【感想・ネタバレ】政治の教室のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年03月05日

政治のことをろくに知らなかったころに読んだ一冊。
草の根の民主主義の考え方がすごく印象に残った。
また、日本には民主主義の思想がまだ根付いていないという指摘もこの本にあった。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

橋爪先生が書いた本

橋爪先生は社会学者なので、社会科学的視点からの切り口で書かれている。

日本に民主主義が定着しない理由など、理解しやすいように、政治の起源から順に説明されている。

これは彼の本の特徴であるが、非常に読みやすい書き方をしている。

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Posted by ブクログ 2014年09月19日

社会学者の著者が、若い世代に向けて分かりやすく政治を語り、政治参加することの意義を説明している本です。

民主主義は、自分たちが選択をおこなうことによって、自分たちの国家を創造することだという考え方です。しかし、日本では明治以降、近代国家の建設に必要な人民の積極性が十分に認められてこなかったため、「...続きを読むこれは自分たちの国だ」という認識が国民の間に育たなかったという見方が示され、そうした状況を変えていくことの大切さが語られています。

民主主義に「死票」など存在しない、という指摘など、改めて考えさせられることも多く、有益でした。

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Posted by ブクログ 2012年06月05日

教室という名の通り、政治の起源から話を始めています。
国家というのは統治契約に基づくもの、というのが基本スタンスで、憲法がその契約条文である、というもの。

それはそれで一つの国家観なのですが、まぁ教室というくらいなのでもう少し概括的な内容も期待したかったところです。

ただ、鳥瞰図ではない代わりに...続きを読むストーリーがきちんとできていたので読み物としては面白いかと。行動する政治学としては成功してるかもしれません。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年05月26日

「安保タダ乗り論」:なぜタダ乗りさせてもらえたかというと、冷戦構造のもと、日本が自由主義陣営のショウウインドウになっていたため。ソ連と中国の目と鼻の先で、敗戦のズタボロからみるみる立ち直った。そんな日本が繁栄すればするほど、「ほら、資本主義になればこんなに得するんですよ」とアピールできる。そのために...続きを読むは、日本の安全保障を負担するくらい、アメリカにとってはお安い御用だったのです。p141

【草の根民主主義の作り方 10箇条】
①政党として、活動しよう
②どんな意見も、自由に述べよう
③何人か集まりグループをつくろう
④地域ごとに、政党支部をつくろう
⑤政党支部の役員を、選挙しよう
⑥予備選の準備をしよう
⑦会計報告をガラス張りにしよう
⑧予備選で候補者を決めよう
⑨選挙をボランティアでやり抜こう
⑩政党本部の、言うなりになるのはやめよう

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年04月20日

[ 内容 ]
政治はダーティーだから、軽蔑する。
軽蔑するから関わらない。
関わらないから政治はよくならない。
よくならないからますます軽蔑する-日本を覆っているそんな悪循環をどう断ち切るか?民主主義の成立を歴史的・宗教的に解きおこす“原理編”。
日本的政治の問題点をクリアに分析する“現実編”。
...続きを読む治がよくなる「金」「人」「情報」のあり方を提案する“改革編”。
民主主義についての正しい知識と理解を身につけ、私たち一人一人が政治の主人公として行動するのをサポートする、待望の教科書。

[ 目次 ]
第1部 原理編(政治の本質 ギリシャの民主制 ユダヤ教の政治思想 儒教の政治思想 近代民主主義の特徴)
第2部 現実編(日本人の行動原理 明治維新と大日本帝国憲法 戦後政治を振り返る 民主主義の蘇生に何が必要か)
第3部 改革編(選挙制度と二大政党制 政治資金の制度改革 政治家を育成する 質の高い「情報」が質の高い選択を生む)
草の根民主主義のつくり方10ヶ条

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

 政治とは何か、それは選択を現実化することである。現実化にあたってもっとも正統性をもった手段は何か、それは民主主義である。なぜなら、自分たちで選択を「現実化」したのだから。というのがこの本の内容といえます。この内容から、要はみんな政治に関心をもって自らの選択を現実化しなければ、それが民主主義だろう、...続きを読むというのが、この本の主張と言えましょう。まぁ、その通りだと思います。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

日本の政治はどうなっているのか?

なんとなく抱く不信感が、政治に対する無関心を助長していく。

日本政治の過去・現在・未来を教える、まさに「政治の教室」

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