【感想・ネタバレ】大追跡(下)のレビュー

あらすじ

探偵と強盗の決死の攻防戦「ベル、迫る。」自動車で、機関車で二〇世紀の序幕を駆け抜けろ!

罠とは知らない“強盗処刑人”は女装してベルたちが待ち受ける銀行に乗り込んできた。ベルは変装を見破るが、銃撃戦となり、犯人はベルの脚を撃ち逃走する。しかしこのとき、ベルは“強盗処刑人”の正体を確信した。そして、殺人に取り憑かれた犯人は、また銀行を襲うにちがいない―。犯人はあらゆる知略をもちいて犯罪を企て逃亡を図り、ベルは最新のテクノロジーと不屈の闘志で追い詰める。20世紀初頭の西部を舞台に、息詰まる大追跡劇が始まる!冒険小説の大家が放つ、“アイザック・ベル”シリーズ第1弾。

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Posted by ブクログ

探偵アイザック・ベルが連続強盗殺人犯を追い、アメリカ大陸を疾走する大冒険活劇。まるで映画のキャッチのようだが、これだけストレートな冒険小説は久しぶり。まるでインディ・ジョーンズの映画を見るかのような大活劇に大コーフン。まさに大追跡。ストーリーは単純だが、素直に楽しめた。これがアイザック・ベルシリーズの初作ということで、次作も非常に楽しみだ。やってくれるぜ、扶桑社ミステリー(#^.^#)

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2012年06月19日

Posted by ブクログ

一度は追い詰めたように見えた犯人に逃げられ、再度追い詰め、後半も二転三転するストーリーに目が離せず、最後まで楽しめた。続編「大破壊」も、旅行などでまとまった時間が取れる際に手に取りたい。

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2017年09月09日

Posted by ブクログ

殆んど病気の域に達している犯罪者が病気であるが故に罠に掛けられても懲りずに再犯するのだが、物語としては車と蒸気機関車の競争という結末で証拠も無くつかまえてしまってから、法廷闘争かと思いきや、まさかの地震。ここで又、今度は蒸気機関車同士の競争となるので、確かにタイトルの大追跡に偽りなし。追跡するというのがテーマであるのであれば、これはこれで在り。前巻でも臭わせていたが、主人公側に心ならずもひかれる女という、良くある勧善懲悪もののお約束通りという展開で、妹の造反と葛藤で幕を引くという話は読め過ぎた感があるが、この時代の話であれば在りでしょう。

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2012年06月06日

シリーズ作品レビュー

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