高橋健二のレビュー一覧

  • ゲーテ詩集

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    向学心に燃え、たゆまぬ努力によって、生涯、自らの宇宙観を拡充していったゲーテの作品は、尽きざる泉にも似て、豊富多彩をきわめる。喜怒哀楽、叡智、恋……人間性への深い信頼にささえられ、世界文学に不滅の名をとどめるゲーテの抒情詩を中心に、物語詩、思想詩の代表的な作品を年代順に選び、彼の生活を背景に、その大宝庫を楽しむことができるよう編まれた独特の詩集である。

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    2009年10月07日
  • ゲーテ詩集

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    実は泉声楽やってるんですよ、んで1度読んでみようかなーとか思って手を伸ばしたら意外と嵌ってしまったとか。
    個人的には老後?の方のが好みだったりするんだけど、は、激しいよげーて!

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    2009年10月04日
  • クヌルプ

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    現実を超えることを模索していた時期に出会ったので、忘れられない作品の一つ。ヘッセの後期作品は全てそうです。

    最後にでてくる神さまとの対話がいい。

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    2009年10月04日
  • 郷愁

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    これヘッセの処女作だっんだ〜。
    読み終わってから知った。
    初めて読んだのは「車輪の下」
    そこからヘッセにはまり、「春の嵐」「クヌルプ」「デミアン」「メルヒェン」読んだから(だいぶん前に)、6作目。

    自然に囲まれて育ったペーターが、進学し、都会で生活を送る。学校生活の雰囲気はいつものヘッセだなぁと言った感じ。その後もパリだとかどこかで人生経験を積み、感じるところあって故郷に戻ってくる。
    失恋だっり、他の別れだったり、憧れだったり、全部含めて、最後の一文で自分の人生を肯定してる感じがして良い終わり方だった。

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    2026年07月18日
  • 郷愁

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    ネタバレ

    師弟関係のような緊密な人間関係に注目するヘッセではなく、1人の人間の変遷に注目するヘッセだった
    粗野な家系に生まれた自然を愛する田舎者の主人公が、変わり者の叔父に勧められて学問の道へ進むことになる
    しかし中高では周りに馴染めず、1人屋根裏部屋で本を読んで詩を書いて過ごしていた
    大学に進学してからは音楽と芸術を愛する快活な友人ができ、そこを経由して芸術家である想い人もできた
    そんな友人は卒業旅行の数日後に川で溺れ死に、想い人は別の人が好きだった
    学生生活で唯一得られたものは友情だとも言っていた主人公は打ちひしがれて
    酒に溺れるようになった
    それでも歴史批評と詩作とを続け仕事にしながら、学者友人の

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    2026年06月30日
  • シッダールタ

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    シッダールタとゴーヴィンダの修行の話かと思ったら、要はヘッセ自身の宗教的体験の告白、とはいえ実際にインドへ行ったとかではなく、心の内面の修行

    だから第一部と第二部では書かれた時期が異なるとの事、

    欲のまま生きる人間らしさを通り抜け、川からの語りを、自身の言葉を遮る事なく聞き続けてくれる川渡しのヴァーズデーヴァとの出会い、再会、悟りを開くとは、ことば、とは、なかなか深い
    短い文章だが時間がかかる、そして再読必須かと
    今はまだ星3つ、本当に理解するには時間が必要


    「きのう私は、考えること、待つこと、断食することができる、とあなたに言いましたが、そんなことは何の役にも立たない、とあなたは思い

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    2026年06月25日
  • 知と愛

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    ネタバレ

    学問と理性と秩序を象徴するナルチスと、芸術と感情と自由を象徴するゴルトムントを主に進んでいく。修道院で出会った2人は、ナルチスが憧れられる指導者として、ゴルトムントが憧れる生徒として関係を深めていく。ゴルトムントはある日ナルチスに母を忘れていることを目覚めさせられ、芸術に向いていることを諭され、旅に出ることになった。

    自由で快活な好青年ゴルトムントは、森の冷たさや恐ろしさや飢えと情欲と女とを知り徐々に大人になっていく。女の元を転々として愛を学んでいたゴルトムントは、ある日翻訳家として騎士に雇われそこ姉妹の姉と愛を育む。妹にバレ、妹も参戦したその日に騎士に追放された。次に同じお気楽で打算的な放

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    2026年05月17日
  • デミアン

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    依存から自立へ向かう過程があまりにも生々しくて、読んでいて正直しんどかった。

    シンクレールの思春期は、友人関係に揺れ、両親との距離にも違和感を抱えながら、デミアンという存在に救われていく。でも読み進めるうちに気づくのは、デミアンは「外から与えられる導き」ではなく、自分の中に取り込まれていくものだったということ。

