小島慶子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
メディア表現とダイバーシティーを抜本的に検討する会を(MEDI)の一作目、足をどかしてくれませんか
はまだ読んでいない。
自分もSNSとの関わり方に反省と戸惑いが多く、また、特に悪い方の、声が大きい方の少数者の言説やネットを超えた実力行使など、スマートなネット社会になっていないことへの怒り、無力感、戸惑いもあり、皆が当たり前にスマホをもちSNSを使いながら貧困や困窮や困惑を覆い隠していることや、国境越えた犯罪集団のツールとして活躍していることなど踏まえ、興味深い論説とインタビュー読んだ。
ハンナアーレントが引かれ、
公共的領域に必須な価値として提示した複数性plurality
全体主義に対置 -
Posted by ブクログ
子育てに真剣に向き合っている印象の小島さんと、全ては「自然」からの視点で捉える養老先生の子育て対談という、噛み合っているんだかズレているのだかよくわからない対談で面白かった。
「変質する世界」に収録されていた、ぶっ飛んでいた養老節を思い出す。他のジャーナリストや学者さんが微に入り細に入りコロナ問題を議論する中で、養老先生は人間という生物の生き方そのものとは、みたいな高見からの意見で、印象に残っているのは養老先生のエッセーだけだ。
第一パンチは「哺乳類の子育てが始まったのは6000万年前。人間はせいぜい25万年でそこに意識を持ち込んで、自然である子供をコントロールしようとしている」という話。 -
Posted by ブクログ
まずタイトルにどきっとする。絵になる子育てにしてることってたくさんあるぞ私、と。
「子育ては自然である。」という養老さんの説に沿って繰り広げられる対談本。
面白かったのはテレビでホームドラマが流れるようになって、一個のカメラが撮っている画像を全視聴者が見るという非常事態が続いているという話。目は普通共有してなくて皆違うものをみてるのにそれを忘れてしまっていると。母親が見ているものと子供が見ているものは違うのだということ。
そしてわるい叔父さんの意義。その人の器なりの人生。社会でどうやって人の役に立つか。二地域居住制。どん底に落ちたら掘れ。 -
Posted by ブクログ
今の私が疑問に感じていることがバシバシ書かれており痛快だった。
そうなんだよな。グローバル教育ってそういうことなんだよな、と。
グローバル教育ってなると英語ができて、海外の有名大学を目指したり留学を挟んだりしてグローバルな視点や経験を積んだり、そんなイメージで使われてるけど、ほんとの意味でのグローバル教育ってのは違う。グローバルに生きていくって、海外にいないとできないことなのではなく、実は小さな自分のコミュニティでもできることで、そして親から子へもできること。多様性を認め、尊重し個の能力を高めていくこと。
母親に突如なったものたちがお乳が外れたとたんいきなりすごいスピードで色々なことを吸収 -
Posted by ブクログ
女子アナの世界ってドロドロしてるんでしょ?の期待を全く裏切らない、むしろ期待以上のドロドロが詰まっていた。。。
メインの登場人物は3人の女子アナで、ただ三者三様にそれぞれの人間が形作られただけの周りの環境や過去がある。
日本の社会が男社会だからこそ、"女子アナ"と言う言葉が生まれたんだろうと書かれていたのにはハッとする。
満たされている女の子は女子アナになろうなんて思わないってのは、まさにその通りだろうな。
女子アナになる、有名になる、活躍する、そうすれば満たされる、神様に認めてもらえると思っている登場人物たちが切ない。
でも、そんな気持ちを抱えながらみんな生きている -
Posted by ブクログ
ネタバレ参考になったぞ。読んで良かった。
学歴思考NO
子供は親の創作品ではない。子供の学歴が親の点数ではない。教育虐待しない。
幸せになる方法は一つじゃないと思える視野の広さを与える。
目の前の社会の中で多様性を発見出来なければ、地球の裏側に行っても発見出来ない。
自分の常識を相手にもあてはめる思考を外す。
誰の話にも耳を傾ける。
自分の気持ちや意見を誰に対しても言っていい。
意見の相違はある。どうしたらケンカせずにお互いの事を理解出来るか、工夫して答える。
自分に理解出来なかったり、意思の疎通が出来ないからといって、排除しない!
子供から「生きるっていろいろあるけど、楽しいね」って言われたら
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