『三村家の息子』シリーズ2冊目。
幼馴染の敏(攻め)が、兄へ想いを寄せ体も重ねていると知った弓(受け)は
敏を取られることに焦りを感じ(恋愛感情かどうかにはまだ気づいていない)
誘惑して敏をこちらに向ければ良いと、あれこれ行動するけれども
根っこがボンボンの弟気質な弓は、ことごとく思い通りにはいか
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むしろ敏を怒らせたり、不快にさせたりしてしまう。
成績が優秀で、大学進学には本人も含めて間違いなく合格だと想われていた
弓は、体調不良により試験に落ちる。無事に進学した敏と同じ街で
予備校に通うため一人暮らしを始める弓。
弓から距離をおきたい敏と、なれない一人暮らしと敏の拒絶に神経が
どんどん細く過敏になる弓。バカだなあと思うんだけど、弓の子供の
部分が、とても切ない。前巻では、報われない敏の心が悲しかったけど
今回は、敏のアホ!と言いたくなった。
ようやく弓の気持ちに気づくか!?と想った終盤・・・
あああああああ!!!弓、要らんこと言うな!敏、気づけ!という展開
にて続く(笑。 以下、最終巻『生まれ星』へ。
相変わらず、ストーリー、読ませます。
H描写は少ない(兄が別の男とやってる描写くらい)のだけれど
やはりその1シーン1コマがエロイので、満足感は意外とあったり。