小島慶子のレビュー一覧

  • 絵になる子育てなんかない

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    解剖学者の養老孟司先生と、フリーアナウンサーで二児の母親の小島慶子さんが語り合う次の時代の親と子の幸せについての対談をまとめたものです。養老先生の言葉と小島アナの「母親の本音」が交錯しております。

    この本を作るきっかけとなったのは8年前に解剖学者の養老孟司先生の
    「子どもは自然。大人の思いどおりになんかならない。子育ては田んぼの手入れのようなもの」
    という子育て論に小島慶子さんが感激し、なんと、養老先生の自宅まで
    「養老先生と子育ての本を出したいんです」
    と押しかけていったいうことです。彼女の行動力にも非常に驚きましたが、対談の内容がこれまた深いことをさらりと書いていて、かつて子供であった自

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    2012年02月27日
  • 絵になる子育てなんかない

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    まさか、オール対談とは思わず…
    対談だとどうしても掘り下げるのは難しいからね(^^;
    でも、雑誌気分でサラリと読め、
    宝物のような言葉があちこちに*:・゚★
    「子供は『自然』そのもの。『こう育てればこうなる』なんて思うのは大間違い。」
    「日本は、気候に恵まれ、植物に恵まれ…(中略)独自の文明が作られるだけの財産があったわけです。そこで上手に暮らしていくのが日本の暮し方であって、どうして国際競争をしなければいけないのか。」
    他にもキラキラしたメモりたい文章が沢山。
    小島慶子さんの「あとがき」もそれだけで素敵なエッセイの様。

    いい本。あっこに感謝♪

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    2012年01月21日
  • 仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!

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    良くも悪くも小島さんの感情がぶつけられた本。
    参考になる部分と参考にならない部分がはっきりと別れていたが、小島さんの想いをストレートに読者に届けているのだと思う。
    夫婦の葛藤がリアルに描かれていて、まだ子どもはいないが意識しなければなと思った。

    特に子どもに任せるというのは参考にしたい。

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    2025年11月20日
  • 絵になる子育てなんかない

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    偏りがある思想だなあ、と思いつつ、
    偏りがなければ思想ではないとも思う。
    子育てだけではなく、社会全体を論じている本。

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    2025年05月29日
  • わたしの神様

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    'アナウンサーってthe女の世界って感じでドロドロしてそう'っていう予想を裏切らない話だった。ルッキズム、ジェンダー、女性の社会進出、男尊女卑、DVなど考えさせられる話題が何個も出てきて、どこをとっても生きづらい、窮屈な世の中だと感じた。3人の女性にスポットが当たるけどどの女性にも一切魅力は感じなかったし共感もできなかった。でも元アナウンサーが描いたというだけあってリアルな心理描写が描かれているのでとても面白い作品でした。

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    2025年05月07日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    ネタバレ

    お受験ママ、知育ママに読んでほしい。
    本当のグローバル教育は、海外移住や留学で得られるものではなく、身近な人間の多様性を受け入れて、自分の意見を持てる人を目指すことから。
    学歴至上主義ではなく、世界のどこにいっても楽しく生きられる子どもに育ってほしい。

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    2023年12月03日
  • おっさん社会が生きづらい

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    とても興味深い内容でした。
    おっさん社会というワードは強烈だけど、日本に根付いている保守的な病理(家父長制、男尊女卑等)のことなんだね。日本社会がこのおっさんOSの上でオペレートされていて、男性はもちろん女性の中にもこの感覚はあって。無意識の刷り込みってあるよなぁ。
    女性にとってこの社会はどうしてこうも生きづらいのか。読んでいくと腑に落ちることがたくさんありました。男尊女卑的なことは許せないけど、その根源に男性のしんどさがあるのでは?というのはなるほどです。どんなに理不尽な仕事でも働き続け、生活費を稼ぎ続けなければならないというプレッシャー、足枷を生涯背負うしんどさ。弱音を吐けないと思っている

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    2023年04月26日
  • いいね! ボタンを押す前に――ジェンダーから見るネット空間とメディア

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    若干これ自体がゴシップ感ないかね?と思う部分もある。

    が、後半の、実務的な内容(なぜジェンダーでは間違いが起きやすいのか)は、新発見(Netflixのリスペクトトレーニング)もあり、面白かった。

    『スマホ・デトックスの時代』読もう。

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    2023年02月20日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    興味深く読み終えた
    最近声高に言われる「グローバル教育」
    外国留学じゃないと得られないのかと勘違いしてた
    そうなんだ
    ごく狭いエリアであっても十分にできるんだ
    がんじがらめになっている親たち
    それが祖父母にまで来ているようだ

    もっと自由におおらかに子育てを楽しめるといいな
    つまらない「子育て支援」なんてやめて

    お若いお父さんお母さん、どうか目線を遠くに

    ≪ とっぱらえ 見えない戒律 世間体 ≫

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    2023年01月17日
  • 歳を取るのも悪くない

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    まさに、タイトルのとおり。
    だんだん年を重ねるのが楽しみに思える。
    自分の感情と向き合って、変に怒ったりしなくなりそう。
    自分の人生を操縦するのは自分。

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    2023年01月15日
  • おっさん社会が生きづらい

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    タイトルも内容も衝撃的。
    だけど、性別に拘らず誰もが抱える生きづらさをリアルに描いている。
    と同時に、著者の問題提起と強い課題感が伝わってくる。

