細川貂々のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
細川貂々さんの漫画に何度も
助けてもらったことを
ふと思い出して…本作を読んでみました
「人の話をちゃんと聞かなきゃ」
「良いアドバイスをしなきゃ」と
知らず知らずのうちに身構えてしまいがち…
特に優しい人ほど相手のネガティブな感情を
そのまま受け止めてしまい「人の話を聞くこと」がストレスや疲れに変わってしまうことも少なくありません
「疲れない聞き方」や
「ムカッ!を手放す聞き方」など
精神科医である水島先生の知識が
細川さんの親しみやすい漫画を通して
すーっと心に染み渡るように入ってきました
大切なのは、ただ相手の存在をそのまま受け止めること!
そして相手を尊重する聞き方をすることは
巡り巡って、自分自身の凸凹や未熟さを
「それでいい」と許し癒やすことに繋がっていく
人間関係で一番大事なことは
「人の話を聴くこと」
細川貂々さんの絵が
心のコリを優しくほぐしてくれる♡
全てのがんばり屋さんに届けたい…
至高のセルフケア漫画本です!! -
Posted by ブクログ
ネタバレ「対人関係入門」と銘打たれてますが、より普遍的に、自己受容ができず苦しむ多くの方々にとって考え方が変わるきっかけになり得る本だと思います。
人間関係で生じる負の感情はストレスを知らせてくれる「心の安全センサー」であり、それを隠さず言葉でしっかり伝えお互いに相手への期待を現実的なものに妥協していくことで、ストレスを小さくできる。しかし自己受容ができていないとこの「隠さず言葉で伝える」のがなかなか難しいのは自分も痛感しているところです。
この本はそんな状況の人に寄りそいながら、人と関係を築くという行為の正体を平易な言葉と身近な例で示してくれます。
・相手から現実的に不可能だったりやりたくない役割を求められたらストレスに。「相手の期待する役割にどこまで応えたいか」考え、「言葉」で相手に伝えることが重要。
・自分に自信がないとやりがちな「遠回し」「あいまい」「沈黙」などの伝え方がズレを広げる。
・相対的に相手が完璧な人間だと思うため、伝え方があいまいでも「相手に意図が伝わった」と思い込みズレが加速する。
・「自分を主観的に自己評価を下しそれを他人に押し付ける」伝え方で相手の反応を制限しそれが相手の負担になる。
などなど、様々な例から、ありのままの自分を認めそれを相手に伝えることの大事さが見えてきます。
そしてズレを広げないための伝え方についても、
・「今の感情や意図」をくっつけて話して相手の反応を束縛しない。
・「言い訳+言いたいこと」で相手の期待に応えられないことを現実的に伝える。
・ぐちを言うことで溜め込まないのは大事だが、特に身近な「重要な他人」に話す。
・「怒り=自分が困った状況に置かれている」合図と考える
などなど、自己表現が苦手な人なりに実践しやすい方法を紹介してくれています。
個人的には「性格は変えられず」「行動は変えられる」という考え方が、言われてみると当たり前ながらあまり自分の中になかった視点でハッとしました。
「他人から何かを否定されてもあくまで対象は言動であり自分自身が否定されたわけではない」
「相手に性格まで変わってもらおうという期待は無駄だが行動を変えてもらおうという期待は成就しやすい」
という2つの事実を説明するもので、相手と自分への期待を現実的に妥協していくうえで大事な考え方だと思いました。
総じて、人生におけるストレス発生要因の多くを占める「対人関係」の仕組みを学びながら、自分の現状も負の感情もひっくるめて全て「当然だ、それでいい」と受け入れられるきっかけになるかもしれない、自分から一歩引いた視点をもたらしてくれた本だと思います。おすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ元々伊藤絵美さんの本はわかりやすいため読んでいた。セルフケアについて書かれた本はないかと探していたところこの本に辿り着いた。
伊藤絵美さんの本はこの本以外でもとても勉強になることが多い。この本の前にスキーマ療法を行い大分ストレスが軽減されたがなかなか生活に定着することができずにいた。この本はどのように生活で活かしていけばよいのか書かれていたため大変勉強になった。
以下二点について書こうと思う。
・五感の大切さ。ストレスが溜まれば溜まるほどそのことに集中し緊張が高まり混乱してしまう。でも呼吸や五感を感じることでリラックスできる。一度ストレスから離れて客観的に自分を見ることができる。痛みについてもそうだろう。どうしても痛いという感情に左右されてしまう。でも、あえてその痛みに注意を向けると身体の緊張が強くなっていることが多分にある。痛みを否定することなく寄り添うこと、そうすることで痛みが生じている自分に気づくことができる。でもそれで痛みが和らぐのはなぜなのだろう。痛みは本来体に生じている痛みだけではなく、それ以外の感情、記憶?などにも影響しているのかもしれない。
・内なるチャイルドとの対話は自分を受け入れるという意味でよかった。いつも自分にとって消したい自分がいるのはわかっていたがそれを何処かで見てみぬふりをしてきた。しかし、そんな自分もいるし、それを否定するものではないということに気づかせてくれた。そのもう一人の自分に寄り添い、対話し、一緒に問題解決していく。自分にとって味方の存在なのだ。その見方を信頼することは自分を信じることでもあるのだろう。
これらを生活に取り入れストレスに気づき、受け入れられるようになりたい。これは何度も何度も繰り返ししなければならないだろう。実際にやってみて少し気持ちが楽になったと思う。これからも続けていこう。
ストレスとの向き合い方に悩んでいる方におすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかくおしゃべりを続けよう
自分を助けるための「対話の仕方」が
わかる本
↑本の紹介にあった言葉
「相談するってむずかしい」
感情を言語化することは難しいよね( ; ; )
細川貂々氏と青山ゆみこ氏
お二人が書かれた本
文字ばかりだと集中力が続かないけど
細川貂々氏のイラストが
交互にあり読みやすい
以下気になった箇所を抜粋↓
はじめに(細川貂々氏)
この本はそんな私たちふたりが
どうやって安心して話せる居場所づくりをしたか、について書いてみました
どんな話であっても否定せず
「その人の言葉、存在を
丸ごとそのまま受け取る」ことは、
単に「聞く」を超えて、
「自分ではない誰かの存在を大切に扱う」
表現になるように思う。
わたし自身が「聞いてもらう」だけで、
「自分を大切に扱ってもらっている」と
感じることが多かった
(P170:青山ゆみこ)
自分がどうしたら楽に
生きられるようになるか?
そのためにできることは何か?
それを考えて小さいことから始めてみるとその先が見えてくると思います
(P193:細川貂々)
おわりに(青山ゆみこ氏)
初めに会った時の印象と今が違って
「ゆみこさんは穏やかなマーガレットに
なってきた」と細川貂々氏に言われた
青山ゆみこ氏の文章にクスッと笑ったけど、なんだかほっこりした♪
また読んでみたい