小島慶子のレビュー一覧

  • いいね! ボタンを押す前に――ジェンダーから見るネット空間とメディア

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    メディア表現とダイバーシティーを抜本的に検討する会を(MEDI)の一作目、足をどかしてくれませんか
    はまだ読んでいない。
    自分もSNSとの関わり方に反省と戸惑いが多く、また、特に悪い方の、声が大きい方の少数者の言説やネットを超えた実力行使など、スマートなネット社会になっていないことへの怒り、無力感、戸惑いもあり、皆が当たり前にスマホをもちSNSを使いながら貧困や困窮や困惑を覆い隠していることや、国境越えた犯罪集団のツールとして活躍していることなど踏まえ、興味深い論説とインタビュー読んだ。

    ハンナアーレントが引かれ、
    公共的領域に必須な価値として提示した複数性plurality
    全体主義に対置

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    2023年02月12日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    子育てママ必読って思うくらい、子育てに対して気持ちが前向きになれる対談でした。

    グローバル教育、学歴… そういったプレッシャーから解放されます。

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    2022年08月08日
  • 歳を取るのも悪くない

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    不安障害を持っていても言い訳せずに生きている。
    自分で考え、自分で責任をもって、自分で決めて、動いて生きる。それしかない。生きる意味を考える前に、仕事をして自分を合わせて成長していく。

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    2021年09月30日
  • 絵になる子育てなんかない

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    子育てに真剣に向き合っている印象の小島さんと、全ては「自然」からの視点で捉える養老先生の子育て対談という、噛み合っているんだかズレているのだかよくわからない対談で面白かった。

    「変質する世界」に収録されていた、ぶっ飛んでいた養老節を思い出す。他のジャーナリストや学者さんが微に入り細に入りコロナ問題を議論する中で、養老先生は人間という生物の生き方そのものとは、みたいな高見からの意見で、印象に残っているのは養老先生のエッセーだけだ。

    第一パンチは「哺乳類の子育てが始まったのは6000万年前。人間はせいぜい25万年でそこに意識を持ち込んで、自然である子供をコントロールしようとしている」という話。

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    2021年03月04日
  • 絵になる子育てなんかない

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    まずタイトルにどきっとする。絵になる子育てにしてることってたくさんあるぞ私、と。

    「子育ては自然である。」という養老さんの説に沿って繰り広げられる対談本。

    面白かったのはテレビでホームドラマが流れるようになって、一個のカメラが撮っている画像を全視聴者が見るという非常事態が続いているという話。目は普通共有してなくて皆違うものをみてるのにそれを忘れてしまっていると。母親が見ているものと子供が見ているものは違うのだということ。

    そしてわるい叔父さんの意義。その人の器なりの人生。社会でどうやって人の役に立つか。二地域居住制。どん底に落ちたら掘れ。

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    2020年12月25日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    今の私が疑問に感じていることがバシバシ書かれており痛快だった。
    そうなんだよな。グローバル教育ってそういうことなんだよな、と。

    グローバル教育ってなると英語ができて、海外の有名大学を目指したり留学を挟んだりしてグローバルな視点や経験を積んだり、そんなイメージで使われてるけど、ほんとの意味でのグローバル教育ってのは違う。グローバルに生きていくって、海外にいないとできないことなのではなく、実は小さな自分のコミュニティでもできることで、そして親から子へもできること。多様性を認め、尊重し個の能力を高めていくこと。

    母親に突如なったものたちがお乳が外れたとたんいきなりすごいスピードで色々なことを吸収

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    2020年12月21日
  • 仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!

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    2人の子どもの母である小島慶子さんが、6年にわたり綴ってきた子育てのエッセイ。妻の役割、夫の役割、子どもとの関係、そして仕事を巡る小島さんの喜びや苦しみ、葛藤が手に取るように伝わります。多様でいい、悩んでいい、たくさんの励ましをもらえます。

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    2020年04月30日
  • 仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!

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    ネタバレ

    心に響く言葉がたくさん散らばっていた。
    「子はかすがい」という言葉をすごく重く納得感を持って感じた。同じ人を心底愛するという経験、それを共有できるという経験は本当に貴重なこと。
    子どもの、「みてみて!」は時に鬱陶しくもあるけれど、それが信頼の証だと思うと涙が出そうになった。ずっと子どものいちばんでいたい。
    そして、親がいちばんではなくなる時が必ずくること。その時に今の自分を褒めてあげられるように、子どもとは、今この瞬間に幸せを感じられるように生きようと思う。

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    2020年03月05日
  • わたしの神様

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    女子アナの世界ってドロドロしてるんでしょ?の期待を全く裏切らない、むしろ期待以上のドロドロが詰まっていた。。。

    メインの登場人物は3人の女子アナで、ただ三者三様にそれぞれの人間が形作られただけの周りの環境や過去がある。
    日本の社会が男社会だからこそ、"女子アナ"と言う言葉が生まれたんだろうと書かれていたのにはハッとする。


