高橋健二のレビュー一覧

  • ゲーテ格言集

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    「おぉ!」と思える言葉もあれば、「???」な言葉もあり。
    月日が経って読み返すと、また違った感じ方になるのかも。

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    2011年07月16日
  • 幸福論

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    幸福とは何か。没時間性とは何か。どういうときが幸福なのかをヘッセ流に書いたものです。こういう幸福論もありかなと、しばらくはかぶれながら過ごしました。一理ある幸福論です。

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    2011年07月03日
  • ヘッセ詩集

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    ぴたりとくるのがいくつかあった。

    でも真っ昼間に読むもんじゃないなあ。
    しんみりしてしまう。
    2011.5.25

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    2011年05月25日
  • 知と愛

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    ネタバレ

    久方ぶりにヘッセをば。
    で読んだのだけど、読み終わった後泥のように眠った。
    読む力衰えてるのかもしれない。

    知と愛。
    原題はNarziss und Goldmund。

    修道院長になるナルチス(宗教家としてではなく、自らをあくまでも学者・思索家として定義しているのがこの人物の造形の肝ではないかと思う)、

    放浪の日々を経て芸術家になるゴルトムント(ナルチスから見るゴルトムントは常に少年らしさを失わず・・・何か少年漫画の主人公みたいね。)

    その二人の応酬が軸になっている。
    *

    前5編、後ろ5編、ナルチスとゴルトムントの会話が繰り広げられる修道院の中の場面は、設定も含めてヘッセらしく理屈っぽ

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    2011年05月22日
  • 青春は美わし

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    あえて言いたい。
    青春は美わしくない、と。
    この本は初恋を軸にした小説が2篇収められおり、分量も少ないのであっさり読み切れると思う。
    ただヘッセの作品群においてそんなに重要ではないかと。
    初恋とかもうね・・・下らないでしょう。
    いや、男はそう思うしかないの。
    実際振り返ると美しいという感情よりも下らない思い出のヤツが多いはず。
    統計取ったわけじゃないけど。
    特にいい歳になってから初恋らしいことをするとロクな目に遭わないような気がする。
    正直ヘッセには初恋を書くならもっと毒性を強くしろ、と言いたい。
    なんでわざわざ美わしくしようとしたのか。
    自分にはあまり面白いとは思えなか

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    2011年04月04日
  • ゲーテ詩集

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    一言で言えば、「高ぶる感情」を言葉にした詩。
    全てがクライマックス。

    当時の音楽家が壮大な曲をつけたがるのもよくわかる。

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    2010年10月25日
  • 知と愛

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    美しいしとても整っているしついでに萌えるし、良い小説。でも結局『デミアン』の一展開に留まるように思う。それを超えた内容はない。

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    2010年08月26日
  • ゲーテ詩集

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    有名な魔王の詩も載っているし、
    好きだなと思える詩もありました。
    個人的には愛ばかり語られている詩は好きじゃなくて、
    そういう詩の方が多いんだけど。

    月に寄す が気に入って、それをネットで調べたら、
    ミヒャエル・エンデ氏がこの詩の月とアポロの行った泥の地表の月と
    同じ物だろうか?と読者に質問を投げかけているらしいですね。
    エンデらしいなぁと思いました。
    そしてやっぱりエンデのファンとしては、違うと答えるなと思う。
    そういう感性ってすごいなと。

    いくつか好きな詩も見つけられて、収穫あったので良かったです。

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    2010年07月28日
  • ゲーテ詩集

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    小学6年生あたりで読んだんだと思う。姉の持ち物で本棚にあるのは好きに読んでいいことになっていたので。
    今、じゃあどんな詩だったかというと覚えていないのだけれど、当時の私はとても感動していたということは覚えています。

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    2010年03月17日
  • 幸福論

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    -幸福を体験するためには、何よりも、時間に支配されないこと、同時に恐怖や希望に支配されないこと-

