土屋晃のレビュー一覧

  • ジョイランド

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    3.5 前半の前振りは、読むのに時間がかかった。スラング英語の和訳が読みにくい。後半の回収は見事。生と死を描くのが上手い。昔ほど夢中になって読めなかったのは加齢のせいか?

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    2024年08月21日
  • 死者は嘘をつかない

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    キングにしては短めで、章立ても短いので、いつもの濃過ぎる描写が感じられず、あっさり。怖くないホラーで、あまりしんみりしない青春もの。

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    2024年08月01日
  • 死者は嘘をつかない

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    初スティーブン・キングは邦訳最新作から。死者と会話が出来る子供という設定は決して目新しくないが、今作には【死者は嘘がつけない】という追加要素が加味されており、その設定の妙が物語の牽引力であると同時に、ラストの悲壮的な決意表明に効いてくるし、青年になった主人公が当時を振り返る回顧録というスタイルは、心を落ち着けて作品に没頭出来る不思議な安心感がある。アメリカならではのジョークや固有名詞が頻出するので少々面食らった部分もあれど、今更ながら他の作品も読まなければと思った次第。まずは積読している「ミスト」から…。

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    2024年07月24日
  • 死者は嘘をつかない

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    I see dead peopleな少年とシンママの話…といえばあの映画ですが、さすがキング。すらすら読めてキャラに説得力があって、成長を爽やかに描きながら少し恐怖を残したエンディングで。こういうのでいいんだよー、夏は! まあ、これがほかの作家だったら、さっぱりしすぎだろうとか文句をつけそうだがw

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    2024年07月24日
  • 死者は嘘をつかない

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    今年、作家生活50年を迎えた帝王の文庫オリジナル作品。とはいえ、税別1,500円と単行本並の値段なので、あまり有り難みはないが……。
    主人公のジェイミーは死者を視ることができる“能力者”だ。彼らと話すこともでき、死者が「嘘をつけない」ことを知っている。この2つをキーにして組み立てられたゴーストストーリーだ。
    本人は(一人称なので)「ホラーだ」と言っているが、別段怖くはない。キングらしい、よくできた話ではある。
    ただ、やはり小粒感は否めないし、よくわからないねで逃げてしまう無責任さも感じる。まあ、それが御大の持ち味でもあるのだが。

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    2024年06月09日
  • 追撃の森

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    ネタバレ

    ドキドキ感とどんでん返しはリンカーンライムシリーズの方がある。ハートを殺したのは誰なんだろう。グレアムかブリンか。マンキウィッツか。あやしいと思ってた人はみんな案の定だった。特にミシェルは絶対普通じゃないと思った。

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    2023年10月02日
  • オクトーバー・リスト

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    時系列が逆行するつくりのサスペンスミステリー文庫本。

    第36章から始まって第1章で終わるのだが、前半は何で追われているかがわからないイライラ感、中盤から終盤は前半に至るまでの理由解明が当たり前すぎての中だる感、最後の2章ですべてがどんでん返しされてしまう恍惚感を得ました。
    シリーズ外でもこんな長編が書ける著者は凄過ぎます。

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    2023年08月11日
  • オクトーバー・リスト

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    最後から時間を遡って物語が進む形式は斬新で新しかったけど、最後まで物語の流れがよくわからないまま進むのは自分にとっては少し読み心地が悪かった。自分は時系列通りに少しずつ全体像が明らかになっていく構成の方が好き。

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    2023年08月05日
  • ジョイランド

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    「クリスティーン」とか「IT」とか、キングの青春ものは大好物なんだけど、本書は、主人公の失恋と友情を描いた前半部分と、後半のミステリー部分がはっきり分かれてしまって上手く融和していない気がした。

    マイクとアニー、それにエディをもっと早く表舞台に出して、彼らと主人公との交流を濃密に描いたほうがラストの感動が大きくなったんじゃないかなあ。主人公が彼女に振られる顛末なんてプロローグで十分。

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    2023年05月11日
  • 追撃の森

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    ネタバレ

    大好きなジェフリー・ディーヴァーの新刊。
    流石ディーヴァーです。面白かった。

    お話は911通報を受け人里離れた別荘地に様子を見に行った保安官補のブリンは殺し屋の襲撃を受け間一髪森に逃げ込む。
    道連れは被害者宅から逃げ出した女性。
    壮大な森の中で繰り広げられる追跡劇。
    ディーヴァー持ち味のひねりの効いたストーリー満載です。

    作中で??と思う部分は沢山あったのですが、最後では「なるほど」という結末でした。
    しかし、謎解きが少々遅いので??感を持ちながら読み進めている間は
    「ディーヴァーにしてはご都合主義の展開だな」と思ってしまいました。

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    2023年02月25日
  • 獣たちの庭園

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    こんな時代物も書けるのか
    それにしても上手く乗ってる
    最後は予想外でしたけどね
    彼女とチャンちゃん・・とか
    コールとどこかで再開する・・・とか

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    2023年02月07日
  • オクトーバー・リスト

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    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズを続けて読み終えた後、更にシリーズ続編を読もうと思っていたにもかかわらず気になっていた本書に手をつけました。

    なぜシリーズ続編ではなく、本書なのか?

