草間さかえのレビュー一覧
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近未来が舞台。監視業務についている警察官の攻めが被疑者の受けを監視しているうちに知り合って惹かれてしまう話。
業務上仕方ないけど、小型カメラで想い人の私生活を覗き見するシチュエーションには背徳感があってどきどきしました。攻めの名前を呼びながら受けがひとりでいたしてる様子までばっちり見てしまって、罪悪感抱きつつも興奮する攻めの描写よかったです!このシーン書きたくてこの設定持ってきたんじゃないかな?って思うくらい熱量を感じました…!
誰にも執着しなかった攻めがだんだん人間らしい感情をもつようになって温かい気持ちになりました。アクアリウムの描写が鮮やかで夜の空気を感じて綺麗。 -
Posted by ブクログ
総合評価:★4.0
久しぶりにジョシュ・ラニヨン先生の作品を読みたいと思い、殺しのアートシリーズのメンバーも登場すると噂のこちらの作品を読んでみました。
一冊完結ものですが、やっぱりラニヨン先生の紡ぐ物語は面白いですね。恋愛要素は少なめでしたが、その分、推理・サスペンス要素がしっかりしていたので読み応えもあり、かなり満足度高めの一冊でした。
因みに殺しのアートシリーズからはJ.Jとサムがちょい役で登場するのですが、この作品内のJ.Jは決して良い奴とは言えないですね。アダムを含め、ほぼ全員から嫌われているという(笑)
そしてサムですが、相変わらず存在感と威圧感があり過ぎて笑ってしまいました。サムはどこに行ってもサムなんだなぁ。(そしてそんな彼をメロメロにさせているジェイソンの凄さと魅力について改めて考えるという…笑)
アダムは優秀だし、勘も鋭いのでサムの班に加わってほしいなと思っていたのですが、あの終わり方から察するに、もしかしなくてもアダムは仕事よりも恋愛を選んだって事なのかな。
まぁ、そういう生き方もアリだと思うし、本人がそれで後悔しないならそれでもいいけど、個人的にはアダムはそういう生き方を選んでほしくなかったなぁ…。
ていうか、ロブもロブで、彼は確かに優しいし魅力的な男性だけど、田舎に染まり過ぎて私情に走りがちな印象があって、プロ意識に欠けるというか、警官としてそれはどうなの?と、思う所が何度かあったので、個人的にはあまり好感が抱けなかったんですよね。
これでロブが最後、遠距離恋愛を受け入れてアダムの仕事を応援する立場でいてくれたら好感度爆上がりだったんですけどね…。
アダムとロブ、お付き合いを始めたとして果たして上手くいくのでしょうか…。続編がないので二人の未来についてはラニヨン先生のみぞ知る、って感じですかね(笑) -
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とても生真面目な裁判所事務官と隣人のお話、その同僚事務官を実弟の如く可愛がる書記官と一目惚れしちゃったんだろう刑事のお話、外国が舞台の絵を描くことが共通している立場の違う二人のお話。
どの登場人物もかわいい人だったな。
表題作に存在のみ登場する、実の兄に恋をして、完全に近い身辺整理をしたのに想いを告げるメモをゴミ箱に遺して自らの命を絶った里村書記官実弟サイドのお話を読んでみたいです。
知られたくなかったのに、知ってほしかった想い… しんどいなぁ…
それをとっさに隠した結城はその想いを背負って生きていかなきゃだ、と思う。
アレはどちらを想っての行為だったのか。
苦しい想いを抱えて亡くなったお仲間な弟を?
そんなことは知らないのだろう兄を?
どちらにせよ、頑張れ、結城。
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ネタバレ表紙からもしや新たな男が出てくる?三角関係?と当たりをつけながら読んでいきましたが、それどころじゃなかった!
あまりにも突然すぎる急展開に衝撃。
自身が同性愛者であることを認められないリオーダンがアドリアンへの愛との狭間で葛藤しているのは伝わっていたけど、それ程だったのかと。でも自分を偽ってでも生きようとする様は凄くリアルだなと思いました。家族からの目、社会や自分が属する集団からの目…多様なセクシュアリティが今ほど認められてない時代だと尚更。ただやっぱり不誠実すぎる!ガイという新しい恋の相手も現れる中でこれからどうなるのか予想がつきません。
オカルトや悪魔崇拝といった分野の事件も面白かった。単に猟奇的犯罪として扱うのではなくサタニズム信仰の側面も描いていて、やや難解な解説が本格ミステリっぽくて良い。
三浦しをんさんの解説は、読者の気持ちを丁寧に言語化されていて必見です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・元FBI捜査官×元宝石泥棒
・警部×FBI捜査官
・アドリアンシリーズ続編
3本仕立て。
アドリアンシリーズ目当てだったけど思いの外短編2作が面白く、続編(両カップルの幸せな蜜月)が読みたくなる作品。
・ジェイク×アドリアン
好んで読まないリバ展開があまりにも突然で困惑したけど、性描写が上手くて不快なく読めました。こうやってジェイクがアドリアンを受け入れるのも愛情の現れなんだろうな…。
ジェイクが色々な柵を失ったことで隠す必要がなくなったのか、アドリアンへの素直な愛と愛情深さが言動から感じられ嬉しくもあり。
1巻から続くジェイクの頑なな言動・恋のスパイスとしては一癖ある展開にこの2人本当に幸せになれるの?とずっとヤキモキしていたけど、本作のラストにようやくホッとしました。