原泰久のレビュー一覧
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購入済み
最大の幸せって
みんないわゆる適齢期。
微笑ましくて面白いなー。
カイネのこと、つい応援したくなる。
ハラハラするし、ちょっと共感してしまったりもするけれど、対する李牧の答えが秀逸。作者、本当の幸せがなんなのか分かってらっしゃる。
この巻はもうここで…と思いきや、
ハラハラすることが立て続けに、、
壁がまるでシベリア抑留兵のようなことに。
史実だってこうだったんだろう。
その後のみんなの話、全部好き。
家族って本当はすごくいいものじゃないのかな。
好きな人と、質素だけれど十分に食べていける、自然豊かな土地での暮らし…憧れる。 -
匿名
購入済み口下手とは
信がどんどん大人になっていくなぁ。バカで純粋なところは変わらないでほしい。
中国の歴史に今まで興味がなかったけど、韓非子は気になる。この巻を読んですごく気になってきた。口下手を通りこして日本語がよくわからなくなる人間にとっては共感できるストーリー。
口下手の人って別に頭が悪いとか何も考えてないわけじゃない。そういうふうに見えるみたいだけど。その逆で口下手な人は大多数の人とは思考回路が違うか、簡単に言葉にできないくらい瞬間の思考量が多いか、そもそも言語で思考してないかのどれかだと思う。信は最後のタイプ。韓非子は3タイプ足して割った感じ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第758~768話
話数すごいな。
今回は巻の大半は韓非子の話。
まずは信がいう「人の本質は”火”」その心は…の話がすごい。もう信はアホではない。
「思いの火が継がれていく」は鬼滅の刃にも通じるところがありそう。
姚賈登場では、最初読んだときは姚賈が保身のために韓非子を死に追いやったように見えたけど、単行本でじっくり読んだら、そんな単純な話でもないようだね。
李斯と韓非子の学生時代からの友情の話は涙なしでは読めない。それから、李斯の嫁、めっちゃええ人やな。
そして信が言った「思いの火」の話が李斯と嫁の会話で回収された。
ここまで読んで、じ~んときていたら終盤で別の関心に持ってかれてしまった