津田大介のレビュー一覧

  • IT時代の震災と核被害

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    あの日、IT企業で何が起こっていたか、から、あの日から、僕らはどこへ向かっていくのか、まで。
    引き受けて考える、ことが、紹介されてる色んな人たちに通奏低音になっていて、宮台さんの文章でしっかりと言語化されて、締まった感じ。いわゆる理系と、いわゆる文系をつなぐ一冊。編集、お疲れさまでした。

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    2011年12月31日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    ネタバレ

    ①マネタイズの変化
    かつてのレコード会社は新人育成・レコーディング・CMとのタイアップによる広告などに投資しCDの売り上げにより利潤を得ていた。しかしデジタル化とコンテンツの多様化によりCD売り上げ市場が縮小化してきた現在ではレーベルも新しいビジネスモデルの構想が迫られている。筆者二人はライブ収入と物販収入に価値を見出している。特にTシャツなどは原価率が低く済むので、「高く、狭く」売るようなファンを囲い込むビジネスの行い方が今後優勢となってくるとみている。この閉鎖性とブランディングは相性が良く、どちらも未来型レーベルのキーとなる概念のようだ。またライブやフェスは年々市場規模を拡大している分野で

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    2011年10月17日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    CDを買い続けてる自分からすると、CDが売れなくなったって実感は無いけど、いろんなデータを見ると、今の音楽業界の厳しさがつぶさにわかった。

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    2011年10月03日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    ネタバレ

    非常に読みやすい。
    CDが売れなくなった理由や背景、好調なライヴ・フェス、音楽業界がどう変わったのか等々分かりやすくまとめられてる。
    そしてこれからのレーベルの有り方、まだまだ出来ること、しなくちゃいけないことへ導かれてる。
    悲観的なことが全く書かれていない。

    ”これからのミュージシャンは、音楽以外のところから刺激を受けていった方がいい”という言葉はとても共感できる。

    Low High Who?(通称LHW?)というレーベルがまさに未来型レーベルなんじゃないかなと思った。
    シンガーであるPranellがレーベルを立ち上げて、自身の音源や描いた絵やアニメを直販する。さらにはPVまで作り上げる

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    2011年09月28日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    音楽ニュースサイト「ナタリー」の代表取締役の津田大介さんと、
    音楽プロデューサーなのでしょうか、レーベルをいろいろ作ってこられた牧村憲一さんによる、
    これからの音楽の需要と供給についてなどを論じたり、対談したりした本です。

    著作権に関するところは難しくてちゃんと理解できないまま読んでしまいましたが、
    その他のところ、とくに60年代ころからの音楽史などは、レーベルの名前やミュージシャンの名前を
    ちょっと知っているくらいの知識があれば、すんなり読み進められます。

    しかし、読んでみると、レコード会社っていうのは、あくどいというか、
    弱みに付け込むところもあるし、利益追求しすぎるところもあることが

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    2011年07月19日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    昨年,メディアテークのイベントで津田さんを知って,教授と大貫さんのライブのユーストを見て,牧村さんを知って,この本を読み終えたあとツイッターのTLを見ていたら,DOMMUNEで小室さんのライブを知った。
    なんかすごい偶然だなぁ~。

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    2011年06月13日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    SNSの普及やテクノロジーの進歩で音楽に限らずモノを作りだす人が正当に評価されて、稼げるようになりそう。自分で作ってプロモーションして欲しい人に届ける。夢があるし、それが本来あるべき姿と思う。

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    2011年05月30日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    ネタバレ

     レコード立ち上げに関わる「中の人」の視点と、権利関連など音楽業界を客観的に分析する「外の人」の両面から、音楽業界の現状と今後の展望を対談形式で綴っている本です。
     個人的には、音楽"産業"の今後について、漠然と抱いていたイメージがどういったものだったのか、を掴むきっかけになりました。
     著作権や利益配分などのなかなか表に出ない様な話もあり、興味深かったです。

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    2012年01月18日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    新しいプラットフォームへ移行を始めているめまぐるしい音楽業界の動きと、これからの音楽レーベルの未来を分かりやすく書いています。音楽業界の人はもちろん音楽をやっている人も必読の内容です。

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    2011年03月29日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    読むまでなんで「未来」と「サバイバル」が組合わさっているのか判らなかったが、考えてみれば音楽は書籍に数年先行して課金配信モデルにパラダイムシフトしているのだった。昔懐かしい「レーベル」の話がいっぱい書いてあるけど、もはやアーティスト〜レーベル〜レコード会社という枠組みは崩れさって、生き残りたければ自分でどうにかしろ、という世界に入ってしまっているんですね。出版の未来を暗示しているような.....

