土屋晃のレビュー一覧
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ネタバレリンカーン・ライム、キャサリン・ダンス以外の作品。
リンカーン・ライムシリーズ、キャサリン・ダンスシリーズともに、途中のどんでん返しが激しいジェフリー・ディーヴァーですが、この作品は、それらに輪をかけて、激しいどんでん返しが起きます。
って言うか、ミステリーだとすれば、おきて破りの主人公?殺害が起きていたりします。そういう意味では、彼は主人公ではないと言う事なんでしょうけどね。それでも、ちょっとビックリと言うか、ひどいな(苦笑)
でも、冷静に考えてみると、犯罪者と刑事が協力して事件解決にあたるという作品は、数多あるわけで、これもその一つと言う事になるわけですが、読んでいる最中は、どんでん返しや裏切り?があったりして、それどころではありませんでした。
15年以上も前の作品ですが、その頃に、この様な作品を描いていたとは先見の明がありますね。 -
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ネタバレ1973年の夏から秋のアメリカン青春小説。
ミステリーサスペンスやホラーはトッピング的なもので、愛と青春の旅立ちという感じでした。
失恋から始まり、遊園地での仲間たちや子供たちによる再生、大事な人たちの出会いと別れが圧倒的な筆力で物語られています。
現代からの視点で物語られているので、トムなどのその後のエピソードが語られるのですが、エリンの現代エピソードがないところが、サスペンスのネタバレにならないようにしていると思われてうまいと感じました。
キングにしては灰汁が強くなく、むしろセンチメンタルな感じにもなるので読みやすいと思います。
それにしても、この長さだと短く感じてしまう作者ってすごいですね。 -
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大どんでん返しは、リンカーン・ライムの
専売特許じゃ無かった。
いつもはリンカーン・ライムシリーズに時々出て来る
パーカー・キンケードが今回は主役。
よって逆に今回は、リンカーンがカメオ出演しています。
でも、冷静に考えてみると、このパーカー・キンケードものは、
リンカーン・ライムものと相似形ですね。
自分の分野では殆ど比類することなき才能を発する
(自分の分野以外はからっきしだけど)元法執行官と、
その元法執行官の相棒となる現役法執行官。
そういう相似形作品だからでしょうか。
シリーズ化はされていないようです。
ずいぶんと思わせぶりな終わり方なんだけどなぁ。 -
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ディーヴァーにしては珍しい作品だと思うのが本書の初期段階。オーソドックスなスリル&サスペンスですか? 森の中の別荘を舞台に、二人の男女が惨殺されるシーンに幕を開け、そこに駆けつけた女性警察官が巻き込まれる。それだけではなく、殺人犯二人組の視点でも書き込まれる。追跡と逃走の森のなかの物語。まさにタイトル通りのオーソドックスな冒険小説『追撃の森』といったシチュエーション。これは本当にディーヴァーなのか?
ところがどっこい中盤に来て、どこかおかしいとなってゆく。意外なる展開。裏切りに満ちた展開。巻き込まれゆく、ヒロインの家族。一体、どうなってゆくのかがわからなくなる、追撃の終わり。予感は正しい。そう、ディーヴァーの小説がシンプルな対決構図だけで終わるわけがない。ここからがこのツイストが命な作家の面目躍如たるところ。
そして登場人物たちの意外な裏の顔と、さらに巻き込まれてゆくヒロイン一家。女性主人公で必然とされるのが彼女の抱えるホームであり、男性一匹狼刑事小説のように暴力こそ仕事というのではないあたりに味噌があるのだ。愛する夫との間に不信の疑惑、不良化する噂を抱えた息子の子育て問題、そうしたホームドラマの要素も含めて、すべてを逆転させてゆく作家の錯綜した物語を追うにつれ、これがあのシンプル・プランみたいに始まった小説と同じ世界かと思わせる。
そして対決構図は森から脱出後に予想した図面とは全く違ったものに変わってゆき、再逆転! ストーリーはすべてネタバレになるので書くことができないもどかしさをそのままに、といった趣きで口を閉ざすしかないのだが、リンカーン・ライム・シリーズの単純構図に飽きた御仁には、この人の短編作品と同様、本書も実にお勧めしたい一冊。ディーヴァーはひねってなんぼ、というイメージが定着しているが、オフ・シリーズ作品ならではの先の読みにくさも、読書の確たる醍醐味ではないだろうか。
森と夜に始まり、警察署を軸にした終盤部分で、いろいろなことのつじつまが合ってくる。裏切りと懐疑と誤解とのフィルターが幾重にも仕掛けられていた一方で、人間の愚かさや弱さが見えてくる気がする。人は自分の信じている真相ではないものを見たいように見て、信じたいように信じ込んでしまう。そんな弱さと、弱さから脱すべき希望とを同時に与えてくれるあたり、作者が連続ツイスト仕掛けの果てに見せてくれる、読者への優しき眼差しなのだろう。 -
Posted by ブクログ
コンピューター犯罪。初めは??(゜_。)?(。_゜)? チンプンかんぷんで(。。;)
何回も用語解説を見ながら。
私なんか機械音痴ですからね、PCいじってても深~いことはさっぱり分からず。
今回も次々私の推理は外れていきました。
ミラー刑事の遺体が発見されたときだけは、自殺じゃないってわかりましたけど(*^_^*)
ショーンの正体は驚きでした!
まったく怖いことですね。
今に人間は機械によって支配されてしまうんじゃないかと、昔観た洋画を思い出してぞっとしました。
あのビショップ刑事とジレットの関係が良かったですね。
だんだん二人に信頼関係が出来ていくところはニマニマして読んでいました。
そしてジレットと別れた奥さんが幸せになるといいなと思いました。
それにしてもジェフリー・ディヴァーは凄いなぁ!