【感想・ネタバレ】ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す これからのソーシャルメディア航海術のレビュー

あらすじ

テレビ、ラジオ、ネット放送、ツイッター――文字どおり「7つの海」を股にかける津田大介が、ソーシャルメディアを中心に、私たちをとりまくメディア環境の現実と未来、それぞれの上手な活用法と連携術、そして、情報の海に溺れることなく、メディアを使いこなすリテラシーを高めるための独自の発想や方法論について、あますところなく解説する。情報メンテに役立つ<最強の羅針盤>。

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ソーシャルメディアに接するノウ

ソーシャルメディアを中心としたメディアとの接し方についての津田マガのQ&Aコーナーをピックアップして書籍化したものだそうです。メルマガをとっていないのでとても参考になりました。

ソーシャルメディアとの距離感に迷っている人にはとても役に立つノウハウが詰まっているので価値ある1冊といえると思います

結局は情報の信頼性を確認するのは自分の知識や行動なので、本を読む、人に話を聞く、ここに集約されていくわけです。そのためのツールとしてもソーシャルメディアを活用すべし、ということでしょう。

それと、巻末のドワンゴ川上量生氏との対談。川上氏のキャラクターはいつも通りだけど、津田さんの政治への関わり方をしつこく聞いているのとてもよかった。ポリタスも面白かったし、その運営資金だとすればメルマガにお金を払ってもいいかな、と思えました。

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2014年03月06日

Posted by ブクログ

付録で島田裕巳さんが「津田という人間自体が一つのパーソナルメディアであり、彼の活動はすべてメディアとしての機能を果たしている。」と書いていて、なるほどと思った
わかりやすい言葉でスッと理解できた

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2014年09月20日

Posted by ブクログ

この本をどんな本だと紹介すればよいか?

帯には「情報メンテに役立つ〈最強の羅針盤〉」とある。要約すれば、氾濫する情報とどう付き合っていけばよいかのHow to本ということか。。

しかし、私はいわゆるHow to本が大嫌いだ。何かを上手くやりたいという自分の野心を達成するために誰かの真似をするというのは好きではないからだ。How to本は横着をするための本だ。私は昔からゲームの攻略本が嫌いだった。

その意味でこの作品はHow to本ではない。私はそういう風には受け取らなかった。従って、先な挙げた帯の要約は違う。

内容はメルマガやSNSに関するQ&Aだ。とても勉強になる。しかし、勉強になるのは著者である津田さんの経験に基づく「プロ論」が一貫して描かれていることだ。津田さんの文章は素晴らしい。とても柔らかくて読みやすい。しかし、その柔らかい口調から語られるアドバイスは勇気を与えてくれるが、全て容易ではない。

大抵の人間は一歩を踏み出すことすら無理だからだ。プロの現場を知らないからだ。

しかし津田さんの柔らかい口調はそんな厳しいプロの現場を着実に生き抜いてきている強さに裏打ちされているようだ。だから読んでいて「自分も出来るのではないか」と思えてくる。

これは単なる情報本ではない。プロの矜恃と優しさが描かれている。自分もこんなプロになりたい。近づきたいと思う。たとえ現場は違っても核は同じでありたい。

そう思える好著だ。

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2014年01月20日

Posted by ブクログ

情報収集は本から3割、人づてが4割、ネットからが3割
スペシャルな分野を複数持つ
とにかくやってみる
(川上さん)コンテンツとは「わかりそうでわからないもの」を、「それが何なのか突きつめたい」という欲望。本能に働きかけるもので、性的なもの、おもしろいもの。それも、わかるようでわからない中間地点にあるもの

Twitterのフォロワーの増やし方
1 まず自分自身がTwitterでフォローを増やす
2 有用な情報を発信することでフォロワーに貢献する
3 自分の日常の様子やアイデアを書いて自分自身についても興味をもってもらう
4 それを繰り返す

