土屋晃のレビュー一覧

  • 悪魔の涙

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    ネタバレ

    ベースが狂人な殺人鬼が当たり前のように存在する定番が光り輝く海外サイコサスペンス。
    一転 二転と大きく動く展開が楽しかった。
    ただ一夜の出来事にしては大容量過ぎて、おっとりポケポケ風の「ジャガー」は裏方ではむっちゃ急いで行動してたんだろうな、といらん想像にクスッとしてしまいました。

    首謀者が発覚してからの確保を経てもまだまだ落ち着こうとしない終章は心から興奮した。しかしその最終対決の呆気なさは少し寂しい。初戦と復活戦のあっさり度が同等でまるで再放送を見ているかの様だった。

    首謀者の頭の良さが際立っているが、この時間をかけて作り上げた超大計画を一夜の間で裏をかき先回る(事が出来たり出来なかっ

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    2021年01月15日
  • 気象兵器の嵐を打ち払え(下)【電子版限定特典付き】

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    ザバーラはカートと分かれてエジプトへ、そこでジンの兵器がアスワンハイダムを破壊しようとする所を阻止。カートは元に戻ってインド洋を定温度化するためのマイクロロボットを止めようとする。まあ最後はお決まりのことなんだけど、感動は今ひとつ低い。 それよりびっくりはクライブカッスラーが亡くなったことだ。88歳、合掌!

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    2020年06月30日
  • 気象兵器の嵐を打ち払え(上)

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    いつものカッスラー。 今回はカートオースティン。マイクロロボットとの戦い。上巻はヒロインが、実はスパイだったということ。殺されそうになっても復活するところはヒーロ。で下巻へ。

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    2020年06月29日
  • 悪魔の涙

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    初のジェフリーディーヴァー作品。
    ノンストップで動き出すジェットコースターのようなストーリー展開に序盤から引き込まれ、一夜で読破してしまいました。

    ストーリーと同時並行して起こるパーカーの親権問題がパーカーや周りの性格描写に厚みを持たせ作品の魅力を増すという二重構造も綺麗で素晴らしく、無論犯人追求の部分は緊張の連続。
    この作者さんの本早く読めばよかったという気分です。 つぎからリンカーン・ライムシリーズに入ろうかな

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    2019年03月20日
  • 限界点 上

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    普段あまり読まないジャンル。

    展開がスリリングでおもしろい!
    けど、やっぱり名前が覚えられない(笑)

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    2018年12月26日
  • 追撃の森

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    ライム・シリーズのようにいくつかの事件が起こって・・・を予想していたら、最初の事件現場から追撃が始まる。物語の3分の2は森の中。これがおもしろい。相手の考えの裏をかく、だましだまされ、ついつい読んでしまう。
    後半のどんでん返しは、やり過ぎというか、そこまで複雑にしなくても十分面白いのに、とちょっと引いてしまう。
    いつものジェフリー・ディーバの作品。

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    2018年10月22日
  • 限界点 上

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    冗長でどうしようかと思ったけど、後半はテンポよく読めた。やっぱりシリーズものの方が安心して読めるかな。

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    2018年08月06日
  • 限界点 下

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    うーん、思ったより、どんでん返し感が無いかも。

    リンカーン・ライムシリーズや、キャサリン・ダンスシリーズだと、ほんと、ドキドキな大どんでん返しがあるんですが、この作品では、小幅などんでん返し?なので、最後の文字を読み終わるまで、何かが起きるのかと思ってしまいました(苦笑)

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    2018年06月09日
  • 限界点 上

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    大どんでん返しでお馴染みのジェフリー・ディーヴァーですが、上巻の段階では、まだどんでん返しには至っていません。まだ、軽いジャブの応酬という感じですね。ただ、やっぱり徐々に緊張感は高まってきていて、いつ、タイトル通りの限界点に達するのかが、見もの(読みもの)ですね。

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    2018年06月06日
  • 追撃の森

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    とにかくスピーディー。
    逆転につぐ逆転で、果たして終わりは来るのだろうか?まさか2とかに続かないよね?と思ってしまったほど。笑
    襲撃者のハートがどこか憎めない奴なので、2も有りかなとも思ったり。

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    2018年02月25日
  • ジョイランド

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    ネタバレ

    舞台は70年代のアメリカ、失恋したての大学生が連続殺人事件を追ったり、新しい恋に出会ったりしながら、大人への一歩を踏み出す物語。

    大人になってから、印象的だった青春の1ページを思い出すというのは『スタンドバイミー』でもおなじみの手法で、読みながら主人公とともにほろ苦い“あの頃”を追体験するような、懐かしさを覚える。時おり挟み込まれる主人公の現在の姿が、過去の様々なエピソードの結末を先に提示しているのだが、そのさじ加減がまた絶妙だ。

