日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~

日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~

ビジネス・実用
814円 (税込)

4pt

4.0

二つの「遅れて誕生した」近代国家において、全体主義はなぜ誕生したのか? 日独比較のユニークな思想史、「戦前」に焦点を当てた第二弾。戦前思想を問い直し、いまを考える。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~
  • タイトルID
    :
    251653
  • 電子版発売日
    :
    2014年03月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    前年に出版された『日本とドイツ 二つの戦後思想』の続編だが、発売順ではなく、こちらの新書から読んだ。本書では、第二次世界大戦時に枢軸国側として参戦した日本とドイツが「国民国家」として成立する、1870年代から第二次大戦に突入する1930年代までの戦前の思想史を描いている。

    目次は以下の通り。
    第一章:近代化とナショナリズム
    第二章:二つの社会主義
    第三章:市民的自由と文化的共同性
    第四章:全体主義と西欧近代の超克

    本書では、非常に手際よく日本とドイツの戦前の思想史の比較がされており、ある程度、哲学と思想史を学んだ人にとっては頭の中の知識が再構成、整理されていく良い本だと思う。(個人的には哲学、思想史関連の知識がほとんどないので読み進めるのにちょっと手間取った。)日本の戦前の左翼思想について、松尾匡「新しい左翼入門」を昔に読んだ事があるので、ある程度知識があり、話題に馴染みのある第三章が一番読んでいておもしろかった。

    内容がちょっと詰め込み過ぎだと感じられた嫌いがあるが、これを起点に戦前の思想について書かれた本が連鎖して読むことができると感じられて、読んで良かった。第二章は松尾匡「新しい左翼入門」(講談社新書)に、第三章は、竹内洋「教養主義の没落」(中公新書)と続けて連鎖的に読めばさらに理解が深まるであろう。

    評点:8.5点/10点。

    0
    2018年07月30日

    Posted by ブクログ

    「1870年代頃に西欧的な意味での近代国家を形成し」「国民国家としての統合→帝国主義的拡張」を目指して「西洋近代の超克を目指して全体主義制を構築し、戦争へと突入していった」共通点を持つドイツと日本。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    プロローグによると、日本とドイツの戦前の思想は「意味のある比較」をすることができる、ということらしい。個人的にはドイツのような変な国と比較されるのは嫌なのだが、意味があるのであれば仕方がない。

    内容は、国民国家としての両国の誕生から挫折するまでの歩みを両共同体の思想史を通じて読み解く、といったタイトル通りの内容。少し物足りなさは感じるくらいサッパリしていて読みやすいが奥は深い。そして闇も深い。

    興味深い箇所は多々あるのだけど、特に興味を引いたのは「日本的なもの」という曖昧な概念を「台風の目のように中心が空洞になっていて、周辺の空気の運動を吸収して次第に膨張していく」として、これがファシズムの元になりえるというところか。
    あと、自分は戦前の日本には左派イデオロギー(とコミンテルン)への恐怖感というのは相当にあったと考えることもあるのだけど、思想的にはそうしたイデオロギーを取り込みつつ日本的なものしていったというあたりも興味深かった。

    0
    2018年09月21日

    Posted by ブクログ

    『日本とドイツ 二つの戦後思想』(光文社新書)の続編。ナショナリズムや社会主義、全体主義などの項目について、1870年から第二次世界大戦までの日本とドイツの思想を照らし合わせています。

    比較を通して日本とドイツの共通点を差異をはっきりと示すことがめざされているのではなく、それぞれの観点から両国の思想状況の特色を概説的に説明するにとどまっており、明確な結論のようなものは見受けられないように思いました。もう少し、両国を対照する視点をはっきりと示してほしかったように思います。

    0
    2015年05月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『日本とドイツの二つの戦後思想』の続編?という位置づけにあたるようだ。前作の戦後思想に関するもののように、活発に議論されるテーマでなかったせいか、著者独自の見解というものが極力示されておらず、1870年代~1930年代までのドイツと日本の思想の変遷を順を追って比較し、論じるにとどまったものになっている。

    前作の続編に位置づけられるのに、時代は遡っているという極めて異様な本書であるが、読み進めていくうちにこの後編を読むことによって、前作の理解がより深まっていくように感じた。

    戦前から戦後と順を追っていくよりも、戦後の結果を踏まえた上でより理解が深まるものであると計算して、このシリーズを書いていたのであれば、読者に自らの主張を伝えるという点において、著者の仲正昌樹氏は非常にすぐれた学者なのではないかと感じさせられた。

    また、本書は前作の補助的な役割にとどまらず、単体としても十分一読の価値があると思う。

    0
    2011年12月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    国民性か?
    歴史の必然か?
    近代化の陥った罠を思想史から俯瞰する。

    [ 目次 ]
    第1章 近代化とナショナリズム(「国民」という思想 「国民」の“人為”と“自然” ほか)
    第2章 二つの社会主義(「労働者」の誕生と社会主義 国民国家と社会主義 ほか)
    第3章 市民的自由と文化的共同性(二つの戦間期 ワイマール共和国の大衆民主主義 ほか)
    第4章 全体主義と西欧近代の超克(脱西欧化と新保守主義革命 脱西欧化とアジア主義 「生存圏」の思想 「近代の超克」論 ロマン主義と「近代の超克」)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2011年04月07日

日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 国際
  • 出版社
    :
    光文社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    光文社新書
  • タイトル
    :
    日本とドイツ 二つの全体主義~「戦前思想」を書く~
  • タイトルID
    :
    251653
  • 電子版発売日
    :
    2014年03月14日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

仲正昌樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す