仲正昌樹のレビュー一覧

  • 〈宗教化〉する現代思想

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    プラトン以降の西欧哲学・思想史において、"すぐれた哲学・思想"と思われているものが、いかに擬似宗教(形而上学)化の危険性と隣り合わせにあり、そのことが哲学者・思想家によってどのように問題化され、論じられてきたのか。
    本書では、現代思想に特に強い影響を与えたハイデガー、アーレント、デリダなどの論考をてがかりに、思想史の概観を試みる。

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    2011年07月16日
  • 「不自由」論 ――「何でも自己決定」の限界

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    なんだかんだ言って面白いですよ。アレント、ハーバーマスなどのフランクフルト学派を引用しながら、近代的な主体の作為性を懇切丁寧に説く。左右両陣営の主張って、互いに対する脊髄反射の結果なのかもしれません。ネグリ=ハートの話は必要無いと思った。

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    2009年10月04日
  • 「不自由」論 ――「何でも自己決定」の限界

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     ドイツフランクフルト学派のアドルノの「判りにくさ」の擁護とその根拠の展開。ハンナ・アーレントの「全体主義」と「人間性」の読み取りが、適度な深度で述べられている。その展開は、極度な人間性の尊重などという人権左翼好みのものではない。人間性の総体は、それが全体の縛りとなれば「全体主義」が成立するということであろう。アウシュビッツの元親衛隊員であったアイヒマンは、大悪党なイメージで語られるものとは違って、どこにでもいる平凡な役人であり、悪人の顔つきではないとするアーレントの言辞を取り上げて、悪は、ごく平凡な役人こそが、役人的根性で行うことで、成立するものであるとしている。尚、アイヒマンは、モーシェ・タヴォールという元ユダヤ囚によって逮捕された。タヴォールは、イスラエルの情報機関の職員である。■なんでも自己決定で、決めていことが出来る社会が、かえって、不自由を齎す社会になるという論理の紹介している。共同体的規制が無いところでの自己同一性を論じたりする、欺瞞の論理も暴いている。■自己決定の前提には、情報の自由が前提とされ、選択を実行するということが出来る周囲の状況が無ければならない。■自己決定するということが、決定しなければならないという強迫観念に縛られるとき、そこには「不自由」感が付きまとうことになり、自由を前提とする自己決定論が、不自由を増幅させることに繋がることにもなる。■こうした論理の展開が想定できることそのものに、仲正に「デリダ」の脱構築の実践を見ることが出来るし、またそれが仲正の秀逸さを物語るものでもあるだろう。■しかしながら、自己決定社会が理想だという議論が、その理想社会が出来たとしたら、理想の社会に違和感、なじめない社会であることも確かではあるだろうが、他律の自己決定なき社会も、共同の規範が占めつくす身分差社会もなじみにくい社会ではあるだろうと思う。他律と自律が、共存する社会が、ほぼ「理想」なのであって、それが実現しているのは、いまの日本で社会であるようないささか極論めくがそうした気がしないでもないのだが、だが何かしら、違う方向に動いているような印象もなくはない。■仲正は、また右派のいわゆる「自由主義史観」が左翼的に押し付けられた不「自然」な歴史観から「自由」であるという自由史観だという右派の主張は、かなり不自由であると批判している。自由史観の主張する国民的な自由というのは、ルソー的な「自由な自然人」のある変種である、としている。純粋な”自発的”な判断などありえないのであって、自分の文脈に引き入れて、自分の理想とするモデルを押し付けて的に提示し選択を迫らなければ、自由な主体的選択など出来ないのである。

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    2009年10月04日
  • 新版 集中講義!日本の現代思想 ポストモダンと「その後」を問いなおす

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    中沢新一や浅田彰には興味がないので途中個人的にダレたが、全体としてはいい本だと思う。こういう思想紹介本の中では貴重なのが、思想を受容した/それが落ち目になった界隈(文壇)の家政的な背景まで開陳してくれる点。これは大事! あとがきがサイコー

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    2026年09月28日
  • ハイデガー哲学入門 『存在と時間』を読む