    弱さを需要し、弱者が弱者のまま尊重されること、日本社会とは程遠い価値観。
    そうしたステレオタイプに、様々な角度から切り込む一冊。

    自分の中にも様々な偏見が潜んでいて、子供の時から刷り込まれた価値観を見つめるきっかけになった。

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    2022年12月26日
  • 不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか

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    タイトルから、男性の不自由さが論点になっているのかと思えば、
    性別にかかわらず、それぞれの人が抱える、生きる中での呪縛と向き合う一冊。
    それは親から来るものなのか、社会から来るものなのか。
    自分が思う当たり前を疑い、思い切って捨ててみる。
    多様性が叫ばれるご時世で、お互い尊重し合うことって、そういうところからなんだと思う。

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    2022年11月26日
  • おっさん社会が生きづらい

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    上野千鶴子さんとの赤裸々過ぎるトークに驚愕!!ワタシの夫は浮気はしないもののそれ以外の部分で共感しまくりな感情多発で小島慶子さんと語り合ったら盛り上がれそう!!と、おこがましくも思ってしまった(笑)
    確かにコノ本の題名、別の方が売れるのでは?とは、思っちゃいました…このタイトル、きつ過ぎる❢

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    2022年10月04日
  • 不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか

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    小島慶子さんは、TBSのアナらしからぬ、ぶっちゃけキャラだった頃は好きだった。と思いきや、今も当時とあんまり変わってないのかな。

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    2021年09月03日
  • 仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!

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    著者の勢いがそのまま文章になっている一冊
    刺激的なタイトルですよね笑 ADHDで空気が読めず思ったことはすべて言ってしまう性質の著者とファミレスでばーっとママ友トークしているかのような感覚を持ちました。 ※もちろん面識なしですが笑
    全体的に共感できる部分が多いのですがところどころで一家の大黒柱として海外を往復する生活の話が出てきて共感の糸がぷっつり切れてしまう部分があります。そのため「もっとうまい編集あったのでは?」と思う方がいるかもしれません。

    ●ひとさまに納得してもらうワーク・ライフ・バランスはない
    これ、、もっとパパママに理解してもらう概念だと思います。そもそもこの言葉が「ワークとライ

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    2021年07月31日
  • 仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!

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    全体的には、小島さんの実体験なので子育てに関係しない部分や特殊な状況である点も多かったが、コロナ禍で子育ての大変さを吐き出したりシェアすることができない今は、このように他の人の子育て本が気休めに感じる。

    「夫の小さな癖や言動にイライラするのは、自分の全センサーが育児仕様になっているから。子ども(赤ちゃん)が危険な状況にさらされていないか常に気を張っていないといけないから、注意力が上がっている」
    というような内容は、なるほど!と思い心が軽くなった。

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    2021年07月28日
  • 仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!

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    私は普段テレビをほとんど見ないので、本を開くまで著者がアナウンサーという事を知らなかったが、タイトルに惹かれて手に取った。

    読み始めて美人なアナウンサーだし、日豪を毎月往復して仕事したり、パースの現地校で国際的な子育てしたり、私とは大分かけ離れたキラキラしたお母さんかと思いきや、、、
    夫婦のセックスレスにズバッと切り込んだり、母親神話の価値観や男性社会を否定したり、結構面白い!更にはルッキズムやエイジズムを真っ向から否定するところはスカッとしました。
    小学生のお子さんに可愛い彼女が出来て、パパが一番可愛い子をゲットしたなと褒めたら咎めたり。可愛いことや外見に価値があるという考えを事をスッパリ

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    2021年05月22日
  • 女の七つの大罪

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    「嫉妬」「強欲」「色欲」「憤怒」「傲慢」「暴食」「怠惰」についての林真理子さんと小島慶子さんの対談集です。

    七つのテーマ、全て興味を惹かれる内容で、共感したり思わず苦笑したりしつつ二人の会話を盗み聞きしている様な雰囲気で読めました。

    実名で登場する有名人のエピソードには特に興味がそそられました。

    (笑)を交えながらの楽しそうなトークですが、どこかお互いに遠慮しあい持ち上げている雰囲気があったのが少し残念 歯に衣着せぬお二人だからこそもう少し踏み込んだトークも欲しかった気がします。

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    2021年04月03日
  • 「もしかしてVERY失格!?」完結編 曼荼羅家族

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    毎月VERYで読んでて面白かったので、手に取ってみましたが、スラスラ読めました。
    著者と同じような行動を取ることは簡単ではないと思いますが、客観的に見てすごいなぁと感心しました。内容とは関係ないですがオーストラリアに旅行したくなりました!

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    2021年03月18日
  • その「グローバル教育」で大丈夫?

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    ヤマザキマリさんは、やっぱり面白い。子供が受験生なんだけど、楽な気持ちになれる。
    「おもてなし」は単なる有償サービスであって、「いたわりあい」が望ましい、という考えは(ヤマザキマリさんではなく、小島慶子さんの発言)、なるほどなと思った。

    「英語はできたほうが良い」、というのは、お二人とも共通のようだけど、日本の輸出額の対GDP比は15%前後で、せいぜいドイツの1/3位だし、多くの人は英語無しでも多分問題なく生きていけるだろうとは思う。
    それでも外国語を勉強するといいことは、思考回路から語彙まで含めて、世界は多様性に満ちていることを嫌と言うほど実感出来るからではないかと思う。

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    2020年11月29日