    満たされている女の子は女子アナになろうなんて思わないってのは、まさにその通りだろうな。
    女子アナになる、有名になる、活躍する、そうすれば満たされる、神様に認めてもらえると思っている登場人物たちが切ない。
    でも、そんな気持ちを抱えながらみんな生きている

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    2018年05月16日
  • ホライズン

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    ところどころは私も似たところを持つ、不完全で感情移入はいずれも等しくできない女性たちの物語。
    ある国に暮らす日本人女性たちの狭い世間の話であるのに不思議なほどの広がりがあり、こちらを運んでいく力強いうねりがある。
    小島慶子氏にはもっと小説を書いてほしい。

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    2017年10月28日
  • ホライズン

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    自分も毒親(母親)育ちだからか、真知子と弓子の生きづらさが猛烈にわかる。
    最後は胸がつまった。

    小島慶子さん、読むの2作目だけど、両作とも猛烈に面白かった。
    こんな才能があったとは。
    そして彼女ならではの、いい意味で少し意地の悪い目線、これがおそらく男性には、あるいは幸せで揺るがない家庭で育った人にはわからないリアルさが、なんと心に突き刺さることか。
    気になって買ってよかった!

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    2017年07月02日
  • 不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか

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    小島さんが話されたサッカー選手の話。本当にそのとおり。好きでやること、楽しむことが一番。壁にぶつかっても楽しいことがわかってれば乗り越えた先にもっと多くの楽しさがあるから。

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    2016年06月28日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    ネタバレ

    参考になったぞ。読んで良かった。

    学歴思考NO
    子供は親の創作品ではない。子供の学歴が親の点数ではない。教育虐待しない。

    幸せになる方法は一つじゃないと思える視野の広さを与える。
    目の前の社会の中で多様性を発見出来なければ、地球の裏側に行っても発見出来ない。
    自分の常識を相手にもあてはめる思考を外す。
    誰の話にも耳を傾ける。
    自分の気持ちや意見を誰に対しても言っていい。
    意見の相違はある。どうしたらケンカせずにお互いの事を理解出来るか、工夫して答える。
    自分に理解出来なかったり、意思の疎通が出来ないからといって、排除しない!

    子供から「生きるっていろいろあるけど、楽しいね」って言われたら

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    2016年02月20日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    女性が語る「女性性」がこんなにもおもしろいとは!「こじらせ女子」という語彙の発見が、おもしろい対談を生んだのは間違いない。

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    2013年06月22日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    凄い面白かった!特に小島慶子さんの章は何度もうなってしまった。「女はレースをしたがる」という解釈には、なるほど!とパーっと眼前が一瞬明るくなりました。
    改めて、女とはそういう生き物なのだ、と再認識。これからもレースに参加する事なく、うまくこじらせ過ぎずに生きて行こうと思った一冊。おかざき真里さん、湯山玲子さんの章も必読です!

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    2013年04月18日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    昔は、恋愛したら結婚したらこじらせは治るものと信じてたけど、
    ……結婚しても、な お ら な い!
    処方箋は、どこにあるの!??まじで!

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    2013年03月06日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    雨宮まみさんが大好きな作家のおかざき真理先生と対談だなんて読むしかない!!!
    と思って買った本だったんですが、全員との対談がすごく面白くて・・・!大好きな本になりました!
    本の内容的には仕事と恋愛のバランスのことや子育て結婚のことも書かれてて、きっと自分が年を重ねればこの問題にぶつかるんだろうなって思いました。30代になってふと自分何してるんだろうって思うことはあるんだろうな、など。
    峰さんのヒエラルキー図は衝撃的でしたが、すんなりとあぁーこれあるわーと自分に入ってきました。

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    2012年12月04日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

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    サプリの人はあまり知らなかったんだけど、雨宮さんに能町さん峰さん、さらに小島慶子さん湯山玲子さんと人選がすばらしすぎるので買いました。
    能町さん峰さんの項で共感し、小島さん湯山さんの項で至言を得まくる。
    最近は女性の生き方の本をよく読んでるな。

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    2012年11月05日
  • 絵になる子育てなんかない

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    私自身、私立中学受験・私立高校受験を経験し、どちらも失敗しました。自分の子どもが生まれた時、私と同じように育てるのは嫌だと思いながら、これでいいのか?と悩みもしました。
    この本は私がしてきた育児を「それでいいよ」と後押ししてくれるものでした。
    でも、早期教育を否定するような内容なので、人によっては馴染めないかもしれません。

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    2012年05月21日
  • 絵になる子育てなんかない

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    ”子供は自然なのだから、親が脳のなかで「こう教育すればこう育つ」なんていくわけない」が持論の養老先生に、都会派ママの教育常識に疑念を持つ小島さんが挑むという対談集。
    これはすべての子育て中の親に薦めたい。

    一冊はもう早速プレゼントしちゃった。

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    2011年11月26日