橋爪大三郎のレビュー一覧
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ネタバレ日の丸・君が代から始まった加藤・橋爪の毎日新聞の論争が、司会の竹田を交えた鼎談である本著を生みました。左からの主張ともいうべき国際関係論の加藤は「もし責任があるとすれば、戦後真実を語らなかった責任だとして、家永三郎・井上清・丸山真男ではなく、三島由紀夫こそ、その責任を正しく追及した人だ」と展開する。また、死んだ300万人の日本人たちへの責任はまずアジアで死んだ2000万人への責任に真直ぐに向かうことから始まると。これに対して右からの主張ともいうべき社会学の橋爪はむしろ天皇機関説的な立場から「天皇という場に選択の余地がなく座らされた個人の責任を追及したくない、それは主権者である日本国民としてのプ
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ネタバレ2000年以上にわたり論理学の教科書であり続けるアリストテレスの『オルガノン』p26
記号論理学
フレーゲ『概念記法』
ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』
「写像理論 picture theory」:世界(出来事の集まり)と言語(命題の集まり)はぴったり一致している。p71
【『論考』のエッセンス】p74
①世界は、分析可能である。
②言語も、分析可能である。
③世界と言語とは、互いに写像関係にある。(同型対応している)
④以上、①〜③のほかは、言表不能=思考不能である。
「世界は、言語があるようにあり、言語は、世界があるようにある」p88
マタイによる福音書21章42節
Jesus -
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大澤真幸が最初に、この本はとても素晴らしいと自画自賛してて、橋爪大三郎も最後で同様に自画自賛してるんだけど、本人たちが言ってるほど、おもしろくはなかったぞ。
でも、分かりやすい部分もあって、読んで良かったと思ってる。
分かりやすかったのは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の関係。どこまで一緒で、どこからが違うのか?それが、クリアーに整理されてた。
イスラム教の方が、論理的に矛盾が少なく、キリスト教は矛盾がいろいろあるので、ギリシャ哲学みたいなものを通じて「三位一体」という、どう考えても、理解しにくい理屈をつくりだした。
ところが、前近代までは、イスラム世界や中国のほうが文明的にリードして -
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人間社会から自然に発生したであろう、法という概念。何であるか?と問われ、すぐには回答できそうにない。法が起こる歴史的過程で、宗教とのかかわりが密接である事を知る。ユダヤ教やイスラム教は、教義そのものが法律である。キリスト教は政治に上手に利用された感じがする。仏教では、教義は社会ルールとはならなかったようだ。中国社会では儒教で支配、日本では宗教は全く別物と言う感じがする。法感覚が他民族とずれているのかもしれない。寛容さ、順応性を持ち、場の「空気」により、支配を行っていた。リバタニアリズムは、民主主義における、経済的自由と人格的自由を基軸とする。自由とは?どこまで民営化するか、などの問題を含んでい
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哲学者ヴィトゲンシュタインは、前期と後期で思想が異なるが、後期は言語ゲームに没頭した。本書はヴィトゲンシュタインの思想を解説しながら、世界は「言語ゲーム」で理解することができる。
また後半では人類が新たな世界観を獲得するのも「言語ゲーム」によるのだという。
前期ヴィトゲンシュタインの『論理哲学論考』と後期ヴィトゲンシュタインの『哲学論考』を対比させながら説明している。また、ヴィトゲンシュタインの生涯をおっていて、親近感がわいてきた。それにしてもユダヤ人の才能はすごい。
言語ゲーム:規則(ルール)に従った人々のふるまい。
・世界は、n人m個の言語ゲーム。
・紙幣に価値があるのは皆が共有し -
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前半は快調。やっぱり橋爪大三郎はおもしろい。と思ったが、後半の宗教の話になると俄然眠くなった。夏の暑さのせいか?同じところを何度も繰り返す始末。読みだした動機が、野矢茂樹『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』を読む前に、軽くアウトラインを頭に入れておこうというものだったけれど、この本はタイトル通り、言語ゲームについての話で、私の期待と微妙にずれていた。ウィトゲンシュタインにまつわる話は興味深かった。数学の内容は…。久しぶりに「対角線論法」の文字が懐かしく、でもなんとなく自分の記憶と違って『解析概論』をみたらやっぱり少し違っていた。「論法」としては同じ。
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ネタバレ「安保タダ乗り論」:なぜタダ乗りさせてもらえたかというと、冷戦構造のもと、日本が自由主義陣営のショウウインドウになっていたため。ソ連と中国の目と鼻の先で、敗戦のズタボロからみるみる立ち直った。そんな日本が繁栄すればするほど、「ほら、資本主義になればこんなに得するんですよ」とアピールできる。そのためには、日本の安全保障を負担するくらい、アメリカにとってはお安い御用だったのです。p141
【草の根民主主義の作り方 10箇条】
①政党として、活動しよう
②どんな意見も、自由に述べよう
③何人か集まりグループをつくろう
④地域ごとに、政党支部をつくろう
⑤政党支部の役員を、選挙しよう
⑥予備選の準備 -
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ネタバレ[ 内容 ]
覇権国家アメリカは究極的に何を目指しているのか。
社会学の視点で“新大陸”“キリスト教国家”などの成り立ちを捉えれば、「自由の国」の行動原理が浮き彫りになる。
財産の相続法や選挙など平等と民主主義を実現する社会の仕組みから、ハンバーガーやジーンズといった便利さを追求する消費文化、そして冷戦や9・11を経て至った単独行動主義まで、アメリカならではの思考パターンを考察。
はたしてその覇権は続くのか、日本がとるべき道とは…。
エッセンスを明快につかみ出した超常識のアメリカ論。
[ 目次 ]
プロローグ 講義を始めるにあたって
第1部 歴史から見えるアメリカ(アメリカとは何なのか;宗教 -
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ネタバレ[ 内容 ]
政治はダーティーだから、軽蔑する。
軽蔑するから関わらない。
関わらないから政治はよくならない。
よくならないからますます軽蔑する-日本を覆っているそんな悪循環をどう断ち切るか?民主主義の成立を歴史的・宗教的に解きおこす“原理編”。
日本的政治の問題点をクリアに分析する“現実編”。
政治がよくなる「金」「人」「情報」のあり方を提案する“改革編”。
民主主義についての正しい知識と理解を身につけ、私たち一人一人が政治の主人公として行動するのをサポートする、待望の教科書。
[ 目次 ]
第1部 原理編(政治の本質 ギリシャの民主制 ユダヤ教の政治思想 儒教の政治思想 近代民主主義の特 -
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橋爪大三郎さんの「はじめての構造主義」が分かりやすかったのでこちらも読んでみることにした。
現代思想を教養として知っておきたくて(だから特にウィトゲンシュタインについて知りたかったわけではない)、この本を読んだ。講談社現代新書は思想・哲学の分野の入門書に力を入れているようなので、色々読んでみたくて、まずこの本を手に取ったというわけだ。
といっても、ウィトゲンシュタインについて全く知らなかったわけではない。岩波文庫の「論理哲学論考」を手に取ったことがあるのだが、全く理解できなかったからだ。(始まりからしてわからなかった。)
しかし、そんな僕でもこの本を読めば大体理解出来た。(内容に関しては相変わ