津田大介のレビュー一覧
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あの池上彰が、テレビは全然見ない。
自分が出演したテレビですら見ないとはっきり言っていた。
テレビから2時間で受ける情報はたいへん少ない。
その上テレビは2時間ずっとその前に座っていなければならない。
それならば2時間本を読んだ方がよほどの情報量が手に入る と 断言している。
津田大介に至っては、情報の3割がネット、三割は活字、4割はいろんな人に出会ってその人から貴重な情報を仕入れるといっていた。
やはり実際に人に会って人から聞く情報というものは、
大変貴重だということだ。そしてそれに池上彰も強く同調していた。
TBSは、テレビ事業は、赤字。不動産業の赤坂サカスは 好調。読売新聞も 新 -
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乙武さんと対談形式での議論。
対談相手はお馴染みのメンバーともいえ、この本以外でも著作があったり、よく他の対談本でも登場したりする人物ばかり。
なのでその人の主張自体は他の本にも出てきて特に新鮮味はない、その意味では出てくる人本人が書いた本の方が詳しい。
ただ、この本の持つ新鮮味は内容よりも「乙武さん」が相手であることに尽きるようにも思う。
非常に稀有な経歴を持つ乙武さんゆえ、対談の中でも視点が新しいというか、広さを感じるので、その部分に対して面白さがあったと思う。
最後都知事、政治家への転身を勧められていたが、どうなんでしょうね。見てみたい気もするが、一議員としてではなく首長としてがい -
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2014年初版
乙武洋匡 対談
現代社会のおかしさ、課題についての8篇の対談集。
若手論客8人対乙武さんという対談本 (R25の対談企画の書籍化)。八人八様の社会への向き合い方・戦い方を紹介しつつも、共通している「既存勢力・既得権益との向き合い方」については東氏のまとめた「内側・外側」のまとめがわかりやすい。既存のルールの上でも戦える準備をする=内側。既存のルールを真っ向否定し、トリックスター的に変革を目指す=外側。
論壇会にも世代があるし、スタンスの違いもあるということがなんとなくわかった一冊。それにしても乙武さんのスタンスがいい意味でずるい。いいところを結局持っていくような構成でした -
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いろいろな質問に答える形式で進行していく、
情報社会での作法、そして、
これからの社会でどう生きていくべきか、についての本。
IT時代の人生指南的意味合いすら感じる本です。
津田さんってぼくの年よりも3つか4つ上でしかないのに、
その抱えている専門的な情報量の多さと、
いろいろな経験によって醸成された考え方によって、
快刀乱麻にさまざまな疑問に対して真正面から答えていきます。
やるなぁ、と。
ご自分では「怠け者だ」なんておっしゃっていますが、
きっと時間の使い方が上手いのがうかがえる。
おもにツイッターってツールはこういう視点から見て考えてみるといいよ、
っていう項が多かったかな。
そして -
Posted by ブクログ
ウェブ・ジャーナリストである著者が、ツイッターをはじめとするソーシャル・メディアがこの国の政治を動かすためのツールになることを、豊富な事例とともに論じた本です。
思想的なバックボーンとしては、東浩紀の『一般意志2.0』に依拠しているところが多いように感じます。東は、現代社会の民主主義はあまりにも個別的・具体的な利害関係が錯綜しており、話し合いによる「熟議」でコントロールするには限界があるということを示しました。その上で、「熟議だけでは統治をうまく回せない現実に対処するため、熟議を情報技術によって集められた「集合知」で取り巻く」ことで、従来の民主主義を補完しようと主張しています。
オタクの消