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    2011年03月29日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    なるほどと頷く部分よりも共感する部分が多かった。それだけ、新時代の音楽やアーティストと一般市民の関係性が実感として近づいて来てるという事なのかな。

    CDアルバムは長くなりすぎた。5曲入りくらいのミニアルバムをより安価で販売していくのが良いという津田さんの話は、僕がまさに思っていた事なので、100%同意。
    実際、僕の知っている中では、第一回のCDショップ大賞を取った相対性理論のシフォン主義は5曲入り1000円くらいで売ってるし、→Pia-no-jaC←も7曲程度のミニアルバムを2000円程度で販売して、ある程度成功しているように思う。
    こうした流れは、リスナーにとっては喜ばしいものだと思う。

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    2011年03月04日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    本書が指摘するように、この議論はあらゆるクリエイティブ産業に通ずるところがある。人々がどのように文化を消費し、また消費がどのように文化を創るのか。固定概念に縛られた硬直思考を捨て、柔軟に時代に対応した創作活動を行うヒト達にとって支援の書。

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    2011年02月15日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    ここ20年ぐらいの音楽をめぐる状況、環境についてさらっと。身の回りのミュージシャンたちのことを思い浮かべながら、自分のバンド活動についても考えながら。
    音楽をやる人にとってはやり方によってはとても幸せになれるチャンスが、めぐってきていると改めて実感。

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    2011年02月09日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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     ソーシャルメディア時代における音楽のあり方について語った一冊。
     著者は津田大介と牧村憲一。そう、70年代にはシティ・ポップの裏方として活躍し、80年代にはノン・スタンダードのディレクター、90年代にはトラットリアのプロデューサーとして活躍した牧村憲一である。
     津田大介単体の著書であれば斜め目線で読んでしまったかもしれない内容に、説得力を感じてしまう音楽ファンは僕だけではないはずだ。
     まぁタイトルから想像されるとおりの内容であるが、それ故に含まれる真実が明確に浮かび上がる。とりわけ「歴史」を語る2人の言説は音楽ファン必読。
     CDがますます売れなくなる時代、しかし決して音楽の未来は暗くは

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    2019年01月16日
  • 未来型サバイバル音楽論 USTREAM、twitterは何を変えたのか

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    一気に読みきった。特定の立場に寄り過ぎずに、音楽業界(という言葉が適当かわからないが)の過去、現在、未来を書いており、状況がよくわかった。

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    2011年05月31日
  • ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術

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    Twitter とデマ情報 多くの あふれる情報の中から有効なものを見つけ出す
    津田発行のメールマガジン から 記事 Q & A を集めて 編集
    巻末の島田裕巳の解説がわかりやすい
    あふれる情報 ー 選別 ー わかりやすくー 提供
    松岡正剛 編集工学 キュレーション

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    2024年08月28日
  • 情報の呼吸法

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    ネタバレ

    積ん読状態だったのですが、夏休みの機会にさくっと読んでみました。
    最近出た「動員の革命」と内容は多少似ているのですが、個人的にはこちらの方が読みやすかったですね。
    あまり主張していることに変わりはないのですが、「キュレーター」ではなく「バーテンダー」というところは、ちょっとなるほど、と思いました。

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    2024年07月12日
  • 「ポスト真実」の時代――「信じたいウソ」が「事実」に勝る世界をどう生き抜くか

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    タイトルは話題性に富んでいるが、学生が読んでも役にたつとは思えず、時間がないビジネスマン向けの手軽な本であろう。間違ったことは書いていないが、それほど深い内容のことも書いていない。今から7年前に書かれた本なので、時代相応であろう。

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    2024年04月28日
  • 宗教右派とフェミニズム

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    基本的に既に知っている内容ながら,こうやってまとめて読んでみると,何と悍ましい事か…
    安藤優子さんの『自民党の女性認識』と合わせて読むとその気持ち悪さが一層認識できると思う.
    ただ,「宗教右派」と言う枠組みからはちょっとピントがずれてしまっていて残念.安藤優子さんの著書の方が寧ろ,宗教右派と自民党はじめ右派政治家,日本政府の連動を的確に描いていて,本書を読んだのち『自民党の女性認識』へと読み進めるのがオススメ.

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    2023年11月21日
  • 情報の呼吸法

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    タイトル通り、現代の情報の取り扱い方(呼吸)についてわかりやすく書かれています。
    これだけ情報が溢れているのに、扱い方でアウトプットやリアクションが違うのが興味深い

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    2019年06月12日