながらラベルを守る行動を起こした使役も、ラベルを慕っているから自発的に行ったんだろう…
リー様は王とは表立って友情をはぐ -
購入済み
むりやり系5作品。
星4,5。165ページ。
前半は短編4つですが、後半に同じ話が4話。
あれ?と思ったら主人公の名前が一緒。
時間が前後してるので最初気づかず、違う話かと思いました。
作者さんの初期の作品。
当時だから?掲載誌が違うんじゃないかな。
BLじゃなくてSM系?
ひどい感じなんだけど、でも気持ちもないわけじゃなくて、という微妙な寂しさが良かったです。
後半の続いた話が好きでした。 -
Posted by ブクログ
後日譚が読めて嬉しいです!
仄暗い感じだった本編と比べて、外伝は面白さ増量のコミカルな仕上がりになっていました。
リーとラベルが登場してるけど、お話の軸はギルトの長のエイベンが無くしてしまった記憶の解明です。
ラベルの使役は相変わらず働き者でかわいいです。使役の果たす役割に興味津々にさせられます。
ラベルが気になっていたエイベンの使役の正体には、エイベンの過去にも繋がっていて…
しかし、使役の3姉妹のインパクトがありすぎて、私的にはこっちが気になっちゃいました。すごいよ、3姉妹。
そして、その中の一人スーリは、最初おっさんかと思ったら~!!スーリめっちゃ美人。しかも才能あるし。
あのキモいの -
購入済み
世界観と絵が合ってて素敵
独特なタッチの絵が好きだなぁと思って購入。
それに負けず劣らず個性的な世界観。
久しぶりに、読みごたえがありました!
早く続きが読みたいです。 -
購入済み
ワクワク
坂の上の魔法使いシリーズが好きで、こちらも購入。
読んでてワクワクします。
明治かな子さんの創り出す上質なハイファンタジィの世界、続きが楽しみです。 -
Posted by ブクログ
2015/01/03
【好き】完結。 リーのもとにずっと捜し続けていた元使役・リリドが見つかったとの報せがはいる。リリドは王・カヌロスの亡骸とともにいると。王の復活を目論むリリドの狙いはラベル。リーとリリドの最終決戦が始まる。リーとラベルの運命は!?(裏表紙のあらすじ引用) 王としての夢(魔法使いと人間が共存する世界)と王自身の夢(リーとのささやかで幸せな生活)そしてリーの望み(誓いから解放されて自由になること)。 ラベルの望みが皆の望みを叶え、幸せに。 リーを守りたい心と愛で天然アホの子・ラベルはよく頑張った。 なんというか読後感はやりきった感と充実感に酔ってしまった。ふぅー。 いやぁーBL -
Posted by ブクログ
素晴らしかった…!
本当にその言葉に尽きます。ページを捲る手が止まらないのに、終わってしまうのが真剣に辛かった。こんな物語は初めて。
ラベルのリーへの愛、リーのラベルと王への愛、王のリーやラベル、ゾラへの愛、リリドの王への愛…そのどれもが切なくて愛おしく、だからこそそれぞれが出した答えに胸が震えるほどの感動を覚えました。BLというひとつのカテゴリに囚われない、まさに珠玉の物語。この本に出会えて本当に良かった。
名作です。ぜひ手にとって読んで欲しい。絶対に損はしないから。
それと、前回絶版状態と嘆いていましたが、登録日現在最終巻も一部の書店では在庫ありになっていました。探したときには在庫なしだっ -
Posted by ブクログ
主人公は最初と最後にちょっと出ますが、この一冊はほとんど魔法使いのリーの過去話になっています。リーとラベルがどうして一緒に暮らすようになったのか。苦い恋物語が明かされていくと同時に、それまで張られていた伏線が少しずつ回収されていき、あっという間に引き込まれました。何よりこの若い恋が…!リーが無二の王と仰ぐセロハンの王の想いが真っ直ぐすぎて、その恋の結末にはなんとも言えぬ寂寥を味わいました。
もちろん前の巻で思わず唸った世界観も健在。魔法使いという歪な存在を保つための国の在り方とそれに抗おうとする王の姿、そのいずれもがリーに密接に関わっており、ファンタジーであるストーリーを楽しむと同時に恋の行方