    それは下記説明にもある通り、本書は最終章から始まり、ページが進むにつれて章を遡っていく(時間が過去へと巻き戻される)という異質な作品であるからです。

    しかも著者はジェフリー・ディーヴァー、そうです、大どんでん返しの魔術師が書いたミステリー作品だからです。

    最終章から始まるということは、時間軸としての結論はわかっているんです。

    しかし、時間を遡ることで、そこに仕込まれていたプロットが明らかになり、読者を驚愕させる

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    2022年11月20日
  • オクトーバー・リスト

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    ネタバレ

    最終章からさかのぼって第1章で終わるという斬新な試み。
    試みは面白かったが、整合性等を把握するためには時間を空けて読みにくく、またディーヴァー作でもあり、さかのぼるからにはある程度のトリックがあると考えながら読むと、結末(始まり)はある程度想定内であり、あまり面白くなかった。ただ、この話にするならこの手法にするしかないかな。

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    2022年10月31日
  • 青い虚空

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    ジェフリー・ディーヴァーの単独作品。獲物のコンピューターに侵入し情報を集めてから殺す凄腕の殺人ハッカーに対抗するため警察は服役中の凄腕ハッカーを起用することに決めた。
    コンピューターの専門的なところは僕にはふわっとしかわからなかったが2人のハッカーの頭脳戦、ソーシャルエンジニアリングを活かした二転三転するストーリーはまさしくジェフリー・ディーヴァーのもので著者のリンカーン・ライムシリーズ等が好きな人は楽しめると思う。ただ登場人物の魅力に関してはライムシリーズには到底及ばない

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    2022年07月01日
  • オクトーバー・リスト

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    「逆向きに語られる長編小説」「どんでん返しの衝撃度では、史上トップクラス」と言われる本書。そうなんです!まるで、ジェットコースターが後ろ向きに走っているかのようなストーリー仕立て。構成に頭がついて行かない!ラスト2章の超ド級のどんでん返し。まさに、ジェットコースター宙返り。お試しあれ。

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    2022年06月05日
  • オクトーバー・リスト

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    ネタバレ

    面白かったが、ちょっと期待し過ぎてしまった。か弱い女性と思った主人公が実は正反対という設定は、「その女アレックス」を思い出した。また、過去に遡っていくという展開は映画「メメント」を思い出した。。。あとがきを、読んだ。というか前書きか。やはりメメントに言及していた。確かに「特異」で技術的にすごい作品かもしれない。でも私には分かりにくく感情移入できなかった。各章の何時、何時間前というのは分かりにくい。写真もわかりにくかった。残念。

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    2022年06月04日
  • オクトーバー・リスト

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    時間逆行ミステリ。第36章から始まり、次に35章(36章の40分前)、34章(35章の1時間50分前)と、少しずつ時間をさかのぼって事件が描写されるという変な形式です。逆行形式でも何とか話について行けたのは「逆さになってもディーヴァー」というか、書き方の巧みさなのかな、とは思いましたが、でも正直第4章くらいまではイマイチだったかも。登場人物のひとりが「俳優に似ている」と言われており、何となくブラピを想像してたら全然違った!(笑)

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    2022年05月01日
  • オクトーバー・リスト

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    はじめはよく分からず、終わりはどうなるのかと思ったけど。さすがでした。時間あれば、もう一度読み返したい。

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    2022年04月30日
  • オクトーバー・リスト

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    ネタバレ

    2022.2 うーん 確かに大ドンデン返しなんだけれど、緻密なディーヴァにしては大雑把で、ドキドキ感もない話でした。
    ストーリーが逆行するので読むのも苦労するし。翻訳も今ひとつ。

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    2022年02月18日
  • 青い虚空

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    ネタバレ

    頼む囚人天才ハッカーあいつを捕まえて!小説。


    モヤポイント
    逃げた厚化粧の女の行方
    ワイアットさんの共感できない異常な愛情
    出会って3秒でハッキング
    内部犯を疑わない無能警察
    ショーンのショーンたいショーンもな

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    2021年05月03日