    最初のうちは、うじうじした主人公とキング特有の脇道にそれていく描写になかなか集中できなかったが、中盤から一気に引き込まれた。幽霊あり、犯人探しあり、大人の恋と不

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    2019年08月24日
  • ジョイランド

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    著者の中ではスタンドバイミー的な系統の作品のようです。私は読んでないですが。私が読んだ中ではグリーンマイルに近いかなと思いました。どうといった話でもないけどグイグイ読ませる系?ミステリの要素もありさすが面白かったです。

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    2017年07月17日
  • 大諜報(下)

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    クライブ・カッスラー『大諜報(下)』扶桑社ミステリー。

    祖国を背負った日本、アメリカ、イギリスの諜報合戦に巻き込まれたアイザック・ベルは祖国のために…

    アイザック・ベルの色恋がしつこいくらいに度々描かれ、食傷気味になったのと、『大追跡』『大破壊』に比べると今一つスリルが無く、面白味に欠ける。

    シリーズの方は既に第10作まで書かれており、順次、邦訳されるようだ。

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    2017年07月03日
  • 大諜報(上)

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    クライブ・カッスラー『大諜報(上)』扶桑社ミステリー。

    アイザック・ベル・シリーズの第3弾。舞台は1908年のワシントン。海軍で大砲開発に関わる伝説的な技術者ラングナーが爆死する。探偵アイザック・ベルは犯人と思われる日本人スパイのヤマモト・ケンタを追い詰める…

    冒険小説として非常に面白かった『大追跡』『大破壊』に比べると、普通の探偵小説という感じで、物足りない。

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    2017年07月03日
  • ジョイランド

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    ミステリー4、青春6位のバランスの小説。

    ひと夏の思い出といった感じ軽く読めて良かった。

    キングはこういった青春小説もあるんですね。

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    2017年06月27日
  • ジョイランド

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    約三分の一、130ページを読んだ。
    なんか苦痛を覚える。なんでこんな本を読んでるのかなと思いながら読んでいる。
    自分に合わないだけなのかもしれない。
    これまでこの人の本は何冊か読んだ。夢中になったものがほとんどだった。でも…
    ここのレビューを見る限りそんなに悪い本でもないみたいだ。さて、もう少し読んでみるか、それとも無駄な時間は切り捨てるべきか、はて?
    ・・・なんとか読み終えた。親子が登場したあたりから面白くなった。
     若い頃はそうじゃなかったけれど、歳をとってキングの文体があまり好きじゃなくなったのかもしれない。

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    2017年02月19日
  • 青い虚空

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    斎藤孝先生おすすめのミステリーだったので、選んだ本。専門用語に慣れるまで、時間がかかった。中盤から、一気に読み終えてしまった。

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    2016年11月09日
  • ジョイランド

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    ネタバレ

    ザ・スティーブンキングだった。ほんとにいつもの、青春と死。今回はその死の部分が弱かったけど、青春の描写はいつもどおりに最高だった。とくに、主人公がハウイーの毛皮を着て、遊園地の託児所でホーキー・ポーキーを踊る場面。人生でいちばん煌めく時間をこんなに嫌みなく、切ないほど鮮明に描くのがたまらない。キングが描くのは、スタイリッシュさとは程遠い、毒がなく田舎っぽいダサい青春だけど、格別にノスタルジーを換気させる。
    その素晴らしく美しい青春からまっ逆さまに恐怖のどん底に落とされるのがまたいいんだけど、今回は恐怖の要素が薄目だった。そのため後半はタルい。でもまあ、前半だけでも読んで損はなかった。

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    2016年09月04日
  • ジョイランド

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    うーん、それほどはまらなかった。相変わらず前半は大きな出来事もなく、中盤で鍵となる親子がでてきてから面白くなった。ってことは自分はキングにスーパーナチュラル要素を求めてるのかな?

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    2016年08月10日
  • 追撃の森

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    よく映画で見かける追っかけっこだけがテーマのものではなかった。たった一晩の出来ごとがこの分厚い本の8割を占めている。本筋の追撃だけでなく、登場するキャラの背景などがこれでもかと描写され、中盤ぐらいまでは全く感情移入出来なかったブリンやハートのことがジワジワと気になってくる。しかし、あれだけ前半引張っただけに、ラストはあっさりし過ぎてたのが残念でならない。ハートのアナザーストーリーを読んでみたい。

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    2016年02月16日