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2016年10月27日

Posted by ブクログ

津田大介がTwitterやその他SNSからどのように情報を仕入れ、発信しているのかを一問一答形式で答えている。
津田氏について、名前くらいしか知らなかったが、なるべく正確、中立な情報を伝えようとする姿勢には好感が持てた。

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2016年04月17日

Posted by ブクログ

(簡潔版)
○ジャーナリストの津田氏の著作。
○情報リテラシーやSNS社会での活動の仕方などについて、著者の経験を踏まえつつ、Q&A形式で紹介したもの。
○とても面白い。

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2014年08月27日

Posted by ブクログ

 いつの頃からか「マスゴミ」という蔑称が主にネット上で流布されるようになった。マスメディア、ネットニュース、ソーシャルネットワークなどへの批判的視点は必要。確かに「世俗」を忌み嫌う敬虔な信者にとっては、見るに値しない「ゴミ情報」が氾濫しているのも事実。

 しかし、意に沿わない主張や情報を切り捨てるのではなく、ただそれらを鵜呑みにするのでもなく、上手に付き合うことはできないのだろうか。

 情報収集の作法や、メディアを使いこなす基本的なリテラシーを高める方法論について、メディア・アクティビストの著者が解説。「新聞に未来はあるか?」「電子書籍の行く末は?」など、いずれも編集者としては気になる問いにも明快に答える。

 固定的な主義主張に固執せず、メディア(媒介)としての役割に徹する著者は、既存の枠にとらわれない「越境する人」を体現する。発信主体としての宗教者、教会のあり方にも適用できないかと思いめぐらす。

 宗教学者の島田裕巳氏による解説付き。(松ちゃん)

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2014年08月18日

Posted by ブクログ

開いてみたらQ&A方式で「しまったかな」と思ったけどこれはこれで使い道がある

辞書みたいな感覚で何かあったときにひょいっと手に取るには便利だと思う

ただ、3年から5年ぐらいが有効射程範囲内でもあると思うのでその辺は時々の情勢に合わせて自分なりに考えて対応することが必要

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2014年05月23日

Posted by ブクログ

ソーシャルメディアとの付き合い方、ジャーナリストについて、一問一答形式で答える。自分も、ソーシャルメディアとの付き合い方をちょっと変えようかなとも思う。また、津田さんがどうして津田さんになったかも書かれていて興味深い。

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2014年04月19日

Posted by ブクログ

安定のおもしろさ。
本書ではQ&A方式でネットやメディアについて著者である津田さんが回答していく。

個人的に特におもしろいと思ったのは冒頭にあるネット選挙の話。共産党がなぜ躍進したのか、また政治家や政党はどのようにネットを活用するべきかと言った話は僕の中の疑問にひとつの答えをもたらしてくれた。

僕はおもしろい本とつまらない本の違いは共感できる割合だと常々思っているのだが、津田さんの本は共感できる部分が非常に多く、さらに文章がわかりやすく読みやすい。

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2014年04月05日

Posted by ブクログ

Q&A形式で、津田さんの考えがわかりやすく、おもしろく書かれている。ネットの世界やテクノロジーの進化に、心がわくわくするが、それにより、さらに自分という人間の表現が難しく、しかし世界は広がり、という感じだ。

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2014年03月10日

Posted by ブクログ

完全にタイトルで購入しました。内容はQ&A方式。SNSに関する質問がメインで、それに作者がどう思っているか、どうしたらいいかを答えていく。堅くないので、読みやすい。特に1,2章はタイトル通り、大量に流される情報をどう活用し、つぶされないようにしていくかが書かれている。わかり易いのは、作者の見解とともに、参考になる文献やメルマガ、ツイートをつけてあること。今更ながら、参考にしたい。4章にあった「これからの社会はスペシャリストがゼネラリストか」の問いに「スペシャルな分野を複数持つ人間が生き残る」に共感。

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2014年02月08日

Posted by ブクログ

最近ツイッターに飽き始めていたけど、FBは近しい人と近況を深めるために、ツイッターはあくまで情報を取りにいくツールだと捉えてフォローを整理してみたら、また楽しくなってきた。どこに有用な情報が集まっているかは、たまにこういう本を読んで整理するのがとても大事だと思った。津田さんのこのフラットな感じすごいなぁ。