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    難しい
    同調圧力に気遣い、ひととして非本来的な生き方をしてしまう私および日本人にはハイデガーを読み解く必要があると思う。
    原著を読めるようになるまで頑張る

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    2026年09月09日
  • 「不自由」論 ――「何でも自己決定」の限界

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    自分で考えることができる人間に教育する?主体性が自発的に生じてくる?限定的な状況がないと主体は存在しえない 社会というフィクション 人類のための排除 野蛮なる自然を文明かするための野蛮な暴力 アーレント人間性論、利害関係抜きの対話=「活動」により人間性を培ってきた 本音が過ぎると仮面=ペルソナ=人格を破壊する コミュニケーション形態は普遍的でなく限定的 フマニタス=人間性(古典から崇高な精神を学ぶ) 一般意思=法(ルソー)自由を自分達自信に譲渡する 書き留める個人が逸脱していないと確認する術なし、そもそも存在が怪しい 音声中心主義批判 常に他人の言葉に晒されているのに自然人になどなれない 無知のヴェール下でのルール設定
    昔の人の本とか考えはわかりやすかった 後半はなんかちょくちょくキレてた 言葉の意味は理解できるが「わかった」かと言われるとどうだろう

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    2026年08月18日
  • 「不自由」論 ――「何でも自己決定」の限界

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    2003年、もう20年以上前に出版された本だけど、古さはなく、現在にも通用するテーマ。

    タイトルに近いテーマは後半に出てくる。
    興味深かったのは、「自己決定」を特徴とする近代的主体性は、実は西洋人の「気の短さ」の表れだ、という指摘について紹介しているところ。
    つまり、外から与えられた刺激に対する反応時間が短ければ主体的に決断しているように見え、長ければ主体性がなくてぐずぐずしているように見えるというのだ。

    たしかにそうかも。
    西洋では、間違っていても、とにかく俺はこう思うとキッパリ言えることが自立の証というか、そんな文化を感じる。
    しかも、決断が早い場合、それは本当に自分で考えた決断ではなく、周囲の共同体の意見を参照し、いやむしろ同化しているのではないかと思う。本当に自分で考えた場合、逡巡やためらいがあって当然だからだ。

    言い換えれば、自己決定というとき、決定の内容よりも、決定を行う「自己」の方に疑問を持つべきなのだ。自己は、どの共同体に、どのような文脈で存在する場合の自己なのか、それによって自己の在り方は規定され、「自由」の範囲が変わる。

    ひとつ言えることは、自己決定せよ、と強要することは、自己矛盾である。
    ゆっくりいかせてもらいやす。


    【おまけ:前半部分の要約】

    ある「人間性humanity」=人間のあるべき姿を規定すると、それに反する人間を究極抹殺することになる。

    そもそも人間性とは、古代ギリシャのポリスpolisという極めて限定的な環境で生じたもので、広場(アゴラ)で行われる公的活動=政治politicsを人間性のモデルとなった。ポリス的なものを共有していない現代、ましてや全く異なる歴史を持つ土地の人には一般価値として馴染まない。

    人間性とは、単一的なの価値感による「人道的であること」ではなく、人間を人間であらしめる多元性である。多様な人がいて、他者相互の対話が進行し、色々な物語が絡み合い、日々更新されるものである。

    対話能力=コミュニケーション能力は生得的なものではなく、人為的に構築された仮面personaである。西洋ではポリスで行われていた演劇的な活動を背景にもち、ここで弁論術(レトリック)が発展した。

    そのようにして西洋では、弁論術・修辞学を含めた伝統的な「語り」の技法を人間性の本質的な部分と考える傾向がある。humanityの語源となったラテン語のフマニタスhumanitasは古代・中世のヨーロッパ人にとって、ギリシャ語やラテン語で書かれた美しい古典を読解し、その著者の崇高な精神から学ぶことを意味していた。大学で学ぶ伝統的な文科系の諸科目、哲学、文学、歴史学を総称して「人文科学humanity」と呼ぶのも、このためである。

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    2025年12月10日
  • 悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える

