土屋晃のレビュー一覧

  • 青い虚空

    Posted by ブクログ

    同様のテーマの著作は多数あるが、
    すごいな。
    コンピュータマニア
    ネットワークのハッキング
    (現実はこれを超えたか)

    0
    2019年08月17日
  • 追撃の森

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    何の根拠もないが確信があった。

    遺体を発見した女性保安官補が、犯人たちに追われ森に逃げる。
    犠牲者の友人の女性とともに。
    逃げる女性二人に追う男性二人。
    だまし、だまされて、だまされずに、だまされたふりをして。

    でも、保安官補と逃げていた女性が、
    本人の言っている人物でないことは明らかだった。
    だてに、この作者の作品を読んで来ている訳ではない。
    ただの嘘つきではなく、悪い人だと確信していた。

    追っていた男の最期があっけなくて残念だった。

    0
    2019年07月22日
  • 青い虚空

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    面白いはず、と絶対的な作者への信頼感がありながらも、
    ハッカーの世界を扱ったこの作品は、かなり途中が苦しかった。
    「一般人」の身としては、
    コンピューターの話がどこで重要な要因となるかわからず、
    わからない言葉に必死で食らいつかざるを得なかった。
    もちろん素人にもわかるようにはしてあるのだが。

    さらに言わせてもらえば、
    偏見なのだとわかっていても、
    一流のハッカーがお芝居が上手というのはしっくりこないし、
    主人公の元妻の新しい恋人が「恋人」ではないのは、ばればれ。

    いや、面白かったんだけれど。

    0
    2019年06月28日
  • 悪魔の涙

    Posted by ブクログ

    リンカーン・ライムシリーズと同じ作者だったので。

    もうどの作品だったか分からないが、
    リンカーン・ライムシリーズに搭乗していた文書分析官が主人公。
    かつてFBI捜査官だったが、今は民間の調査しかしていない。
    それは別に良いのだが、退職の理由は娘と息子。

    どうも子供が出てくるのはだめだ。
    犯人に狙われるのではないか、
    誘拐されたりするのではないか、
    この作品でいえば、離婚した妻に親権をとられてしまうのではないか、と
    そちらの方が気になってしまう。

    ワシントンDC市長に市民の身代金を要求する連続殺人犯。
    最後まで気を抜けないのはいつものことだが、
    もうひとりの子供、
    父親を殺されたのにその殺

    0
    2019年06月16日
  • 粒子エネルギー兵器を破壊せよ(上)

    Posted by ブクログ

    カートオースティンの活躍の巻だが、今回はダークピットも結構登場するのでちょっと楽しみ。 まあ、カッスラーの定番。 ピットがえらくなりすぎたので、今一番の油に乗ったかつてのピット役がカートですね。

    0
    2019年05月31日
  • 追撃の森

    Posted by ブクログ

    殺し屋vs保安官補の手に汗握る一夜の対決

    ノンシリーズであるが、登場人物の設定がしっかりしているので物語にグイグイ引き込まれる。一晩の出来事を追う側、追われる側と視点を巧みに変えて、緊張感が途切れることなく描く手腕はさすが。ディーヴァーならではのどんでん返しもしっかり用意されていて期待を裏切らない。しかもノンシリーズだからのこその意外な展開!?殺し屋好きとしては、プロフェッショナルで粋なハートの活躍がもっと見たかった!

    0
    2019年01月09日
  • ジョイランド

    Posted by ブクログ

    「ジョイランド」
    これは青春小説。


    スティーブン・キングと言えばホラーと思っていましたが、本書はホラーだけではなくミステリーと青春の要素が合わさった作品である。ジョイランドに幽霊が出る、その幽霊は過去に殺された少女であり、まだ殺人犯がウロウロしている等、ホラーやミステリーのテイストもあるのだけれど、一番焦点が当てられるのは、主人公デヴィンの青春期の様に思える。


    作家志望で幸せな家庭(それも恋人ウェンディとの!)を夢見る大学生デヴィン・ジョーンズは、彼女との距離を縮められないない(そう。アレに辿り着かない)鬱屈を抱えながら、夏休みに遊園地「ジョイランド」でアルバイトを始める。ジョイランド

    0
    2018年09月04日
  • 大追跡(上)

    Posted by ブクログ

    銀行家の家に生まれた富豪の探偵 対
    銀行家として成功しているサイコパス

    金銭や地位ではなく
    スリルを求めている男二人の攻防

    約300ページで上下巻なのでするりと読める。
    時代が古いので、目撃証言や
    ネットに頼るような知識を持つことが捜査に大きな影響を与える。
    ドラマチック

    0
    2018年08月21日
  • 悪魔の涙

    Posted by ブクログ

    逆転につぐ逆転で最後まで読む手が止まらないサスペンス。ただ日本語訳が雑で少し読みにくいのが残念。リンカーンライムがゲスト出演。

    0
    2018年05月15日
  • 限界点 上

    Posted by ブクログ

    「リンカーン・ライム」シリーズが三人称の形で記述されているのに対して、この作品は一人称の形で記述されている。そこには主観が入った形で記述をされているので、少し違った趣がある。
    主人公たちの洞察力が優れており、本当にとっさにそこまで気が付くか?と疑問に思うところがあるのは同じかな。
    主人公は四肢麻痺ではないので、安楽椅子に座って思考をめぐらして解決に導くのではなく、自分から仕掛けて解決に導くところが一番の違いだと思う。

