土屋晃のレビュー一覧

  • 青い虚空

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    天才ハッカー同士(ついでに片方は連続殺人鬼)のネットによる攻防戦、という話なので、パソコン用語がやたらと頻出するのは鬱陶しい。けれどもそれは用語集でちゃんと?カバーされているし、案外読み飛ばしても支障のない部分が多い。それに、そんなことは読み進むうちに気にならない。ハマれば一気。読み終わってみると、なんだかパソコンに強くなった……「ような気」がするのもちょっと爽快(笑)。
    これぞジェフリー・ディーヴァー!といった感じの、スピーディなスリルと読み応え。どんでん返しに次ぐどんでん返し。まったく一筋縄では通らない結末。もう文句なし!

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    2010年01月31日
  • 青い虚空

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    一級品のミステリー

    コンピューターにまつわる犯罪のお話なのですが・・・とっつきにくいと思うことなかれ!
    犯罪のバックグラウンドを作者が丁寧に教えてくれながら話が進んでいきます。

    少しでも、ネットワーク環境や、PCのことに興味があって、知識があると
    はまること間違いなし!

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    2009年10月07日
  • 獣たちの庭園

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    第2次世界大戦前のアメリカ、ニューヨークで殺し屋をしていたポール・シューマンは罠にはめられ拘束されるが、米国海軍情報部から意外な二者択一を迫られる。刑務所に送られるか、それとも国家的任務を果たし罪を帳消しにするか。やむなく引き受けた任務は、ドイツへ赴き、ヒトラーの元で再軍備を指導するラインハルト・エルンスト大佐の暗殺だった。ベルリンで行わるオリンピックに参加する選手団とともにドイツへ渡り潜入するのだが…。どの作品に対しても事前のリサーチが入念なディーヴァーのこと、当時の米国側、ドイツ内に関わる官庁、警察の様子から住民の暮らしぶりに至るまで実に丹念で細かに描写されている。膨大な資料による調査に基

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    2011年07月22日
  • 死者は嘘をつかない

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    キング大先生のおなじみ一級娯楽ホラー小説。
    ただし怖くはない。
    でも怖くないので夜でも読めます(^^)

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    2025年12月20日
  • 死者は嘘をつかない

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    久しぶりに徹夜して一気読みしたいと思うキング作品だった。若い頃のような無茶はできないので一気読みはしなかったけど。
    やっぱりキングは中編がいいね。この頁数だと一般的には長編の部類に入るだろうけどキングだと中編の感覚。
    キング中編は過不足なく濃密な読み応えの作品であることが多く、ファンとしては横道にそれてくどい部分がないのが物足りなくもあるジレンマ。

    本作はいつもの翻訳者の方ではないので、言葉選びや文章の組み立てに少し違和感を覚える。違う作家、キングなのにちょっと別のキングのような。ジョイランドの時もそうだった。
    読み進めるうちにそれはほぼ解消される。
    おそらく原文そのまんまな翻訳は好みが分か

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    2025年10月15日
  • 死者は嘘をつかない

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    怖いだけじゃなくて、ちゃんと人間の深くまで描いているのが好き。重量のあるストーリー描けるのいいなぁ
    怖さも、小説の怖さを感じられる、映像とは違うゾクゾクする感じ。安定だと思います。

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    2025年08月28日
  • 獣たちの庭園

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    なかなかすごい。
    ミステリとしてはやっぱり前提がひっくり返る終盤は驚いたし、ある人の企んでることの意味がわかると人物像が変わる転換もびっくりした。
    さすが

    2914冊
    今年142冊目

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    2025年05月22日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    読みやすい、ちょうど良い長さ、初級編スティーブンキングという感想。

    霊が見える(しかも話せる)少年が主人公。

    とある老人の亡くなった奥さんから指輪のありかを聞いたり急死した小説家から続編のストーリーを聞き出すところはコミカルで楽しい。(こんな能力欲しいなーと呑気に思ってしまう)

    ただ、おとなしく優しい(?)霊ばかりではなく、ある爆弾殺人鬼の霊に生前に仕掛けた爆弾の在処を聞き出したところから平和が崩れ始め、、、

    ストーリーは流石のスティーブンキングでスラスラ読める。テンポも良い。

    主人公と母親が健気に生きている描写に感動しながら読んでいたのに最後のオチが1番ホラーだった。

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    2024年12月30日
  • 死者は嘘をつかない

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    死者の声が聞こえたら‥最初は伝えられなかった思いを伝えられる良い話かと思いきや、そこはキング。人間の悪意がしっかり絡んだ少年の成長物語になりました。初期の化物系ホラーも好きだけど、後期のしんみりしたホラーもなんだかんだすきだなぁ。

