高橋健二のレビュー一覧

  • ゲーテ詩集
    初ゲーテ。訳が良いのかさらさらと読み易い。もちろん深く考えれば難しく読むことも出来そうだけども。恋多き人のようです。
  • 荒野のおおかみ
    厭世家の恋のはなし。
    堕ちたエリート。不思議なアンナ。
    諭すような眼差し。
    狼、ノックアウト。
    曖昧な現象の中でいくつもの啓示。
    「いかにして、愛によって、人を殺すか」
    この命題は今も忘れない。
  • 春の嵐
    初めて読んだときは「うわ難解!表現回りくどっ」と思ったんですがだんだんいい感じになっていくような。青年の葛藤やら浅はかさやらが青春ど真ん中です。最後はえらい切ない。力技でぶっとばすなり攫うなりすりゃいいと思ってたけどそんな問題じゃないんだな。でも狂気の彼が狂ってく様子はもう少し丁寧に共感持てるようだ...続きを読む
  • メルヒェン(新潮文庫)
    ヘルマン・ヘッセの童話短編集です。

    彼のするどい感性に、一話目からジーンときてしまいました。

    サン・テグジュペリの『星の王子さま』を思い出しました。
  • ゲーテ詩集
    ゲーテ、堅いイメージがあったけれど、実際堅いわけだけど、イメージとはちょっと違ったな。
    恋多き詩人であったようです。

    共感できる詩がたくさんあったけど、ここで引用することが著作権を害することにもなりかねないと思うので、省略。(と言っても、自己紹介のところにひとつは拝借していますが^^;)

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  • 春の嵐
    む、難しい……学生の頃に読みましたが、読むうちにどんどん気分が重くなってしまいました。まあ、楽しい話じゃないですからね。
  • クヌルプ
    これも自己探求がテーマ。漂白の魂ってサブタイトルがついてます。自分の人生これでいいの?って疑問もつ人なら読むべし。