    0
    2018年04月30日
  • 限界点 下

    Posted by ブクログ

    ジェフリー・ディーヴァー『限界点 下』文春文庫。

    下巻。成る程そう来たかという展開もあるのだが、全体的にはやはり不発だった。帯にあるような『ディーヴァー流サスペンス これぞ真髄!』ということは無かった。リンカーン・ライム・シリーズの方が、絶対安定の面白さだし、ノンシリーズ作品では『悪魔の涙』と『青い虚空』の方が圧倒的に面白かった。

    0
    2018年02月19日
  • 限界点 上

    Posted by ブクログ

    ジェフリー・ディーヴァー『限界点 上』文春文庫。

    久し振りのノンシリーズ作品。凄腕の殺し屋ヘンリー・ラヴィングと警察官コルティの死闘が描かれる。上巻ではラヴィングとコルティの過去の因縁、今回、ラヴィングが狙う警察官ケスラーを警護するために奔走するコルティの姿が描かれるのだが、然程は面白くない。リンカーン・ライム・シリーズの印象が余りにも強過ぎるからなのか…

    因みにノンシリーズ作品では『悪魔の涙』と『青い虚空』が面白かった。

    0
    2018年02月19日
  • 獣たちの庭園

    Posted by ブクログ

    どんでん返しは、この作品でも健在ですね。

    途中まで、「あれ?普通のエスピオナージだな」と思っていたんですが、終盤、ジェフリー・ディーヴァーの本領発揮!(笑) どんでん返しが発動されました。いやぁ、そう来るんだ!と言う感じですね。

    暗殺のターゲットとなる人物は架空の存在だそうですが、この人物が主導するおぞましい計画は、その元ネタとなったものは有るそうです。ナチス怖いな。

    それにしても、ジェフリー・ディーヴァーのエスピオナージ。貴重な作品を見ました。リンカーン・ライムシリーズ、あるいは、キャサリン・ダンスシリーズと違い、新鮮で良かったです。

    0
    2017年09月18日
  • ジョイランド

    Posted by ブクログ

    海辺、夏、遊園地、殺人、幽霊、超能力、失恋、友情、そして淡い恋。甘くてほろ苦い青春小説と、ミステリとホラーの融合。キングの幅広さにはいつも驚かされる。そして相変わらずのハズレなさ。

    0
    2017年09月14日
  • 大追跡(下)

    Posted by ブクログ

    一度は追い詰めたように見えた犯人に逃げられ、再度追い詰め、後半も二転三転するストーリーに目が離せず、最後まで楽しめた。続編「大破壊」も、旅行などでまとまった時間が取れる際に手に取りたい。

    0
    2017年09月09日
  • 大追跡(上)

    Posted by ブクログ

    20世紀初頭を舞台にした探偵劇。テンポよくストーリーが展開し、飽きることなく楽しめた。昔ならではのまだまだ人の知性が事件の解決可否に大きな影響を与えている時代であり、当時のアメリカの風俗事象も興味深かった。

    0
    2017年09月09日
  • 悪魔の涙

    Posted by ブクログ

    古本屋で見つけて購入
    これはシリーズ化は難しそうですが
    この話と登場人物達は好き。
    馴染みのない英語の筆跡の話も
    出てきますが、気にならずに読めた。

    ただ一つの心残りは、これとキャサリンダンスのスリーピング・ドールの後に読んだ為、若干犯人の予想がついたこと。
    読む順番って大事

    0
    2017年08月12日
  • 青い虚空

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    リンカーン・ライム、キャサリン・ダンス以外の作品。

    リンカーン・ライムシリーズ、キャサリン・ダンスシリーズともに、途中のどんでん返しが激しいジェフリー・ディーヴァーですが、この作品は、それらに輪をかけて、激しいどんでん返しが起きます。

    って言うか、ミステリーだとすれば、おきて破りの主人公?殺害が起きていたりします。そういう意味では、彼は主人公ではないと言う事なんでしょうけどね。それでも、ちょっとビックリと言うか、ひどいな(苦笑)

    でも、冷静に考えてみると、犯罪者と刑事が協力して事件解決にあたるという作品は、数多あるわけで、これもその一つと言う事になるわけですが、読んでいる最中は、どんでん

    0
    2017年07月24日
  • 大破壊(下)

    Posted by ブクログ

    ベルと壊し屋の駆け引きのようなものに、手に汗を握りながらどんどん読み進めていけました。
    ボリュームはありますが、最後の攻防もまで目が離せません。

    0
    2017年06月26日
  • ジョイランド

    Posted by ブクログ

    これはミステリーなのか、青春モノなのか。
    21歳の夏に『ぼく』は失恋を経験し、ジョイランドでのバイトを通じて人助けを経験し、初体験を経験し、連続殺人犯に殺されそうになったり、様々な経験をする。
    ぼくが経験する全てが瑞々しく、自分がその年代だった頃に投影して、こういう感じわかるなぁと切なくなります。
    ジャンルとしては、青春ミステリーってことになるのかな。映像化してもヒットしそう。オススメです。

    0
    2016年12月19日