滝口悠生のレビュー一覧

  • 茄子の輝き

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    ネタバレ

    「花束みたいな恋をした」でこれを読み終えた絹が息を吐くシーンが印象的で気になってて読んでみた
    人の記憶ってどこまでも勝手で曖昧。
    頭の中の独り言って同じところを何回もくるくるするよね。
    共感できる部分もあり、ちょっとそれは気持ち悪いなという部分もあり。

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    2021年08月03日
  • 茄子の輝き

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    妄想男の独り言を文字起こし
    ささいな仕事のモチベーションは微笑ましい
    社会の歯車となる だれかの生活をまわす

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    2021年07月03日
  • 茄子の輝き

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    ある一人のごく普通の成人男性の身の回りで起こる日常や移り変わる心情をを繊細で多様な表現で描いていた。

    過去を尊重しつつ、いまを大切に生きていこうと思いました。

    また些細な出来事であっても、思考し、なんらかの考えや意見を持つような習慣をつけようと思いました。


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    2021年06月02日
  • 茄子の輝き

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    ふとした日常の出来事やもので、蘇る過去のたわいもないエピソードは、無性に愛おしくもあり切なくもあると思う。
    思い出すことが年月と共に風化されてしまうのは、人生においての年齢や立場によって回避できないことかもしれない。いい意味でも、悪い意味でも。

    主人公の作ったアルバムは、いつか彼の手で捨てられる日がくるだろうか。


    作中の「夫婦の日々の記憶が、ふたりの時間、ふたりの過去、離れがたくあらしめる愛着のようなものを形成していく」という言い回しが素敵だった。

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    2021年05月05日
  • 茄子の輝き

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    風景や匂いや感触、それらと記憶が結びついていて、けれども、それが確かなものなのかどうかは分からない。今から見た過去と未来から見た過去は同じものではない。作中何度も同じことを振り返るが、その時々によってすべて微妙に異なったものとして捉えられる。
    記憶、過去、それが今と未来に繋がってはいるが、複雑でどんな形をしているのか見えない。常に変化し続けているから掴むことができないのかもしれない。
    それぞれ短編からなる連作ですが、いやはや、一冊の本ともなると長すぎる。

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    2021年04月25日
  • 愛と人生

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    ネタバレ

    寅さんをこんな風に小説にするのか巧いなと思わされつつぐいぐい読んだけど、途中から私には難しくなってきた。純文学は苦手だ。けど他の二話も嫌いではなかった。

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    2020年05月16日
  • 掌篇歳時記 春夏

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    季節の生江を表す二十四節気七十二候のうち春から夏の十二の候を題にして、十二人の作家の掌編集。
    七十二候のとらえかたが様々で、面白い。

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    2019年10月02日
  • 掌篇歳時記 春夏

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    村田沙耶香さんがやっぱ面白かった。どうやったらこんな不思議で面白いこと思いつくんだろう。
    私は野生に返るといって家を出た姉と、女3人で暮らし人工授精で子どもを持とうとしている妹の話。ぽうという声。
    村田さんの作品が読めたので大満足です。

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    2019年05月29日
  • 掌篇歳時記 春夏

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    二十四節気、七十二候テーマの12作。
    日々の変化や季節の移ろいを表す、その言葉の意味の楽しさにはっとする瞬間。
    流されるままの同じ日々だと見誤っているわたしへの気づきになればいいな。

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    2019年05月21日
  • 掌篇歳時記 春夏

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    12人の作家さんが旧暦の七十二候をテーマに執筆した小説集。春夏編。
    気になる作家さんが書いているので読んでみたかったのです。それに12人! 豪華執筆陣。装丁も綺麗ね。季節を表す言葉、日々の生活で変化を感じたこと、素敵で、自分の生活も日々に流されるだけでなく、自然の声に目を向けたくなりました。それぞれ短いですが、作家さんの色が出ていて楽しめました…際立っていたのは村田沙耶香さん、好み的には前半の方。

