【感想・ネタバレ】大追跡(上)のレビュー

あらすじ

巨匠クライブ・カッスラー、最後の単独執筆長編!
20世紀初頭を舞台に、当時の最新メカ総登場で、全米を股にかけた追跡劇がはじまる。

探偵 アイザック・ベル、最強最悪の強盗殺人犯に挑む!

20世紀初頭のアメリカ。西部一帯の銀行で、冷酷無比な強盗殺人事件が頻発していた。犯人につながる証拠はない。政府の要請を受けた“ヴァン・ドーン探偵社”は、通称“強盗処刑人”の逮捕にエースのアイザック・ベルを差し向けた。捜査を開始して早々、ベルのもとに正体不明の美女が現われ、ソルトレイクシティではまたもや銀行が襲われる。捜査は難航した。しかし、ベルは同僚とともに新しく手に入れたわずかな証拠から犯人の拠点をサンフランシスコと断定。犯人を罠に掛けるべく新聞に偽の情報を流すのだが―。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

文句無しの痛快冒険小説。連続強盗殺人犯に探偵アイザック・ベルが挑む。探偵が探偵らしい時代、20世紀初頭という時代設定が素晴らしい。アイザック・ベルの魅力的なヒーロー像、強盗犯の逃亡の手口に唸らされる。まるで扶桑社ミステリーが元気な頃を彷彿させるような傑作。昔は扶桑社ミステリーは頑張っていたよな。毎月、海外の良質ミステリー、冒険小説を世に送り出してくれた。これを機会に完全復活してくれ、扶桑社ミステリーよ(#^.^#)

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2012年06月19日

Posted by ブクログ

銀行家の家に生まれた富豪の探偵 対
銀行家として成功しているサイコパス

金銭や地位ではなく
スリルを求めている男二人の攻防

約300ページで上下巻なのでするりと読める。
時代が古いので、目撃証言や
ネットに頼るような知識を持つことが捜査に大きな影響を与える。
ドラマチック

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2018年08月21日

Posted by ブクログ

20世紀初頭を舞台にした探偵劇。テンポよくストーリーが展開し、飽きることなく楽しめた。昔ならではのまだまだ人の知性が事件の解決可否に大きな影響を与えている時代であり、当時のアメリカの風俗事象も興味深かった。

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2017年09月09日

Posted by ブクログ

アイザック・ベルもシリーズ化されているのですね。久々のカッスラー先生でしたが、楽しく読ませてきただきました。

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2016年01月03日

Posted by ブクログ

ふるき良き時代の西部劇の様な冒険活劇。それが故に話が非常に単純で、何故に主人公が追った途端に犯人があっけなく見つかるかとか、何故に必要も無い筈なのに、わざわざ墓穴を掘るような犯人の妹とか、あまりに足がつきやすい殺し屋とか、こういう展開は現代のミステリーではありえないはずだが、古き良き時代で狭い世界という解釈で臨んだ方が良い。新鮮なのは犯人の造形で、古き良き時代の悪役ではない富豪の犯人というのは目新しい。スリルにおぼれる犯人と、利益最優先の妹との間の確執とかが、後編に繋がるか?

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2012年06月04日

シリーズ作品レビュー

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