小林秀雄の悲哀

小林秀雄の悲哀

2,640円 (税込)

13pt

3.0

「もう、終いにする」。戦後の知識世界に輝くビッグネーム・小林秀雄が、晩年、10年にわたって取り組んだ『本居宣長』は、執筆に難渋し、結論に達しないまま意外な一言で終わってしまった。日本が誇る知性は、なぜ最後の仕事で挫折したのか。彼がこの書物にかけた思い、そして小林がたどり着きたかった「ゴール」はどこにあったのか。小林の批評ぶりを多角的に検証しながら、批評とは何か、その原理について考える。

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小林秀雄の悲哀 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年10月18日

    小林秀雄の晩年の代表作である『本居宣長』を読み解き、さらに宣長の『古事記伝』がじっさいにはなにを問題としていたのかを明らかにすることで、小林がなにをめざしたのかということを考察し、さらにその限界を指摘しています。

    前半は、小林の『本居宣長』から数多くの引用をおこない、小林自身に語らせるというスタイ...続きを読む

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