細川貂々のレビュー一覧
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ネタバレ宅配便屋さんのくだり、泣ける・・・!
些細なことでも人を救ったりすることがあるんだなぁって。
「疲れてるだけだよ、休めば大丈夫」この言葉ステキだなぁ。がんばれ!っていうのでもなく。
以下はお気に入りの文引用です。
「すごく楽しそうに電話に出てくれたんで、ボクもうれしくなっちゃった 明るい宅配便屋さん、ありがとう!!」
「エビちゃん、スゴイでしょ・・・ うん、スゴイ(ドン引きの友達)」
「相棒は「病気になったことは恥ずかしいことでもなんでもない」と言い続けてくれた。そうだ、人間は誰でも病気になるんだ。(略)病気のつらさを言葉にして他の人と共有することは、恥ずかしいことでもなんでもないのだ。」
「疲れてるだけだよ、休めば大丈夫」 -
Posted by ブクログ
本書は『ツレがうつになりまして』シリーズなどでおなじみの作家さんによる、ダイエットの記録本です。「自分の腹が邪魔で体育座りができない」というフレーズは、自分も経験があるだけに人事ではありませんでした。
この人の事は今度また映画化される「ツレがうつになりまして」を昨日パラパラと読んで知ったのですが、さっきいくつかこの本のほかにもいくつかこの人と「ツレ」が書いた作品を少し読んでいました。
今回ここで取り上げた本は、自身のダイエット記録に関するもので、ヨン様を飛行機で待っているときにハラの肉が邪魔で体育座りができない、ということからやせようと決意するところから始まります。
この本を読んでいると、この作者は油ものと肉、そしてお菓子が大好きで、イライラしたときにはドカ食いしてずっと『自分が太らない体質だ』と思い込んでいて、気づいたときには大変なことになってました、というくだりにはまるで自分のことを見ているようで、少し気分が落ち込みました。
そして作者は「ツレ」のアドバイスのもと、自分の食生活をレコーディングし、食生活を大幅に変えて満腹するまで食べていたのを腹八分目に切り替え、「ツレ」からもらった万歩計を使い、と本気でダイエットに取り組んだ結果、8キロの減量に成功します。
本人の意思もそうですが、パートナーの「ツレ」のアドバイスも的確で、好感が持てました。結構波乱万丈な夫婦生活を送ってきたそうですが、こういう些細なエピソードを見るときでもやっぱりいい夫婦だなと思いました。
※追記
本書は2013年8月1日、幻冬舎より『本当はずっとヤセたくて。自分のために、できること (幻冬舎文庫)』として文庫化されました。 -
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ジャンルは、精神保健や福祉になるかとは思うんですがまぁ、コミックエッセイですよね。
こういうジャンルの本を手に取りにくい人にはコミックエッセイ形式は手に取りやすいと思います。
てんてんさん自身が体験するという形で当事者研究というものがどんなもので、どのように行なわれてどんな風に影響するのかを解説してくれている感じです。
要所要所に良い言葉があり「お前はダメだって聞こえた時は一番辛かった時と同じキケンを知らせてきているってこと」「人とことをわける」「自分がヒーローになってはダメ。自分が誰かを救ってあげてはダメ」などは目からウロコ感、唸るような納得感がありました。
私事ですが近頃、ある社会的な場の状況が特定の人の個人的事情によりうまく回っていかないという現象があり、その人を非難しているわけではないけれども状況を改善したいという提案を全体にするのにとても苦心した経験があり、どのようにすれば個人非難という誤解を得ないよう全体状況を改善する提案や策を考えていけるかということをずっと考えていました。
これだと思いましたね。「人とことをわける」。
みんながそのように考えてくれるわけではないだろうから難しいことには変わりないですが、考え方としてそういう風に気がついているのと知らないのとではコトにあたる姿勢が変わるだろうと思いました。
その意味で自分はいいタイミングで本書を手に取りました。
かなり前の方で「枠にはまって動けなくなると人は考えることをやめてしまう」から「そうならないために話し合いが大事」と向谷地さんが言っています。
上に書いた自分の体験にも通じますが確かにそうだなぁと思いましたね。
向谷地さんも川村先生も薄っすら知ってる自分は、自分の関係者を見放された経験があるのであんまり信じてないし「精神医療の開拓者」みたいな扱いをあちこちでされてるのを見ると正直興醒める心地がするのですが、当時から数十年経っていることを考えつつ本書を読んだ今、彼らも変わったのかなと少しだけ気持ちが緩みました。少しね。
てんてんさんが「ネガティブでいい」と思えるようになったことは間違いなく良かったことで、それを読んだ私たちも「そうか、ネガティブでもいいんだ」と少し肩の力が抜けるんではないでしょうか。 -
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ネタバレ人間は身近な人間関係によって大きな影響をうけている。
対人関係療法における解決の方法は、対人関係から受けるストレスを減じ、対人関係から得る力を増す方法。
「自分以外の人も完璧ではないのかも。それぞれの事情の中で苦労しているのかも」という発想を持つことは、他人に対する優しさにつながる。そして自分に対する優しさにもつながる。
曖昧に話して「ずれ」を生んでストレスを生むより、直接話したほうがよい。
話を聞く時は時間的余裕などを先に伝える。
「自分を認める練習」は、どんなに落ち込んでも、どんなにしんどいと思うことがあっても「今はこれが精一杯なのだから、それでいい」と自分に言い聞かせること。 -
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“際限ないこの生きづらさを抱えて、これからも生きていくのは難しいかもしれない”
心のSOSに導かれ、藁をも掴む思いで1年前に本書を手に取りました。
今まで何冊か似たような書籍を読んできましたが、一番わかりやすく、且つ効果を実感しました。私は心の中で葉っぱを川に流すワークが手軽に気持ちが楽になってお気に入りです。
お陰様で1年後の今日も生き延びてます。
メンタルケアの書籍はピンキリで、中には読者を置いてけぼりで著者が自論をつらつら書きなぐっているだけのような書籍もあり、読むと逆に気分が悪くなるものもあります。
しかし、著者の伊藤絵美さんは、心が悲鳴をあげている人に寄り添って理解し、本気で救いたいと思っているのがすごく伝わってきました。
だからこそ、平易な言葉で簡潔に効果的なワークがまとめられており、回復のためのアクションが、元気がない人も起こしやすいと思います。
伊藤さん、信頼できる。
伊藤さん自身も、本書執筆の時はとても大変な思いをされていたといいます。伊藤さんも自分も、世界が少しでも喜びに満ちたものになればいいと切に願います。伊藤さんありがとう。 -
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おもしろかった。
我が子は現在小4で、夫が小3の終わりから必死に受験塾通わせたが、本人にやる気ゼロ。公園に迎えに行けば逃げるようになった。
「馬を水辺に連れていくことはできても、馬に水を飲ませることはできない」ということわざがあります。 人をやる気にさせることのむずかしさを示唆している奥深い言葉といえるでしょう。 人は強制で動かせても、その強制がまったく通用しないのが馬という動物です。
これを思いだした。
60手前の夫と、これから10になる息子の戦い。
50も歳が離れていても、スネ方も同じだ。
さて、この本を読んだからといって、受験に立ち向かうぞ!というわけではないが、ひとつの参考にさせてもらおうと思う。
うちみたいな家族もあれば、こういう家族もいる。