土屋晃のレビュー一覧
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ワシントンDCを舞台に起こる連続大量殺人。手がかりは手書きの脅迫状のみ。FBIは 文書鑑定の第一人者であるパーカー・キンケイドに協力を依頼するが、パーカーには捜査に参加できない事情があった。
おもしろかったー!法科学・推理・アクション、家族の危機にほのかなロマンス。いろいろな要素が高密度につまっていて読み応え十分。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、最後までみっちり楽しめる。
読んでいて場面がはっきりと浮かぶのも特徴的。作者は絵が描ける人なのではないかという気がする。ストーリーとあいまって、まるで映画を見ているようだった。
ただひとつだけ気になったところが。パーカーのせりふに、文法上のミスがある -
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第2次世界大戦前のアメリカ、ニューヨークで殺し屋をしていたポール・シューマンは罠にはめられ拘束されるが、米国海軍情報部から意外な二者択一を迫られる。刑務所に送られるか、それとも国家的任務を果たし罪を帳消しにするか。やむなく引き受けた任務は、ドイツへ赴き、ヒトラーの元で再軍備を指導するラインハルト・エルンスト大佐の暗殺だった。ベルリンで行わるオリンピックに参加する選手団とともにドイツへ渡り潜入するのだが…。どの作品に対しても事前のリサーチが入念なディーヴァーのこと、当時の米国側、ドイツ内に関わる官庁、警察の様子から住民の暮らしぶりに至るまで実に丹念で細かに描写されている。膨大な資料による調査に基
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ノースカロライナにある遊園地「ジョイランド」を舞台に、
21歳のぼく(デヴィン)が経験する青春の日々と、ミステリー。
スタンド・バイ・ミーのような青春パートと、シャイニングの「輝き」を
彷彿させるような力を借り、とある殺人事件の謎解きをするミステリパートが、
舞台は同じとはいえ分離されているのでどちらも中途半端っちゃー中途半端
なんだけど、それでもやはりキングの描く青春の煌めきやせつなさは圧倒的で、
胸がぎゅっとなる。
個人的にはタイトルがいまいちかも...
と考えてみたけど、
「観覧車の天辺」
「着ぐるみを脱いだら」
うん、センス無かった。 -
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“逆行”するミステリー。
映画の「メメント」が好きな自分にはかなり刺さる設定だった。 いままで知らなかったのが悔しくなったほど。
本作は、通常なら最終章にあたる結末部分から始まり、そこから過去へと遡っていく構成になっている。冒頭を読んだ時点では、ここで終わるの? この先どうなるの?という不安とわくわくが同時にあった。しかもここから“過去”へ遡っていくため、未来側の情報はもう増えない。本当に全部繋がるのか半信半疑だった。
その不安は杞憂だった。必要な情報が絶妙なタイミングで配置されていて、逆行する構成そのものがどんどん気持ちよくなってくる。
ふだんは細かい伏線確認のために読み返したりは面倒臭 -
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ネタバレ面白かったです!ちょいと短い長編。或いはちょいと長めの中編。という感じのページ数なのですが、絶妙にキッチリとまとめられていていた感じ。スティーブンキング、お見事なり!と思いましたね。
少年には、死者を見る事ができる、、、という、まあ、、、ホラー小説的には、超定番の設定、と言っていいのではないでしょうか。バリ面白かったのが、主人公のジェイミー少年が小説内で自ら「死者が見えるっていっても、ブルースウィリスのあの映画じゃないよ」って、誰もが知っているであろう同じテーマの超有名映画、M・ナイト・シャマラン監督&ハーレイ・ジョエル・オスメント君主演の「シックス・センス」をネタにしているところ。ま、テー -
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久しぶりに徹夜して一気読みしたいと思うキング作品だった。若い頃のような無茶はできないので一気読みはしなかったけど。
やっぱりキングは中編がいいね。この頁数だと一般的には長編の部類に入るだろうけどキングだと中編の感覚。
キング中編は過不足なく濃密な読み応えの作品であることが多く、ファンとしては横道にそれてくどい部分がないのが物足りなくもあるジレンマ。
本作はいつもの翻訳者の方ではないので、言葉選びや文章の組み立てに少し違和感を覚える。違う作家、キングなのにちょっと別のキングのような。ジョイランドの時もそうだった。
読み進めるうちにそれはほぼ解消される。
おそらく原文そのまんまな翻訳は好みが分か -
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ネタバレ読みやすい、ちょうど良い長さ、初級編スティーブンキングという感想。
霊が見える(しかも話せる)少年が主人公。
とある老人の亡くなった奥さんから指輪のありかを聞いたり急死した小説家から続編のストーリーを聞き出すところはコミカルで楽しい。(こんな能力欲しいなーと呑気に思ってしまう)
ただ、おとなしく優しい(?)霊ばかりではなく、ある爆弾殺人鬼の霊に生前に仕掛けた爆弾の在処を聞き出したところから平和が崩れ始め、、、
ストーリーは流石のスティーブンキングでスラスラ読める。テンポも良い。
主人公と母親が健気に生きている描写に感動しながら読んでいたのに最後のオチが1番ホラーだった。
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