    ノーベル文学賞受賞者、ヘルマン・ヘッセの晩年の随想・小品をヘッセと親交のあった訳者、高橋健二氏が「人生の意味をふかく具体性ゆたかにとらえているものを選んで訳出」した名冊。引用は本書タイトルにもなった「幸福論」という随想の一節。たった7枚の何気ないような話(文章)のなかに、ハッと自分の日常生活や思いと繋がる瞬間がある。
    核家族化が進む中で、深く人生について語り合うことができる"おじいちゃん"を持つことは難しい・・・。ちょっと難しくても、卒業・入学祝いに、子供たちにプレゼントした

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    2010年02月24日
  • 幸福論

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    幸福とは相対化する対象があって初めて機能する感覚なのだろうか。
    今、幸福だと感じている人はそれそのものに対して幸福を感じているのか、それとも誰かとあるいは過去の自分と比較して幸福であると感じているのだろうか。
    幸福を定義づけられるほどの哲学も持ち合わせていないので、そんなものは場合によるし人それぞれですよと言ってお茶を濁すけれど、私にとって幸福とはと考えると何かと比べてみないと感じ取れないほど遠くにあるモノのように思う・・・。残念なことに・・・。
    ある一瞬の状況でさえも(感動して泣いたにせよ、楽しくて笑ったにせよ)素直に幸福だと感じ取れる人間でありたいなとふと思った。

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    2010年02月11日
  • ゲーテ詩集

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    あざけりや侮りを忍ばねばならぬのでしたら、私一人で忍びます。
    私はあの方をよく存知、あの方も私をよく存じています。それは神様もよくご承知であります。

    いかなる人間も神々と力競うべからず。

    人間は気高くあれ、情け深く優しくあれ!

    我々にはいろいろ理解できないことがある、生き続けていけ、きっとわかってくるだろう。

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    2010年03月15日
  • ヘッセ詩集

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    初期作品(1902年)から後期まで多くの美しい作品が多い。
    Weil ich dich liebe.

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    2010年03月15日
  • 郷愁

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    よ、読みにくかった。喉の通りにくさはコントレックス並み。
    生まれ持った性質には逆らわないのが賢明よ、って話。

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    2009年10月07日
  • ゲーテ詩集

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    ガンダムXか何かの影響で気付けば買ってた。当時の私意味不明。
    年齢的にもちょっと意味不明だった。今読んだら違うんだろうなあ、と思ってる……

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    2009年10月04日
  • クヌルプ

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    クヌルプの自由な放浪生活と人柄に憧れます。
    その代償も書かれていますが、どんな人生にも代償はあると思う。
    個人的に好きな本。

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    2009年10月04日
  • 幸福論

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    【本書より】人間が生活の苦難や危険のただ中にあってもそういうものを楽しむことができるかぎり、つまり、自然や絵画の中の色彩の戯れや、あらしや海の声の中の呼びかけや、人間の作った音楽などをたのしむことができるかぎり、また、利害や困難などの表面の奥で、世界を全体として見たり感じたりすることができるかぎり、つまり、たわむれる若いねこの頭が描く曲線から、奏鳴曲の変奏演奏にいたるまで、犬の感動的なまなざしから、詩人の悲劇にいたるまで、連関があり、無数に豊富なつながり、相応、類似、反映が存在していて、絶えず流れるそのことばから、聞くものに喜びと知恵、冗談と感動の与えられる、そういう全体
    として世界を見たり感

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    2009年10月04日
  • 春の嵐

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    ここまで描けるとは…!漫画でいうと一こまの中にぎゅっと情報を詰め込む。あの暖炉?の間のシーン 嵐の中で叫ぶとその声は聞こえない。

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    2011年09月07日
  • ゲーテ詩集

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    初ゲーテ。訳が良いのかさらさらと読み易い。もちろん深く考えれば難しく読むことも出来そうだけども。恋多き人のようです。

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    2009年10月04日
  • 荒野のおおかみ

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    厭世家の恋のはなし。
    堕ちたエリート。不思議なアンナ。
    諭すような眼差し。
    狼、ノックアウト。
    曖昧な現象の中でいくつもの啓示。
    「いかにして、愛によって、人を殺すか」
    この命題は今も忘れない。

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    2009年10月04日