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    2024年12月12日
  • オクトーバー・リスト

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    最終的にすごい小説だったなと圧倒されたけど、読み始めはしんどかった。
    状況がよくわからないまま話が過去に遡っていき、頭を整理しながら読むのを、楽しいというよりめんどくさく思ってしまって、普通の時系列の方が自分には好み。
    後半では一気に話の印象が変わってきて、予想もつかないどんでん返しと見事な伏線全回収。
    巻末に「あとがき」ならぬ、「まえがき」があり、目次が登場するのもおもしろい。
    オチは新鮮でこんなのもありだと思うけど、好みの問題で気分は良くなかった^^;
    圧倒的な構成力のエンターテイメント作品。

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    2024年11月25日
  • 死者は嘘をつかない

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    まあいつものキング作品、って言ってしまえば簡単なんですけどやはり面白いです。
    主人公が回想しながら語る作りなので全編気持ちに余裕のある物語だった印象です。
    といいつつ主人公母親の元恋人の悪徳警官や爆弾魔のくだりは流石にキング、肝を冷やす、嫌な気持ちにさせる描写が上手いと思いました。

    全体的には怪談のような雰囲気でした。

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    2024年11月10日
  • 青い虚空

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    ハッカー対クラッカーの頭脳戦
    細かいところはほぼ分からず読み飛ばしてしまったけど、読み進める手が止まらなくなる
    ノーランの正体と行方が気になる…

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    2024年11月04日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    面白かった。するする読めた。期待以上。

    死者が見える少年というと「シックスセンス」だが、ブルース・ウィリスはいない。アルツハイマーを患った伯父や隣家の大学教授はいる。

    初めて死者を見たと認識したシチュエーションは、映画のシックスセンスの感動的シーンをモチーフにしている気がする。似ている。

    リズが抱えている問題が現代アメリカっぽくて、まんま。リーマンショック前後と麻薬依存の話。

    結局、爆弾魔だったセリオーは教授いわく外から来たものらしいが、クトゥルフ案件?キングユニバースのダークゾーン案件?
    撃退の魔法の言葉は「あとで(later)」ってことかな。ジェイミーが死んだ後にという。これ、結局

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    2024年09月10日
  • ジョイランド

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    ノースカロライナの遊園地で一夏+α働いた大学生の物語。青春、友情、恋愛、オカルトといったキングおなじみ要素にミステリも加わって、短いながらも満足感高い。

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    2024年09月01日
  • 死者は嘘をつかない

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    死者は嘘をつかない ~~ ホントに??

    答えは分からなかったけど、怖くて恐ろしくて面白かった。

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    2024年08月17日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    タイトル「死者は嘘をつかない」が大きな意味を持ってる。ミスター・バーケットな存在が救いだったが、あまりに短かった。最後父親が判明してあまりのことに愕然とした。これからの人生であの得体の知れないものとの邂逅が訪れるかもしれない可能性を匂わせて終わるの嫌いじゃない。

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    2024年07月30日
  • 死者は嘘をつかない

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    死者が見えてしまう少年の成長記録… シックスセンスばりのホラー&エンタメ #死者は噓をつかない

    ■きっと読みたくなるレビュー
    エンタメ書かせたらマジで世界一すね。さすがスティーブンキング。

    序盤に興味を持たせて、中盤でのエピソードで徐々に盛り上げる。後半は緊張感とボルテージアゲアゲでラストまで一気に読ませちゃう。それにも関わらず、訴えかけるテーマは深く心に残るんですよね。

    また読んでると自然に映像が浮かんでくるんすよ。一人称視点での語り口調が絶妙で、かつて自分が書いた日記を読んでいるみたいなんです。

    しかも読者を楽しませるため、嫌味がない程度に既存映画などのエピソードやセリフなんかを入

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    2024年07月30日
  • 死者は嘘をつかない

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    キング健在!アピールしているよう。一時期は不安な作品があったが(私個人の感想)作品のままに蘇ったよう。霊が見えるって、こういうことなんよって、先に読んだ作品に言いたい。まじでもっと作品を読ませて欲しい。

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    2024年07月19日
  • 死者は嘘をつかない

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    キングデビュー50周年で最近キング祭。

    死者が見える少年、死者は嘘が言えません。そのルールのため事件に巻き込まれピンチに陥る少年。短いので展開早かったけど、後半ドキドキした。
    いつも長編すぎてちょっと小粒感、でも楽しめました!

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    2024年06月21日
  • 悪魔の涙

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    ☆3.5
    元文書捜査官 筆跡鑑定人 パーカー・キンケイド
    自分の読み進める時間のせいか、テンポよく読めなかった

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    2024年02月12日