あらすじ
現代人はいま恐怖心と猜疑心に満たされており、「友/敵」思考が過激化する社会に生きている。ネットリンチが日常風景となった日本社会。そんな現代の闇を直視し抗うための”知恵と教養”が詰まった一冊。「ナチ・プロ」「統一教会」「ホスト問題」「AIの台頭」「安倍国葬」「強制する社会」etc…。哲学者・仲正昌樹が「友/敵」思考が過激化する現代社会を鋭く分析し、この先の世界を予測する!
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Posted by ブクログ
金沢大学教授の仲正昌樹氏による『ネットリンチが当たり前の社会はどうなるのか?』は、インターネット社会において日常化しつつある集団的な誹謗中傷や「ネットリンチ」の問題を考察した一冊である。
理性的な議論よりも感情的な反応が優先されやすいネット空間において、公共意識が十分でない人々が「敵意識」を持ち、相手のことをよく知らないまま攻撃に加わる危険性が指摘されている。
また、多くの場合、攻撃する側は相手の気持ちや置かれた状況を十分に考えず、自らが加害行為に加担しているという自覚すら持たないことがあると述べられている。
仲正氏は、こうした現象が個人の問題ではなく、現代のネット社会が抱える構造的な課題であると分析し、安易な正義感や集団心理がもたらす危険性に警鐘を鳴らしている。
ネット時代を生きる私たちに、他者への想像力と冷静な判断の重要性を問いかける内容となっている。
Posted by ブクログ
全体主義を肯定する輩は許せないと少しでもナチスに肯定的なことを言ってると受け取れば徹底的に攻撃し、その結果として攻撃してた相手とそっくりになるパラドックスを説く!