橋爪大三郎のレビュー一覧
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ネタバレ本を読むにあたっての、向き合い方を認識させてくれた本。
書いてある文字をただ理解して自分に落とし込むことがとても大変と今まで感じていたが、本は生きていて感情を持っているから、著者が何を伝えたいのか、価値観や思想がどのようなところにあるのかまでイメージしながら読むことにフォーカスしていく必要があることに気付かされた。
「正しい本の読み方」の全てが正しいかどうか、という懐疑心を持ちながら読むことも、本との会話であり著者の伝えたいことなのかなと思った。
きっと入門編で読みやすい本なのだろう、だけどこれまで読書と疎遠だった私にとっては、思想とかギリシャ・ヨーロッパの著者の考え方を理解するのが大変だ -
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単にパワースピーチの紹介をしているだけでなく、文化的、政治的背景も丁寧に紹介してくれている。 パワースピーチとは、人を動かすスピーチ。勇気を与えるスピーチのことだ。
日本にパワースピーチが少ないのは、日本と日本語の歴史、そして文化のせいであると筆者は述べる。例えば以下のような事である。
●日本人はスピーチなんかしたがらない。嫌い。黙って実行する人間の方が評価されてきた。
●決まりきった用語やフレーズを使ってスピーチする日本企業のリーダーや官公庁の文章が多い。(整備文体という)
●整備文体を使うと、一般聴衆や国民を煙に巻くことができるし追求されなくてすむ。etc.
筆者はスピーチ -
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序盤は中国社会、中盤は日本との関係、終盤は将来についてが書かれている。
序盤では、宗教観についてが印象に残った。
儒教が伝統的に強いというのは知っていたが、それが権力者が統治するのに都合が良く、科挙を突破できるようなエリート向けなのに対して、イマイチどういったものか掴めなかった道教が、科挙を突破できなかったような敗者を救うもので、「裏儒教」といっていたのは今後、道教を理解するきっかけになるものと感じた。
中盤の日本との関係では、第二次世界大戦付近の話が中心だった。
例え話も含めて分かりやすかったが、耳が痛い話が多かったので、読むのが辛かった。
納得する話ではあった。 -
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「都市伝説」は本当か。世界最古で、最大の友愛組織、フリーメイソン。その「謎」を理解すれば、世界がわかる。■いつできたのですか。■どんな儀礼をしますか。■宗教団体なのですか。■陰謀集団なのですか。■日本人は入れますか。■なぜアメリカに、多いのですか。23のQ&Aで解き明かす、入門書にして決定版。
イギリス好きで以前から気になっていたフリーメイソン。その成り立ちや目的が簡潔に書かれているので入門書にはちょうどいい感じ。ただかなり閉ざされた組織なのは間違いないので、実際今はどんな活動をしているのか、会合では何を話すのか気になる点は多い。もう一歩突っ込んだ中身が知りたい。いろんな本からの抜粋がとても多 -
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ネタバレ2020/01/19-2020/01/30
前回読んだ本に、正しい本の読み方はないと書かれていた時に、このタイトルを見かけた。
読点が多いなというのが第一印象だった。読点の多い人には近づいちゃいけないと、ネットでは言われる。しかし、読み進めていくうちに、著者が語りかけているような感じがしてきた。
素直に読む、というのが印象に残った。1箇所、素直に読めなかった所があったが、そこは理解するのに時間が掛かった。
著者の背景として、学者だというのが滲み出ていた。
教育論について語る部分も多い。
割とハウツー本ではない。読書術の記載もあるが、私には真似できないと感じた。
著者が何を思って本を書いているか -
- カート
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試し読み
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ネタバレ21世紀になって20年が経ったけれど、タケコプターもどこでもドアーも生まれなかった。インターネットは発達したが、生活は思ったほどには変わらず、ドラえもんの時代にあった未来に対する熱はすっかり冷めてしまった。いまや日本の未来は暗く貧しいものでしかない。
ここで橋爪大三郎が日本再生に向けて提案するのは、「ダブル都市」「百年マンション」「太陽熱発電」「どこでもトーク」「無人自動車」「潜水商船隊」「新食糧」「日本逆植民地計画」の8本。最初の3本くらいまでは、政策としてもそれなりに議論されたものだが、ちょいちょいドラえもんが思い返された。ポテンシャルとしては可能なのに、思ったほどには実現されていない。 -
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小林秀雄の晩年の代表作である『本居宣長』を読み解き、さらに宣長の『古事記伝』がじっさいにはなにを問題としていたのかを明らかにすることで、小林がなにをめざしたのかということを考察し、さらにその限界を指摘しています。
前半は、小林の『本居宣長』から数多くの引用をおこない、小林自身に語らせるというスタイルをとっています。もちろん思想史的事実についての解説はくわえられているのですが、著者自身が小林の議論のスタイルに大きな不満をもっており、小林の問題意識を内側からとらえることを避けているために、このような議論のしかたがえらばれたのではないかという気がします。
後半は、宣長の『古事記伝』についての解説 -
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そもそもアメリカは、プロテスタントであるピューリタンがメイフラワー号に乗って、理想の国の建設を目的として米国はマサチューセッツ州プリマスに到着し、メイフラワー契約に基づき建国された、という前提から出発し、その歴史の中でキリスト教がどのように変遷、分派し、人々の心性に影響を与えていったかが、社会学者である二人の対話の中で語られていきます。
アメリカ独自の宗派、教会として、長老派(プレスビテリアン)、会衆派(コングリゲーショナル)、メソジスト、クウェーカー、バプテスト、ユニタリアン、ユニバーサリスト、アドベンチスト、モルモン教、クリスチャン・サイエンス、エホバの証人、などが紹介されていますが、日 -
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動機が不純です。
まず、ビジネスエリートなら当然知っておくべき基本知識という内容だそうですが、こうした内容をありがたがって聞いてくれる相手が本当にいるのか、さらに基本知識と言うならなおさらこんな話を唐突にし始めたところで「何を今さら」と冷たい目で見られるか、単に知識をひけらかしているように見られるのが落ちです。
もちろん、知識として知っておくのはいいことですが、ビジネス上のタブーと言われる話題が、宗教や支持政党などだとわかっていれば、危ない話題の選択になりかねません。
執筆目的やタイトルはダザイですが、内容は充実していますので一読をお勧めします。