細川貂々のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ話を聴く→自分の思考や評価が湧くたび脇において、相手に集中して聴く。
アドバイスは「現状否定」と同じ。
相手もモヤるし、自分も疲れる。
自分が心穏やかで聴いてあげる事で、周りも穏やかでいられる。日向ぼっこの気持ち。
相手を変えようとすると相手も自分も疲れる。心穏やかに聴く。相手も穏やかになる。安全な状況に置かれるとその人の力がでてくる。人は自分で迷路を抜け出す力を持っている。
「ただ話を聴くことしかできないけどいい?」
ネガティブな気持ちは自分に危険を知らせてくれるから大事だけど、長時間かかえる必要はない。
怒りは困ってる信号と思えば、相手の怒りに引きずられない。
心に波風が立った時 -
Posted by ブクログ
自分は自閉症スペクトラム障害と診断され、心療内科に通院しています。
『非定形』という新しい言葉を知って読みたくなりました。
漫画でとても解りやすく、なるほどと思った。
自分も生活や仕事に支障無いグレーゾーンなので、自閉症とかASDとか単純に言葉だけで怖がらないで欲しい。
自分はマルチタスクな仕事をしているし、定形が多いと言っても、非定形にも色々なタイプがいるので、その人の病気ではなく個性として扱ってほしい。
といっても、世の中色んな病気が解って病名がついているのは良いのか悪いのか解らない。
親世代とかは精神的な病気とか知らなかったり世に出回ってなかったり、それを検査することがなかった -
ネタバレ 無料版購入済み
うつはつらい
鬱病は本当につらい。
どんなに仕事をしなきゃ、学校へ行かなきゃと思っていても体が動かない。
動かない状態を周りが理解してくれない場合はそれがまた悪循環になり余計体が動かなくなり、そんな自分を本能的に守るために脳も動くことを拒否するようになる。
こんな状況が続くと、趣味などの好きなことも、手をつけようという気も起らなくなっていく。
それが、外へ出ていく機会を余計奪ってしまう。
一番つらいのは、そんな自分を支えてくれる、そばにいてくれる人まで、鬱状態に引き込んでしまうことだ。
そうなってしまうとその間柄が健全に保てず、下手したら生涯にわたって仲たがいを起こしてしまう可能性がある。
本 -
Posted by ブクログ
「それでいい」の続編です。
前作と同じく、細川貂々さんと水島広子さん共著のコミックエッセイ。
前作が「自分を認めること」をテーマにした作品であるとするなら、今作は「他人を認めること」をテーマにしたものだと言えます。
前回、自称「ネガティブクイーン」の貂々さんは自分のネガティブを「それでいい」と認めることが出来るようになりましたが、今度は「他人が怖い!」。ということで、他人との良好な関係を築くにはどうしたら? となり、再び水島先生に相談に行くことになりました。
今回の内容のメインは「他人の話を聞く方法」です。
自分と相手との関係によって、様々な困りごとや無意識の罠がある「相手の言葉」を、ど -
Posted by ブクログ
好きな人、大切な人、という表現じゃなくて
重要な他者、という表現がとてもしっくりきた!
好きや嫌いという感情だけでもなく、
自分に大きな影響を与える人が重要な他者。
夫婦という関係は確固たる絆がはじめからあるわけでなく、より一層意識したコミュニケーションを取ること。
当たり前や自然に任せることで失ってしまうことや見えなくなることが沢山ある。
パートナーというくくりは夫婦だけじゃなく色んな形があるし、色んな形があっていい。
自分にないところ、支えてほしいところ、知らないところ、を補い合えればそれはパートナーやパートナーズなのかもしれないと思うと、
私は1人じゃないとすごく心強く思えた!
め -
購入済み
うつの症状
頭では分かっていたつもりでも、こうして家族の体験談として描かれているとより分かりやすいし、分かっていたつもりで分かっていなかった事も多いですね。うつは性格関係なく誰にでも起こりえるんですね。