    特に強く残ったのは、「善だけでなく、悪や衝動も自分の一部として認める」という感覚。言葉にするとシンプルだけど、実際には逃げ場のない重さがある。

    自立するというのは、綺麗な自分だけで生きることじゃなくて、そういう矛盾や衝動ごと引き受けて、自分で自分を導いていくことなのかもしれない。

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    2026年03月29日
  • デミアン

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    デミアンくんの冒険ではなく、
    親友デミアン。

    展開が少なく、基本的に主人公の心の中や思考を
    通して進んでいく。

    哲学的な内容で、ページ数は多く無いのだけど、
    気がついたら考え込んでいて
    1ページが重くて進まない。

    向き合うには良い1冊。

    26.02.11-31冊

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    2026年02月11日
  • デミアン

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    ヘッセは車輪の下しか履修していなかったが、幼少期のある事件における心理描写は流石だなぁと舌を巻いた
    人生における孤独の意義や自己実現のために何が必要か、ここまで丁寧に示してくれる小説も珍しいのではと思いつつ、ちょっと予想外のテイストだったなぁ
    ちなみに読み始めるまでデミアンって主人公の名前だと思ってた

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    2026年02月04日
  • 車輪の下

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    ネタバレ

    自分の受験時代を思い出して辛くなった。
    我々は明るくも安牌とも言い切れない不確かな未来と引き換えに、命を削っていたのかもしれない。

    受験で心を病んでしまって日常生活がままならなくなり、かえって未来の可能性を狭めることになってしまった子供というのは今も昔もたくさんいるだろうから、最後主人公が死んだのはその比喩なのかなと思った

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    2026年02月01日
  • 荒野のおおかみ

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    ヘッセの作品は「車輪の下」「デミアン」「知と愛」以来だと思う。かなり前に読んだ記憶。

    この作品は正直、個人的には読みやすくはなかった。「人間」と「荒野のおおかみ」に自己分裂した中年男の、現代社会での苦悩が続く。市民的に生きられないと言うものの市井に住み、社会に呪詛を投げかけるも社会からも逃れられない。とある女性と出会い変化していくのだが、ラストのある種の幻想的なシーンの連続は難解に感じた。

    さて、文庫のあとがきで訳者が、この書が「ヒッピーの聖書」に祭り上げられた、と書いていて驚いた。確かにヘッセが時代を先取りしていた部分は、この作品を読めばよく分かる。しかし、私の生まれるかなり前に存在して

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    2026年01月25日
  • 青春は美わし

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    主人公が成長していくのが良かったです。青春の感じも懐かしいような気持ちになりました。ただ個人的にはさほど印象には残らなかったです。

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    2026年01月24日
  • クヌルプ

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    〝最期〟で神と対話するクヌルプ。
    我が人生の数々の不完全さを嘆くも、彼の存在そのものが神の御心のままに生きて死んでいくことなのだと啓示を受ける。
    読後は非常に清らかな気分になる。

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    2026年01月09日
  • デミアン

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    主人公・シンクレールと、聡明な友人・デミアンの交流と成長を描く名作小説。
    抽象的な場面が多くてなかなか進まず、読み終えるまでに3か月ほど要してしまい2026年の一冊目になった。
    すでに内容がおぼろなので、いつかもう一度挑戦したい。印象的な文章に出会えたので、それだけでも僥倖。

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    2026年02月10日
  • デミアン

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    ネタバレ

    序盤の、主人公がクローマーに虐められて、誰にも相談できずに子供の狭い世界の中で苦しむ様は、私の幼少期と重なる部分があり引き込まれた。狭い世界で悩みを抱える時間が人生で最も苦しい時間だったという旨の記述にも共感できた。
    それ以降は神学や宗教学への理解がないと真にヘッセの思想を理解することは難しいなと思った。オルガン奏者の子が途轍もなく変人であることが主人公と解釈が一致していたのはちょっと安心した。

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    2025年12月11日
  • 車輪の下

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    難しい 
    ヘルマンヘッセの文章、綺麗で良いなーと思った
    もう少し時間の余裕のある時に読み返して、感想を書きたい

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    2025年11月29日
  • デミアン

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    弱みを握られて怯えるあたりはすごく心情や情景が分かりやすかった。デミアンが登場してよりこの小説に惹かれた気がする。主人公シンクレールが彼や、彼の母に惹かれる気持ちはよく分かる。デミアンとの出会いのお陰で彼は彼自身の心の闇と光と向き合えた、そんな青春〜成年へ〜なドイツ文学。

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    2025年09月20日
  • デミアン

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    p96までで断念。
    デミアンが出て来たところくらいから述べられる、物事に対する考えが、少し面倒だなあと思ってしまい読みにくく。

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    2025年09月11日
  • 青春は美わし

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    「青春は美わし」故郷に帰ってきた青年が2人の少女に再会してドキドキしていてかわいらしい。
    「ラテン語学校生」こちらの方が読みやすい。歳上女性に夢中になった少年。最後、生涯忘れないであろうプレゼントを受けるところが印象的だった。

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    2025年08月18日