ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
正義・善・カルト・決断主義などメディアやマスコミで頻繁に使われている政治哲学・倫理学系の21の言葉の意味を定義し、掘り下げてみる。高校生にも理解できる仲正流「思想」入門書。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
中央法の入試で動物化の項が出されていて、感動してしまった。受験後すぐ購入。大学生になって何度も読んでいる。名前がライトなので中身も薄そうだが、そんなことはない。文系のみならず理系の人も読んでもいいだろう。文系生はここらへんまで知っているか知らないかでは議論の質が全然違うのでこの本でもなくてもいいので...続きを読むここらへんまでは知っておいて欲しい(結構切実に) 筆者にはどちらにも偏らないでいようという様子がなく、冷静にキーワードに沿って説明をしつつ、さらっとつっこんで自分の意見もいやらしくない程度に入れてくるスタンスが好きだ。
どこかで耳にしたことがあるけど、よくよく考えると曖昧だなぁ、と思うようなワードを新書にしてはしっかりと解説している良著 テレビに出ているコメンテーターなどがいかにいい加減に言葉を使っているかがなんとなくわかる。 理系でもわかりやすく読めます。
「無論、各人の経験の仕方によって共感に偏りが出る恐れはあるが、経験が豊富になるにつれ、特定の立場に囚われる度合いが少なくなり、より非党派的=公平(impartial)な見方ができるようになる。」 正義、善、承認、労働、共感、暴力の項が、私には面白く感じられた。 特に、労働では、「報酬を得るための労...続きを読む働」と「承認を得るための労働」について分かりやすく書かれており、考えが少し深くなった気がする。
仲正先生の本、久しぶりに読みました。 おもしろすぎて頭が変になりそうでした。 帯には 高校生もわかる「思想」入門 なんて書いてあるんですが、 こんなの高校生のときに読んでたら、頭破裂していた気がしますよ僕は。 それは良いことかもしれないし、悪いことかもしれないし、そこは分からないんだけども...続きを読む。 政治やメディアの場でなぜかよく使われるようになっている、哲学・思想用語を取り上げ、 学術上の意味や文脈を自身の考えを織り交ぜながら解説していきます。 その「仲正先生の考えを織り交ぜながら」の部分がだいぶ乱暴です。いい意味で。 一つの項を読み終わって、そのキーワードに対する理解が頭の中ですっきりするなんてことはなくて、 むしろ頭をざわざわにしていってくれるんです。 こわい。たのしい。 メディアに触れてるとホントに良く見る言葉ばかりですし、 誰しも関係ある(ようにメディアで強烈に見せる)キーワードなので(いや実際みんな関係あるんですけどね)、 どれか一つでも関心ある人はその項だけでも読んでみるとなかなか面白いと思います。 例えば自分が何かしらのwebサービスに携わり、 それを通じてメッセージを発するとき、 そのメッセージがどんな意味を持っているのか、持ちうるのか、 うまくコントロールはできないにしても、 せめて敏感でいたいな、とは思っています。 (webサービスじゃなくてもそうですが) あとがきで、言及してますが、 「カリスマ」「セカイ系」「リア充」など他の候補たちの術語集もものすごく読んでみたい。 続編に期待したいんですが、出ないかなあ。 扱われているキーワード 「正義」「善」「承認」「労働」「所有」「共感」「責任」「自由意志」「自己決定/自己責任」「「心の問題」」「ケア」「QOL」「動物化」「歴史(=大きな物語)の終焉」「二項対立」「決断主義」「暴力」「アーキテクチャ」「カルト」「イマジナリーな領域への権利」「「人間」」
みそ汁をしばらく放っておくとみそが沈んでしまいますよね。アイデアやイメージがその沈んでしまったおみそだとすると、この本は、そのみそ汁をお箸でくいくいっとまぜるような読みものです。 ちゃんと言うと、あたまのなかに沈澱し(そしてある意味では安定化し)たイメージやアイデアを掘り起こして思考する意欲を刺激...続きを読むしてくれるような本です。あまりたくさんの知識を与えてくれる本ではありません。むしろ、映画の予告編のように、いろいろ考えたく、知りたくなる本だと思います。 ご本人もあとがきで言っておられますが、けっこう毒舌で、譲歩やカッコ書きのあたりにユーモアやアイロニーが見え隠れしています。けっこう笑えます。
「正義」や「善」といった古典的なキーワードから、「アーキテクチャ」や「イマジナリーな領域への権利」などの今どきな言葉まで収録された仲正昌樹流の用語集。最近はこの手の流行を全然おさえていないから、ここ数年での新しい言葉を知るのに役だった。なんなんだ、「アーキテクチャ」って…と思っていたが、初めて意味を...続きを読む知った。仲正昌樹って若干口が悪い感じだけれど、この本に関しては比較的おとなしめ。 思想というものに興味はあるけれど、何から読んでいいかわからないという人は手にとって見るといいかも。おすすめ。なお、玄人は読んでも仕方ないような気も。
読む価値あり。これだけの論点の本質を掴み取り、コンパクトに解説するなんて、普通できることじゃない。さすが。 取り上げられているキーワードは正義、善、承認、共感、アーキテクチャ、人間など、ぼく的に気になるものばかり。さらっと読めるのに密度はとても濃い。お勧め。
どんな人でも生活に関係するキーワードを批評。 私も含め,言葉の一側面だけを捉えて考える傾向多い気がする。 思考の整理・再編成にはうってつけの本。
●●について知りたい!と、目的を持って読むならオススメだけど、時間潰しとして読むのには内容が難しく感じた。 ノート片手に読まないと、内容がうまく入ってこない。 哲学書としては良書である。
「高校生でもわかる」のかどうか、疑問ではある。ただこの疑問をツッコミどころとするのは筋違い、著者のこれまでの出版物などをリーダーズダイジェスト的な色合いで一冊にまとめた感じでスピード感があって面白い。 『高校生でもわかる(かもしれない)仲正昌樹』というのが適切か。最初に読む仲正昌樹としては良い本だし...続きを読む、最初に読むとすると『今こそアーレント』かこれだと思う。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
いまを生きるための思想キーワード
新刊情報をお知らせします。
仲正昌樹
フォロー機能について
「講談社現代新書」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
あいまいな日本のリベラル
悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える
今こそアーレントを読み直す
今こそルソーを読み直す
試し読み
教養としてのゲーテ入門―「ウェルテルの悩み」から「ファウスト」まで―(新潮選書)
現代思想の名著30
現代哲学の最前線
現代哲学の論点 人新世・シンギュラリティ・非人間の倫理
「仲正昌樹」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲いまを生きるための思想キーワード ページトップヘ