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    2019年05月17日
  • ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス(新潮文庫)

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    芥川賞の嬉しいところは本が薄いこと。じゃなくて、芥川賞に関しては私が薄い本を選んでいるだけでしょか。本作は受賞作ではないけれど、選考会ではそこそこ推されていた模様。確かに芥川賞っぽい。『ボヘミアン・ラプソディ』を観てレイ・フォスターの「ジミヘンと働いたこともある俺様が」という台詞が頭に残っていなかったら、書店でこの本を手に取ることはなかったかもしれません。

    19歳、原付でちんたら走った東北の旅を振り返る。東日本大震災やアメリカ同時多発テロがいかにもという感じで絡められている小説は正直言って苦手ですが、本作はとてもさりげなく、でも読者の意識の内には残るような描写に好感。

    ちょうど誉田哲也の『

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    2019年02月22日
  • 愛と人生

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    メタ小説、ポストモダン小説。しかしながら、内容は近代文学的な情緒もの、家族ものである。
    なんと形容したら良いのだろうか。
    車寅次郎と渥美清は同一人物なのか。
    さくらと倍賞千恵子は??

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    2018年12月31日
  • 寝相

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    妻と別居生活を送ることになり実家へ身を寄せる「私」。
    近所に住む同級生の今、その子供との関わりを書いた『わたしの小春日和』は、
    「間」が感じられ、ゆっくり進む日常が心地よかった。
    『楽器』は、頭で考えず何かを感じ取る物語なのかな。難しかった。
    表題作『寝相』大病を患い、孫娘・なつめの家に身を寄せることになった竹春。
    二人の何気ない日常が書かれている。
    色々なことがわからなくなってきた祖父の背中を流すなつめは
    〈竹春の忘れてしまった色や音は、すべて背中に残っているように思われた〉
    気持ちがあたたかくなる優しい話だった。

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    2016年07月20日
  • 寝相

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    ネタバレ

    虹みたいに、最初黄色と思ってたものがいつのまにかピンクになり、なったと思うとブルーになってる。みたいな印象。そんで最初の色には戻らずに、変化したまま終わる。

    書いてること・・自分が今読んでるものを疑いながら読んでた。
    最初の話の終わりかたはまるで
    エヴァのラストシーンみたいでもあるし、
    ぐりとぐらが焼いたカステラをみんなで食べるシーンみたいでもあって、微笑ましい&ちょっと狂気でした。

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    2014年09月05日
  • 寝相

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    つかみどころがない中篇が3本.表題作は祖父・竹春と暮らし始めたなつめの話しで始まるが、竹春の若い時代の遍歴が語られる.最後の場面で全世代の皆が集い宴会が始まるが、よく意味がつかめない.題目は竹春となつめの寐る時の姿勢がよく似ていることから取ったようだ.「わたしの小春日和」は職を失った南行夫が実家に帰って、同級生らと付き合う話しだが、安西加代子が中心となっている.息子の洋平が奇妙な行動をする場面があり、元教師の坂口と加代子が劇団を立ち上げる所で話が終わるが、これもよく分からない内容だ.さらに「楽器」では私、谷島、塔子、きよ子が池探しをするが見つからず、山羊の公園や赤い東屋、廃車の森に出くわす.久

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    2014年08月01日
  • 寝相

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    放蕩の末に最後の日々を過ごす老人と、その孫娘の静かな同居生活を描いた表題作をはじめ、奇妙な美しさを放つ庭の情景が男女4人の視点から鮮明に浮かび上がる「楽器」など、全3編を収録した作品集。『新潮』掲載を単行本化。

    と抄録にはあるけれど、こんな話だったっけ?と思う。
    もう一つの「わたしの小春日和」が一番わかりやすかった。
    全て誰が主人公で誰で話が終わるのか予想しにくかった。

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    2014年04月14日