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    アーレント思想のポイントをとても分かりやすくおさえている。とはいえ本書が指摘するように「分かりやすく」ではいけないわけで。アーレントから考えていく。その出発点に最適だ。

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    2025年11月16日
  • 新版 集中講義!アメリカ現代思想 リベラリズムはどこへ行くのか

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    アホなので中盤くらいからよく分かってないがとりあえず最後までは読んだ。色々とガタが来ていたアメリカ的なリベラルを立て直すためにロールズの正義論があって、そこにリバタリアニズムやコミュニタリアニズムから反論があって…みたいな流れやった気がするけど、コミュニタリアニズムくらいから色んな人が色んなことを言いだしてもう分からない。思想をまとめるというのは大変なことです。

    ◇

    まあでもリベラルとかネオコンとか、言葉しか知らんものがなんとなく分かったのは良かった。貧乏な白人が何にキレてるのかも分かった気がするし、フェミニズムとかそういう運動にリベラルな人たちとラディカルな人たちがいるのも勉強になった。色々雑につかみすぎやろうけど、知らないよりはざっくりでも認識できるのはありがたい。知った気にならないための自制心があるなら。個人的なことは政治的なことって御上先生のキーフレーズやった気がするけど、その出自を知れたのも良かった。

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    2025年06月22日
  • マックス・ウェーバーを読む

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    ウェーバー読んだ事ないし、哲学とかほとんど読んだ事ないし大丈夫かなと思いながら、でも入門書だし、と思って手に取った。はっきり言って難しかった。調べながら1日4、50ページとかの超スローペースで読んでなんとか理解できた。

    ウェーバーの論考を読んで感じたのは、彼の思想が単に過去を分析するものではなく、現代社会の本質を鋭く捉えているということ
    合理化や価値の多元化といったウェーバーの概念が、今の私たちが直面している問題と深くつながっていると思った

    本に含まれるのはウェーバーの考えの一部分だけど、とても鋭くて柔らかい考えだと思った。めちゃくちゃ頭いいし、著者も言ってたけどバランス感覚が抜群というのも理解できる。単なる理論ではなく、現代を生きる私たちに通じる問いを投げかけてくれ、自分がどのように生きるかを考えるための視座を与えてくれるものだった

    入門書なのに難しかったな、ということで星3

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    2025年05月21日
  • 今こそアーレントを読み直す

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    自分自身アーレントの主張にそこまで賛同していないことや関心が薄い議論が多い(全体主義や民主主義)ため、ペラペラ読んで終わってしまった...。
    また時が来たら読みたい。

    「複数性」を広げるという概念は、真新しい語彙であり、興味深かった。政治の討論を通じて、「複数性」を広げ、我々はより人間に近づくことができるとのこと。

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    2025年05月03日
  • ネットリンチが当たり前の社会はどうなるか?

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    ネタバレ


    時事的な事柄に関して思ったことを羅列しているように感じた。

    タイトルの
    ネットリンチが当たり前の社会はどうなるか?
    に対しての筆者の結論が全体主義的なことになることを言いたいのか最終的にわからなかった。

    そもそもどちらかを完全否定することはできないと言いたいのであれば、お互いの主張を認め合える社会などの理想論やまとめが欲しい。

    結局これらの時事問題に関して自由論とかを持ち出して解説しているものの、それで結局自分の思いが伝わってこない

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    2025年01月18日
  • いまを生きるための思想キーワード

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    ●●について知りたい!と、目的を持って読むならオススメだけど、時間潰しとして読むのには内容が難しく感じた。

    ノート片手に読まないと、内容がうまく入ってこない。

    哲学書としては良書である。

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    2024年10月11日
  • 日本とドイツ 二つの戦後思想

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    前半部分は必読。日本とドイツ両国の第二次世界大戦の戦争責任、それに対する反省を巡る議論、戦後における「国のかたち」について、両国の地理的状況、政治状況等からその差異を論じている。民族とは何か、国民とは何かという隠れた深い論点が含まれており、紙幅の関係で踏み込みきれてはおらずそれ故難解ではあるが、読み応えがある。
    後半には日本とドイツにおけるマルクス主義やポストモダンについての動きについて書かれているが、個人的にはあまり興味がもてず、必要なときに再読すれば良いと思い、さらっと見ておいただけで済ました。