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2014年02月08日

Posted by ブクログ

Twitter とデマ情報 多くの あふれる情報の中から有効なものを見つけ出す
津田発行のメールマガジン から 記事 Q & A を集めて 編集
巻末の島田裕巳の解説がわかりやすい
あふれる情報 ー 選別 ー わかりやすくー 提供
松岡正剛 編集工学 キュレーション

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2024年08月28日

Posted by ブクログ

津田マガを読んでる人にとっては、再掲と再編集ということで新しいことはないが、本として纏められていると読みやすく、初見で考えていたことを再度考える良い機会となる。
基本的には、津田さんなりの情報へのスタンスが質問に対して書かれているだけで、コレという方法が学べるのではなく、あくまで参考にして自分なりの情報整理を作ることになると思う。情報が氾濫している中で、自分なりの情報整理の手助けになるとは思う。

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2015年03月23日

Posted by ブクログ

いろいろな質問に答える形式で進行していく、
情報社会での作法、そして、
これからの社会でどう生きていくべきか、についての本。
IT時代の人生指南的意味合いすら感じる本です。

津田さんってぼくの年よりも3つか4つ上でしかないのに、
その抱えている専門的な情報量の多さと、
いろいろな経験によって醸成された考え方によって、
快刀乱麻にさまざまな疑問に対して真正面から答えていきます。
やるなぁ、と。
ご自分では「怠け者だ」なんておっしゃっていますが、
きっと時間の使い方が上手いのがうかがえる。

おもにツイッターってツールはこういう視点から見て考えてみるといいよ、
っていう項が多かったかな。
そして、なるほどと思いながら、自分の感じていることや考えていることを補強したり
修正したりできるような内容でした。

それで、この本を読んでたら、
どうやらおいらはダメなアマチュアライターなようなんだけども…、
断定と推量の言葉の使い方のところの説明なんかでそう感じさせられた。
推量の多い文章、かもしれないだとか、だそうだ、とかそういう言葉遣いだと思います。
でも、なんていうか、僕は読者をたてる文章を書いてると思ってるわけです。
いつもそうじゃないけど。
意見を主張するよりか、材料を提示して読者の方々に判断をまかせる感じ。

世間には自分が主役っていう文章を書くのが本当っていう感覚があるように思いますし、
それは悪いことではないです、責任を持って書いている証でもあるから。
でも、読者に対してわき役を演じる書き方もあると思うんですよね。
また、断定を急くのも、ギャンブル的で違う感じがしたりする。

文章の、その言葉遣いやなんかやで「勝負!」っていうのは、
たまにそういう気持ちもあるけれど、僕はちょっと違うと思っていて。
心にあるものが、読者の心に伝わることが一番大事であって、
言葉ってその媒介じゃないかって思うんです。
こころからこころへ、言外のものが伝わる、それが一番じゃないかと、ね。

まあでも、文章を書く世界にしたって、厳しいものですな。

僕みたいな、社会のメインストリート(まともにレールから外れずに的な意味も込めての、メインってこと。)
から期せずしてはずれてしまって、それをもはや肯定して生きている僕なんかとしては、
津田さんの本を読んでいて彼って実はけっこうエリート志向なんだなと思えた。
あるいは、社会の主流から外れてはならないっていう意識を持っている。
見かけは金髪の人でもそんな気がしました。

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2014年10月18日

Posted by ブクログ

各節が問いへの回答形式になっているので読みやすい。
津田氏がどのように仕事に取り組んできたのか等は参考になる。

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2014年05月03日

Posted by ブクログ

「エコーチャンバー(共鳴室)効果」「ソーシャルメディアを通じて多様な意見にふれているような気になっているが、そのじつm自分の声が反響しているだけの空間にいるー自分と価値観が近い人の意見にしか触れないことで
自分の意見が多数派だと勘違いしてしまうわけですね。」
気を付けよう

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2014年03月21日

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