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    2024年08月31日
  • 現代哲学の論点 人新世・シンギュラリティ・非人間の倫理

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    良くも悪くも淡々とした記述が多いので、興味のあるところはめちゃくちゃ面白く、興味のないところは「ふーん、そっすかぁ…」といった感じ。
    個人的には、前半は退屈、後半は最高に面白かった…のですが、興味の有る無しの問題かな。
    知的な刺激によって、何らかの話題に興味を持たせてくれるような本では…ほとんどないです。
    とはいえ、短い説明で、ある論点の歴史をざっとコンパクトに説明してくれる手つきは、さすがは仲正センセイだなぁと思いました。

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    2024年08月24日
  • ニーチェ入門講義

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    2019年に著者がおこなった講義をまとめた内容の本です。ニーチェの著作のなかから、『悲劇の誕生』『ツァラトゥストラはこう言った』『道徳の系譜』の三作品をとりあげ、引用をおこないつつ、その意味をていねいに解説しています。

    「仲正昌樹の講義シリーズ」の他の本と同様、テクストをていねいに読み解いていくというスタイルが紙上で実践されており、人文学を学ぶことのたのしさが実感できる内容でした。タイトルの「入門講義」ということばは、ニーチェの思想を手っとり早く紹介している本という意味ではなく、これからニーチェの思想という「門」をくぐりその内奥をめざしていこうとする読者に向けての本という意味なのでしょう。

    著者は、『ツァラトゥストラ』についての質疑応答のなかで、「普通に読もうとすれば、どうしても小説か哲学書のどちらかからの読み方になると思います。ニーチェ自身と同じようなジャンル横断的に思考を展開できるような習慣を身に付けるか、私がやったように、解説者のつもりになって読むかしないと、分かった気にはなれないと思います」と語っています。

    ニーチェの思想に心酔したり反発したりといった向きあいかたで臨むのではなく、あくまでその思索の道筋をたどっていくことをめざす読者にとって、本書で著者がおこなっているスタイルそのものを学ぶことが有益なのではないかと感じます。

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    2024年10月20日
  • 〈知〉の取扱説明書

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    再読。

    題名に、「大学(院)生の為の」を加えて欲しいかな〜。アカデミアに身を置く方々を対象としている内容が多く、ビジネスマンを第一の読者層としているものではない。

    「知」というものは、ハウツー的に得られるものではないし、また誰かを論破して自己満足を得る為のものではない。それは、自分が見ない様にしている事柄や、考える事を避けている事を私たちの前に示して、「どうあるべきか?」と問うものである。


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    2023年07月17日
  • マックス・ウェーバーを読む

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    言葉が難しくてなかなか理解できなかったが、マックスウェーバーという人の雰囲気を掴むことができた。
    もう一度読み返したい

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    2021年09月24日
  • 〈宗教化〉する現代思想

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    人間が世界の在り方について語るには、常に何らかの形而上学的前提に頼らざるを得ない。その点では、マルクス主義もキリスト教もポストモダンも共通しているという。仲正昌樹は、この「〈宗教〉化する現代思想」の中で、先人の形而上学的な思考枠組みを克服するつもりが自らもその形而上学的な思考枠組みに陥ってしまう過程を延々と描いている。
    この循環を脱する方法は著者曰く存在しない。このような状況の中で私たちはどのようにしたらよいのだろうか。著者は哲学・思想において重要なのは結論ではなく、その思考過程にあるとする。無意識レベルの形而上学的な前提を「適度に」疑いつづける「相対主義者」であることを著者は勧めているように思える。

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    2021年08月11日
  • ハイデガー哲学入門 『存在と時間』を読む

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    入門書だが個人的にはかなり難しく感じた。アーレントやナチズムとの文脈も読解したかったが、結局理解できずに終わったので、後ほど再読。

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    2021年07月11日